ボクの心をずっと鎖で繋いでいて
寂しさで狂ってしまったこの心を
貴女の心を救う振りをして
貴女の心を黒で塗りつぶしてしまう前に
貴女の優しさを利用して
貴女を鎖で縛り付け ....
「メリーゴーラウンド」 7
距離
星には決して手がとどかないって
知ったのはいつだっただろう
夜空のした
はじめて自分で立って見あげたあの ....
何食べたいって聞かれたときに便利だから
嫌いな食べ物を探しておこう
「おなかいっぱい、食べてきたから」
の返事はもう使いすぎたから
「○○以外ならなんでもいい」
って答えよう
食べるものな ....
闇を 握りしめていた手を
指いっぽんいっぽん
こじあけて
ひかりに さらしてみると
やはり そこには
闇という程のものはなく
ただの てのひらが
あるばか ....
そうですね
風は ただの風です
誰の声も
運んできたりしません
ここにあるのは
なにもかも
ただの全て です
ひかりも 雨も 空も
単なる不在を
....
長い文章はきらい
長い文章は読みきっただけで満足感を与えるから。
暑い、暑い、
なんて、こめかみの汗おとすまいと
あぁ、いつのまにプラットフォームに
フレンチキッスな君たち
オレンジ色の轟音に
掻き消されてゆく
この瞬間を一度だけリピート
開襟 ....
あの信号を左折
じゃなくてまっすぐ
山に向かって
「海へ行くぞ」
三人道連れに
「マッテテネ」のおっぱいチラシを右に
「これは海?」
「これは川」
大きな橋を渡っ ....
砂糖まみれのドーナツは夢の中で真っ二つ
綺麗な三つ編みがふちを残して焼け落ちた
だからあなたは笑ったの
求める事を忘れたらあたしはどこへ
欲望にまみれた両手では そんな答えでる ....
消しゴムを使ったら、
どんなことを書いても消せるのに。
僕たちの間違った行動は、
消えることがない。
あぁ。このように過去さえ消してしまう、
消しゴムがほしいな。
僕たちが分かれたのも ....
もし、今までの記憶がすべてなくなってしまったら・・・
もし、大切な人さえわからなくなったら、
僕たちはどうなるんだろうね。
きっと、僕たちはもう一度出会うんだろうか。
僕は、今 ....
君が消えてしまっても、僕は君の事をずっと忘れられなかった。
君は死んでいるのに・・・
僕は君の死を理解できなかった。
いや・・・理解しようとしなかった。
君が・・・いなくなっても・・・ま ....
我々、日本人も野蛮人
バンバンジー食らいバンジージャンプ
夜は気取ってワインの馬鹿
ほら、言わんこっちゃない
悪酔いして翌日も二日酔い
よいしょよいしょの窓際族
やっぱり屋上からのバン ....
納豆をかき混ぜながらきみは
深夜まで見続けた同じ映像に目が釘付けで
醤油とって、と差し出す手に
マヨネーズを渡したとしても
きっと気づかないことでしょう
ときおり
あっ、とか
....
寝ない食べない生活は
神経が研ぎ澄まされて
時計の針の音さえ
教会の鐘の音みたいに
俺の耳に響く
お前の作ってくれたものだから
好き嫌いの多い俺も
食べら ....
飛行機雲がまっすぐに
午後6時の空を割っていく
交差点の中でタクシーが描く弧は
水面を飛ぶ魚の
スローモーションに少し似ている
もうすぐあなたもわたしも
ひとりぼっち
この広 ....
木漏れ日の落ちた
静かな川の流れに
映してみる
日々の暮らし
己の姿
こころ
清らかな水面に
とうてい映しきれない
複雑模様
....
踏みしめるたび
声の断片が舞い上がる
まだ若い木々の丘
蘭が緑を喰む丘で
命は光を喰んでいる
息は涙を喰んでいる
光はゆっくりと坂を下り
上りゆく雲とすれちがう
丘 ....
やせたいからタバコを吸うのよ。
きれいになってシアワセをね、
手にイレルノ。
どくを喰らって、
病気になっても
シアワセになれるなら
....
何を書こう
何を書くの
うまく伝える言葉を僕は知らない
それでも
確かに
この気持ちを君に伝えなくては
あぁ、神様
今まで幾度となく
願いを告げてきたけれど
今度こそ ....
忘れないからと呟いたことも
いつのまにか忘れてしまう
そんな些細なことが毎日あること
やさしさも
伝えたい言葉も
たったひとつの出会いがくれたもの
耳を澄まそう 心に
思 ....
わかりきった明日に怯える方が
俺にとっては楽なのかも知れない
何時来るとも知れない
俺達の終わりに怯えるよりも。
独りで眠る夜に寝返りを繰り返すのは
俺にとっては苦になりはしない
お前 ....
よぅ 兄弟
元気にやってるか?
元祖悪ふざけ野郎
超失礼な野郎共のお通りさ!
よぅ 兄弟
Brosなんて聞き慣れない言葉は使わないぜ
何故かって そりゃ聞くまでもねぇだろう
俺もお前 ....
おれが人間味を失いはじめる
二日月の一日
おれは昼行性のホモ・サピエンスらしく
眠ろうと試みている
もうすぐ明け方になるらしい
九月なかば
エアコンのない部屋は
こんな時間にもまだま ....
僕がほんの少し目をはなした
その隙に
君はまた万引きしてるし
暑い午後
いったいどんな手口なのか
それは知らんが
普段はずいぶん平凡な娘で
トロいくせに
バナナ
分度 ....
お馬はみんなぱっかぱっか走る
って唄うだけでしあわせなんだなこれが
僕らはみんなかっつかっつ歩く
って唄っても楽しくないんだなこれが
どうしてなーのかー
なんて考えちゃったら
ます ....
旅から帰った
旅人が地図を捨てて
旅を始めた
絵を描き終えた
絵描きが筆を捨てて
絵を書き始めた
街に月が光り
詩に声が響く
そろそろ失礼と
夏は暮れ ....
せいかつ なのですから
やっぱり ねこがいなくちゃ と
おもいます
ふわふわで
にゃあとなく ねこです
しらんぷりしてるくせに
なんか いっしょにいる ねこです
....
i
どこにでも空はある
この手元の
ガラス瓶のなかにも
耳を近づけると
かすかな雲雀の声が聞こえた
(sky in the bottle)
ii
....
人は賢いから ウォークマンを家に忘れても
好きな歌を口ずさんで自分を励ますことができる
人は賢いから 歌を口ずさんじゃいけない場所でも
頭の中で好きなフレーズを飽きるまで繰り返すことができる
....
5918 5919 5920 5921 5922 5923 5924 5925 5926 5927 5928 5929 5930 5931 5932 5933 5934 5935 5936 5937 5938 5939 5940 5941 5942 5943 5944 5945 5946 5947 5948 5949 5950 5951 5952 5953 5954 5955 5956 5957 5958
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