朝日は好きだ
高くなった青空 地平を崩す山々に陽が覗く
朝日は好きだ
肌が寒風を感じる中に 暖かい光が差す
朝日は好きだ
始まるという気がするからだ



夕日はキライだ
終る気が ....
電車に乗ってるやつらの膝を砕き週刊プレイボーイの中吊り広告を見て勃起する
終電前の電車だ
吊り革の円がほんとに丸くて
消費者金融の広告の女のくどいほどの笑顔とホームの青葱まじりの大量のゲロ
役 ....
曲がり角を曲がると
君がいた
僕は驚いて振り返り
逃げ出そうとするが手遅れ
椅子に座った君がいる
こんな道のど真ん中に
僕は舌打ちをし空を見上げると
電線にぶら下がってる君
わき道に目 ....
なにもかも 君にあげる

沈んで行く夕日
金色の時間をあげる

ふと見上げる青空
銀色の光をあげる

お祭りの夜
祭囃子の笛の音

海と一緒に箱に詰めた
宝物の貝殻たち

 ....
風に舞うゴミとじゃれた
逃げ惑うから必死に爪を立てて消えないように
けっして潰してしまわないように大切に
あたしの傍にはいなかったけれど
それでもよかった

狂ったようにそれだけ見ていられ ....
This is private

きみだけが判ってくれていた気がするけれど
それは錯覚だったかもしれない
きみはこんなところまで来なくていい
きみは温かい部屋で笑っているのが似合う  ....
やわらかいからくるしいのでしょう。目をつぶれば、しょぼしびれるまぶたの裏側にそれまで見つめていた画面の裏腹が白く白く皮膚をとおりぬけるかもしれないと思いきやひろがる想像上のパレードに身を包んでも目の奥 .... 小さな目
小さな手
枯れた指

伸びようとする背の
愛おしさに

震える腕で筆を持ち
涙の雫で絵の具を溶いた

土喰子らのみせる笑顔を
描き留めるただその為に


ああ
 ....
 



  なぜこだわるのだろう
  バスのなかからみるきょうのゆうやけ
  いつまでぼくは短歌的抒情にこだわるのだろう
  ゆうやけているぼくの人生
  あの色はなんという色だろう ....
口に含むたび
かみ切ってやろうと思うのに
かるく歯をたてることしかできない

こんな瞬間でさえも生殺与奪の権をにぎっているのは貴方なのだから

泣き出す寸前の子供みたいな顔で
貴方が嗚咽 ....
もう少ししたら
貴方はきっとねむってしまうから
ひとりで町に出ようと思う
あかるい黄色のみじかいワンピースを着て
下着はつけないで

雨の夜なら

私の足に
白い粘液が伝って落ちても ....
あなたの手のひれが
わたしの頬にふれる、

見ているだけでは
かからなかった暗示は  せつな
私を滑らせる

あなたの指紋は渦となり
巻かれた貝奥の私を
するりと抜きおと ....
      ■■■■■■■■■■■■■■■■■■
     ■箱とは、隠すための手段だ。箱とは■■
    ■、入るための手段だ。箱とは、入れ■こ■
   ■るための手段だ。箱とは、遮るため■の ....
手のなかの金魚がたどる路
響きのための階段を
宵宮の光が駆け上がる
かわいた飲みもの 食べものの跡
においはずっとたたずんでいる



街にやって来た映画の群れ
ひとつの方を ....
 ぐったりのびた豚の死体を担ぎ上げて
 好きな方角に向かって投げる
 車の後輪タイヤは空気が抜けてて
 地面にホイルがめり込む
 大切な約束をしたはずが
 赤 ....
しゃだんきがぼくらふたりをわかつ

あぁたいへんだ

だっせんじこになりかねない

だって

ぼくたちふたりのあいだには

でんしゃのはいるすきまなんてないんだから
水に映る光を

この手に入れたくて

焦がれても

焦がれても

風が吹けば消えてしまう



たとえば

空にかかる月に恋するように

不可能なこと

たくさん ....
枝で割れ
高くてたまらない空から降る日の光と共に
枝で割れ、枝から漏れ
枝で割れ枝から漏れる紅い朽ち葉は
可愛い可愛いと思った者への
女の、口付けの跡の
剥離、
塵、

 ....
かさむ 夜のしおり
長く 読み続けた 香りに

ぽとり と落ちた
蜃気楼

恵みの火
溶けない爪のくず

明日というものが
あるらしい

たたむ手を
寄り添わせないよ ....
 

  潅木の茂みから飛び立つ鳥たち
  夜明けはちかいか
  失速している改悛の闇から
  流れ出る泉の清らかさ
  海岸線ははるかかなたの松林のむこう
  潮騒も聞こえない
   ....
元気良く手を振り
遠ざかる後ろ姿

もうこれが最後かも知れない

ただ
何となくそう思ったんだ

楽しげなお喋り
時折振り返り

言いようもなく

空っぽの心を満たそうと
 ....
服を脱げ皮を剥げ

筋肉と脂肪を取り除け

骨を砕き血管を剥ぎ取れ

心臓の鼓動も止めろ

目も鼻も口も切り取れ

そうして最後に頭蓋を開けろ

  自分はどこにいった
空高く飛翔する鳥に
安寧の夢を重ね
欲望の地べたに囚われている
あれですか?
あれです。あれです。あれです。

悪ものですか?
東京では悪ものです。

千円があります。ごひゃく円
で何が買えますか?ごひゃく円で
何を買いますか?

500円 ....
今日も僕は笑ってる
昨日と同じような風の中で
皆の声が僕に届くまで
とりあえず今は行き続けよう

心臓の奥の虚臓が疼く
早くあの子を犯せ!
だからもっとかっこいい音で鳴らせ!
俺の好き ....
三日月が満ちてゆくのは

あなたの明日を笑顔で照らすため

満月はやがて欠けてゆくけれど

変わらないこともあるよ

つまらないことさえ首を振ってしまうけれど

あなたの笑顔をただ ....
3丁目の煙草屋の
3軒隣に住んでいる
3人の悪魔に魂を売ると
素敵なワルツを
3曲ばかり
ご指導願えるそうだ
そんな話を聞いたので
僕は喜び勇んで行ってきた
ところが どうだい
教え ....
イライザ・ダルムー女史が
口角泡をとばして
答弁するには
その男には確かに翼があって
足は馬の蹄で
胸毛がやけにすごかった
ということだ
でも僕は信じない
自分を売り込むのに一番便利な ....
一匹の虎縞の雄猫が
防波堤の上で
香箱を作っている
そんなところで寝ていてはいけない 猫君
猫らしからぬし
寒かろうし
それに何より
魚に食われたとあっては
猫の沽券に関わるだろう
 ....
その中に落とされたとき
から
ぼくは羽につつまれていた
するするとした感触のそれの
色を知ることもなく
カタチを知ることもなく
いつも
その中でまるくなって
ねむった


何万回 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
日の出入り白峰=黒都104/10/18 23:12
ハズバンドの処刑カンチェルス...5*04/10/18 22:14
告白本木はじめ404/10/18 22:04
もういちどこむ0*04/10/18 21:50
捨てないでchi-ha004/10/18 20:59
プライヴェート・エンド佐々宝砂5*04/10/18 20:57
スクランブル/こどものnm6904/10/18 20:46
土喰子斗宿2*04/10/18 19:50
ゆうやけ天野茂典304/10/18 18:09
夜の笛[group]佐々宝砂304/10/18 17:15
雨の夜なら[group]504/10/18 17:14
うみほおづきつきのいし.1704/10/18 17:00
ブラックボックスピッピ1404/10/18 16:26
路地の歌木立 悟604/10/18 16:11
視覚神経[group]カンチェルス...4*04/10/18 16:06
きょうかいせん桜 葉一104/10/18 15:42
「 あこがれ 」椎名3*04/10/18 15:12
剥離過程[group]A道化404/10/18 11:05
消して砂木13*04/10/18 7:24
野鳥天野茂典204/10/18 5:00
置いてきぼり谷川美嶺004/10/18 3:23
腐爛Tシャツ304/10/18 1:45
畢生204/10/18 1:35
あれですか?金バ004/10/18 1:15
何かが僕に語りかけてくるんだメミ104/10/18 1:15
満ちてゆく・・・Wish004/10/18 0:33
3月33日に鏡文字9*04/10/18 0:26
証言204/10/18 0:21
小さな港104/10/18 0:18
ブラックボックス望月 ゆき2*04/10/17 23:48

Home 戻る 最新へ 次へ
5890 5891 5892 5893 5894 5895 5896 5897 5898 5899 5900 5901 5902 5903 5904 5905 5906 5907 5908 5909 5910 5911 5912 5913 5914 5915 5916 5917 5918 5919 5920 5921 5922 5923 5924 5925 5926 5927 5928 5929 5930 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.43sec.