季節が変わる

気づかないくらいにひっそりと

空が色を変え

風が匂いを変え

木々が葉を散らし始める



わたしたちは

何を見ているのだろう

雨が降り

 ....
いつもムキになるのは親のこと
ことあるたびにぶつかって
「なんでこんなに思い通りにならんのやろ?」
会うたび些細な言葉に過剰反応して
「いつまでこんなこと言われるんやろ?」

遊ぶことなら ....
火花バチバチ壮絶化学反応
お星様が見える・・・・
いや違う。
これは現実だ。
気が遠のいていくに任せていた自分の意識を現実へと引き戻す。
顔面鷲掴みの状態で彼の指の隙間から覗くのは、荒く肩で ....
胎陽の降らせedサンセットの跡の後、不要なノアとの浮遊
滲み出す羊水、ダーツの用には胎陽の胚をとオットーの鼻
「さあ、とうくまで」talkのcakeのスポンジと王子の雲乗り
苦悶タージュに陽精の ....

白く華奢な腕を振り
裸足で駆ける可憐な少女
誰かに似ている少女の笑顔
いつかどこかの夢の話 


電話のベルで目覚めた朝
寝ぼけ眼に受話器を取る
電話の男は慌てて言う
「素足 ....
透明な言葉を{ルビ食=は}み
壊れかけた空を仰ぐ。


春の木洩れ陽
真夏の夕方
秋のそよかぜ
真冬の午后
一年は短くて遠い過去だ。
ピアノの音ももう聴こえない。
同じ春など来 ....
月が輝く森から

招待状が来た

俺は覚えがあるようなないようなだ

何の分も書いていない

夜が来て人が寝静まるころ

俺はなぜか

月の輝く森へ出かけた

見た感じは美 ....
俺は夜の空を漂流する

ただ風にのっているだけだ

怖くはないぜ

ただ悲しくなるだけだ

寂しくはないぜ

ただ色んなことを思い出すだけだ

夜の空は

俺の知っている夜 ....
 春も夏も秋も、わたしにとっては短かった。あれから一年が過ぎ、長い冬がまたやって来た。失業し、仕事を探している。
(しばらくは会社に行かなくてすむ)
 わたしの元へは戻ってこなかったものもあった。 ....
何処にも行かず、
ただ、じっと見る。

じっと見る。


じっと見る。


じっと見る。
「はい、次のひとー」
「こんにちわ」
「はい、今日はどうしましたか?」
「どうも最近ヒメギミみたいなんですが」
「ああ、あなたくらいの年齢だとね、よくありますね、ほんと」
「そうなん ....
みんながそうだからって、決めつけないで欲しい
例えば、君が今部屋でAVとか見ながらアタシとのセックスを思い出して
マスターベーションにふけっているのだとしたら
アタシもその光景を思い浮かべな ....
カバーを剥がすと
まっ白な箱で
一つのオブジェになりました
そうっとめくると
黒いものたちが積もってゆき
またまっ白な箱です
それだけでは覚束ないので
次から次へと剥いでゆきました
こ ....
 


  桜の花びらが痛い
  速度で
  桜吹雪のなかを私は走った
  青い湖を抜け
  アスファルトの細道を
  オフロードバイク
  のアクセル吹かし
  (鱶ではないが
 ....
尖天O:itを負う糸の振動 BellManの朝の一声の世界kaaaankaranと
伽蘭のトタンに降り真下、或る身に産む神託 アルミニウム運命局
より鋭角な御子の宣紙の散布 0時のchild-Aに ....
a)

足りない
右の手


本は昨日から
ゆっくりと
閉じられた
まま


b)

たくさんの階段や
もっとたくさんの
階段
のぼる足音や
もっとのぼ ....
からみあう木の根をくぐり
風のない海に出る
陸のほうへ 陸のほうへ
風は高く飛んでゆく
砂には浪が残される
浪のにおい 浪の色
浪のかたちが残される



雲は深く降りて ....
夜があんまり深いので

きつい言葉を投げつける

「もうあわない。さようなら」

送ったそばから携帯が

手からも目からも離れない

きっと君は泣きながら

許しを請 ....
とてもちいさな結界を見つけた
馬もなく おはようも言えず
鉄クズでバースデー
毎度、夢見間で見たことを
君は歌っているんだね
ふざけていたのはきみのせいじゃあないよ
ふざけているのもきみの ....
洗顔フォームで歯磨きして
口の中になんともいえない
厭な後味をさせながら

道を歩いていたはずなのに
道はなくなっていた
落ちたと思ったのに
光に包まれて空にいた

でも
やっぱり ....
黄昏砂浜
半分埋もれた懐中時計は
壊れて逆回転をします
長針の影が伸びてきて
足元までは届かないまま
夜に溶けていきます

思い出と名のつくものは
一歩踏み出せば届きそうなところで
 ....
 


  海
  は
  あったが
  水
  は
  なかった
  隕石
  が
  宇宙
  から
  運んできてくれた
  水
  がなければ
  花も
   ....
 

  カーテンを開けると
  外はどんよりした薄明だ
  ぼくはきょう寝坊をしてしまった
  きのうは午前2時だったのに
  きょうは午前5時だった
  おなじように寝たのは零時半だ ....
いつも僕は書きたくもないことばかりをノートに書いているなぁ
人間は表現の自由!
大事なところはなんでも伏字で隠されてしまうなら
言いたいことも言えない
伝えたいことも伝わらないなら
早く立ち ....
恋愛HPが足りないの、きっと

あのコがあなたを誘ったって聞いて
私はあなたの写真を虫眼鏡で拡大して
「こんな顔だったかしら」


ああ、切なくなってきてしまう

切なくて、もう
 ....
あのひとの黒髪をみたことがない
彼女は髪の長いひと
はじめて手紙をくれたひと
姪っ子にリンゴ飴を買ってきてねと頼まれて
祭りの帰りに
「ちょっと待っててください」
と闇の中へと消えたひ ....
かえるが轢かれぺちゃんこ
ももちゃん 花がさいたよ
オットセイは向こうをむく

どこへ行くの
何を見てるの

どこかに必ずある

ご飯も食べるしうんこが出ればスッキリするし
キスも ....
数ある詩集を詠んで
それを真似て詩を書いた
詩人

辞書を調べながら
かっこいい言葉ばかりを並べた
詩人

落ちている言葉を
拾って繋げた
詩人

なにも綴らず
ただ心の ....
ベルトの上を流れてきた
斑模様の機械製品の
ねじがゆるむこともなく
大きな箱の中で分解して
飛び散ることを目的とした
たくさんの鋭利な欠片となり
向こうの平野に沈んでゆく様子

 ゆら ....
摂氏二十度の夜 眠れずに徒歩五分
自販機の前で飲み物を選びながら
サンダルの足下に生ぬるい感触を感じる

猫が一匹
オスの三毛猫 手の平サイズ
希少価値で動物学者に売れば
幾らかになるん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「 季節とともに 」椎名3*04/10/19 23:55
バケツ3850*04/10/19 23:11
疾走104/10/19 22:57
メルヘン六崎杏介204/10/19 22:37
素足のリフィル桜 葉一204/10/19 22:26
空を仰ぐ。有邑空玖1*04/10/19 22:21
☆173 サイボーグ・シジン貴水 水海004/10/19 21:01
☆172 ハヘン204/10/19 21:00
冬(「バード連作集4」)[group]光冨郁也8*04/10/19 20:57
じっと見る金バ104/10/19 20:31
ヒメギミ #01Monk9*04/10/19 20:25
創造しよう、二人でe R i1*04/10/19 19:46
マイ・ブックバンブーブン...104/10/19 18:31
疾走せよ!鱶天野茂典504/10/19 18:20
幼-A六崎杏介104/10/19 17:25
惜別たもつ1404/10/19 16:56
黄金の子 Ⅱ木立 悟304/10/19 14:19
ゆうぎポロリ104/10/19 13:24
示唆ウゲツ004/10/19 11:27
ちょっとだけとぶ?初代ドリンク...3*04/10/19 11:21
懐中時計[group]ワタナベ13*04/10/19 8:44
蛇口天野茂典304/10/19 7:48
幽霊004/10/19 7:01
こっちへおいでメミ104/10/19 2:21
恋愛HPミズタマ104/10/19 1:29
10 years ago本木はじめ1004/10/19 1:10
それは、それは、だから、初代ドリンク...1*04/10/19 0:38
詩人達の話し桜 葉一404/10/19 0:37
世界が 新しくなってはあやさめ204/10/18 23:54
幸福の神様3851*04/10/18 23:22

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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