一人夜空の星を見上げ、「さみしいな。」とつぶやいた。

いつのまにか、すごく寒くなって、
雪が降っている。

「クシュンッ。」
あぁ。一人でクリスマスかぁ。さびしいな。
そう思っていると ....
友情なんかどこにもない。
ささいなことですぐ壊れ、
友情なんてそんなもんだ。
助けてほしい時にはいない。
友達なんかそんなもんだ。

そんなものなんか、なくてもあってもどうでもいい。
俺 ....
雨で荒れ狂う川。
風で揺れまくる木。

人は自然にびびって、
自然は人間という生き物にこわされて・・・・。

にくしみ、怒りを持ち、自然が怒り狂う中、
僕らは何も出来ずに、
台風の中、 ....
 冬は好きではない。失業してから外出が減った。TVを見るか寝ているかだけで、二ヶ月が過ぎた。TVでマーメイド海岸のCMを何度も見る。海面から顔を出し泳ぐマーメイドの姿。面接や職安にも出かけるが、就職先 .... プリントを握り締めて
廊下を駆け抜けた

ひるやすみ  二十分

あぁ あの先生のところに書類を取りに行って
それから放送もしなくちゃ
合唱の練習
ポスター貼って あ 筆記用具忘れた
 ....
 

  せりあがる
  涙の塔
  くぐもってしまった声
  砂漠のように乾いて
  なぜ突然失語症になってしまったのか
  あなたをあたたかく送るために
  いきなり設えた舞台でわ ....
氷と光が交差する地に
人のものではない門がある
曇のような土がある
虹は滝のように降る



まだどこにもつながっていない
建てられたばかりの鉄塔が
空の輪の下
冷たい層を ....
三人きりのアパートの飲み会では、
ダンボールがテーブルになる。

いい加減に酔っ払ったダンボールの周辺に
いい加減散らかったつまみが散乱している。

終わらない夜に、注がれた日本酒の香りが ....
まるまる と ふとった にのうでを さらして
あつこさん は山手線のホームへ降りた
恵比寿駅は人がたくさんで
彼女はすぐに そのたくさん に なった
さっき ばいばい といったかわいたやさしい ....
毎日、目覚めの悪い朝と
目覚めの良い朝が交互にやって来る
なのに私はいつも
何も知らなかったかのように
それを迎え

目覚めの悪い朝
関節の痛む朝
カーディガンの袖口から手は無い
昨 ....
 

  白いレースと
  モスグリーンのカーテンの外は
  朝焼けの予感
  大学校舎の壁に映って
  小鳥たちの目覚めをうながす
  日本列島幾つの目覚まし時計が鳴るのだろう
   ....
君の町まであと何百年かかる?
僕は宇宙服を着込んで銀色の砂漠を
君の町まであと何百年かかる
目を閉じて考えようとする愚か者
横浜に雨がふっていて
新宿に虹がかかる
そう あのデカい蜃気楼
 ....
窓拭きの人が来たのに
誰も返事をしないから
僕が部屋に通したんだよ

窓拭きの人は窓だけ拭いたよ
窓より汚いものは拭かなかったよ

窓拭きの人が行くのに
誰も見送らないから
僕が見送 ....
メリーゴーランドに
ふたりで乗ったあのとき
ふさがった右手のことばかり
気にしていたあなたは
左手でにぎる
わたしの右手をふいに忘れた


遠心力のそとがわ
こぼれて飛び散った
カ ....
聞きたい
聞きたくてかなわん。
うす暗い個室で
下着のままでこっちを向いて笑っている
君の歴史が聞きたくてかなわん。
今まで延々と続いてきて
これからも続いていく僕の生活の
そのとある地 ....
詩の批評をしている人と
虫の気持ちを批評をしている人を
交換してみましたけど
これといって何も起こりませんでした
と言ったら
詩を批評している人が怒りました

起こりませんでしたが
怒 ....
どうにもならない
といいながら
いつもおもうんですよ

あらゆるてをつくしても
どうにもならない
なんて

いってみれば
かんぺきなはっぽうふさがり

えいごでいえば
ぱーふぇ ....
御慕い申して、居りました


ずっと、ずっと、
御傍から見守り続けて


今こそ


どうか、受止めて下さい


純情の
無機質を握り締めて


貴方の
大きな、後 ....
わたしと わたしとはまったく縁のない十数人のよそびとたちは皆押し黙って沈痛な面持ちをして バスの中にそれほど窮屈でないにしろごみごみと固まってひとところからひとところへ運ばれる途中であった わたしは豪 .... ある朝に、橋の上を原付で走りながら横目で見たのは
白く光る水面をデジカメで撮る初老のサラリーマンと
彼の左薬指にちいさく光る結婚指輪



写真をうれしそうに見つめるサラリーマン

水 ....
窓の外は少し北風の吹く夕暮れで
これから南極老人星を見ようと
大きなパラボラのあいだを抜けて
昔、友をなくした修行者が
涙で掘り抜いた文字があるという
岩屋のあるこだかい丘に
向かおうとし ....
大型の
台風23号は
太っちょのトカゲ
のっそりのっそりと
近づいてくる
それなのに
生まれたばかりの
鉄人28号の子供たち
錆びることがない
超合金の裸ん坊
大雨が降りしきるのに ....
あしたという じを なぞっても
とけない なぞだらけ

ゆらゆら ゆれる
ここよ ここにいるわ

てより かくじつに ふるえる
たましいの こどう

しって しってほしいの
わかる ....
浴室のブラインドから光と風が流れ込んでくる
さわやかな緑の朝風はポイズングリーン
三つ並べたポリバケツ
一のバケツ 猛毒注意!
猛ダッシュ バイバイ!
二のバケツ やや毒
呼吸開始!
三 ....
わたし、
抱いて欲しかったの
本当は神のことも
未来のことも
どうだってよかったの
神の子であるあなたに喜んでもらえればそれでよかったの

わたし、
一生懸命だった
お世話ができて
 ....
ゆかりのある人たちのむれをぬけて
すべる大地を軽くふんでいく
遠くに小さなあかりがあって
それは僕たちのようにもみえる

あ、いま僕たちって言った?
声が聞こえた気がして立ちどまる
無音 ....
朝が来ない
のは太陽のせいじゃない
星が
もう少し輝いていたいの
と言っている


波が
寄せては引いていく
その狭間で
砂浜が
こんにちは さようなら
の繰り返し
 ....
赤い実食べて小鳥は赤くなった

青い鳥は青い実食べた?

そんな童謡があったよな



素敵な人になりたいから

素敵の実を探してる

だけどどこにも見つからない


 ....
瞳孔が広がってきたな
俺も一生廻りあえないほどの汚ぇ顔してんだろう
金があっても無くても奴らからのモノはいつもカルキ混じりだな
ったく、口の中が臭くなるんだよ

ケイなんでそんな楽しいの
 ....
わるいことがあった日は
たまごを100個
ゆでたそれの殻を
むく
そうなさい、と
むかし誰かに言われたのだ
けれど
誰だったかは
わすれた

殻をむくのは
夜じゃなくっちゃいけな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
   Xmas Love天使104/10/22 21:24
みんなで壊れろや!2*04/10/22 21:12
飛ばされて・・・流されて・・・あーぁ。104/10/22 21:04
マーメイド海岸(連作集5)[group]光冨郁也11*04/10/22 20:51
文化祭前[group]anne2*04/10/22 19:23
堀口美樹さん天野茂典104/10/22 18:21
ノート(青と灰 Ⅱ)木立 悟304/10/22 13:54
売れ残ったみかんの甘い匂いチャオ2*04/10/22 13:23
夜の散歩吉原 麻3*04/10/22 12:02
目覚めの悪い朝かのこ3*04/10/22 7:20
キャンパスから天野茂典304/10/22 6:43
君の町まで・使い古したアナザー示唆ウゲツ604/10/22 6:23
窓拭きの人ミサイル・ク...1104/10/22 3:03
散る、カケラ望月 ゆき3*04/10/22 2:27
次の合コンパーティはいつだ捨て彦804/10/22 2:20
おこりませんでしたがおこりましたミサイル・ク...404/10/22 2:12
ぱーふぇくと204/10/22 2:04
告白0*04/10/22 1:45
シネマトラジック黒川排除 (...104/10/22 1:40
シーン 18th.Oct.ミズタマ004/10/22 0:59
星よりとおく[group]たりぽん(大...7*04/10/22 0:50
たまごあおば104/10/22 0:20
ひとり玉兎204/10/22 0:19
今は天使にはなれなくて佳代子104/10/22 0:18
あぁ〜ん、お願い。初代ドリンク...3*04/10/22 0:06
カワグチタケ...6*04/10/22 0:03
小声桜 葉一304/10/21 23:40
「 素敵の実 」椎名104/10/21 23:34
汚ぇ顔〜18才・冬純太404/10/21 23:00
たまご望月 ゆき9*04/10/21 22:54

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