ほら はやくおきなさい
なんどもゆすられて
めをさました
まどのそとはまっくらで
てんじょうできいろいでんきゅうがひかっていた
おじいちゃんはしんけんなこえで
ほら はやくしたくしなさい
 ....
(ア、ア、マイクテス、テス、本日は晴天なり。)
がぁーん チャペルの発声
ほとばしる 薔薇 バラの花びら
ひゅうひゅうと襲われる

トレーシングペーパーで透かしても
バラの雌蕊は包まれて  ....
ゆらめいて水面

きらめいて光

やさしくなった季節に

少しだけ張り詰めた風が吹く



季節の狭間を

冬がくるまでゆらゆらと

揺れていよう



別れと ....
わたしのいきかたは
ひっそり
しずかに

ひっそり
ひそひそ
ひそひそひそり


ひっそり
ふざけていきてます
見知らぬ街の
見知らぬ看板に
見知らぬ字で
見知らぬ言葉が
書いてあったんだよ

と見知らぬ人が
僕に話し掛ける

気弱な僕は
あなたを知らない
と言えなかった
世界が回ると誰が解る?
地球が丸いと誰が解る?
明日が来ると誰が解る?

夢のナイ話に興味はないさ 吟遊詩人
悔しかったら泣かせてみな そうこの角張った通電性の魂を
負け惜しみはいらない  ....
青いガラス細工の小さな箱に

真っ白な綿をしきつめて

大切にしまいこんだ

ひとつの化石


時計の針が 逆回りする夜に

ふっと灯って 

ふわふわと 光りはじめます
 ....
皆はニガテらしい。そのヒトのこと。
正直オレはニガテではない。そのヒトのこと。
そう、ニガテではないのだ。そのヒトのこと。
だからといってスキなのか? そのヒトのこと。
いや、違うな。スキでは ....
隙間なく続く 雨の音と

ささやくような ピアノの音

雨のしずくがつたい落ちる 窓ガラス


街が 濡れています。

ふと開いた本からも

文字が こぼれ落ちていくようです
 ....
私は自分の日々に足跡をちゃんと遺せてるかな

手と手の間を見つめると

滑り落ちていきそうな幸せばかりだけど

そんな繊細な日々がいつまでも続きますように


私はあなたのことを ....
駅から少し外れた道端で
たまごを並べて座り込む少女に
声をかけるものは無く


産み落とされて
孵ることの難しさを
感じながら

帰路

理解されないまま
ひとつずつ
落とし ....
 


  野に、球
  と書いたのは清水哲男だったかわすれたが、
  日本シリーズもたけなわで、
  今日はいよいよ第七戦、西武が勝っても、
  中日が勝ってもちっともおもしろくな ....
朝と別の朝はつながり
声や水を憶えている
光や傷を憶えている
頬をかすめゆく小さな 小さな
見果てぬもののかけら かけら
定まらぬ世界をゆく定まらぬもの



水色と銀色
 ....
水音の蒼い旋律が
深い深い地底から零れて
世界は悲しいと嘆く涙が
やがて海の小瓶となって
何処かでまた奏で創める
さりげない あきらめの下で
そぉっとすくいあげた光が
一瞬の間をおいて降ってくる

おどおどとした
まどろみの中で見た風景は
どうにもこうにも思い出せない
掴み切れないままいつも、そう、 ....
ボタンを押す瞬間
産業革命は
再生される
今日夕メールを打つ
産業革命

とはいえ、そーいうのをシステムに巻き込まれてるてな説教はうんざりで、今日もまた頭くるくる産業革命

日々実感す ....
まるみをおびたふち
から
足をすべらせて
フラスコの中に落ちた
としても
意気消沈する必要は
ない

そこでなにかできることを
さがせばよい

そこにも
陽はさす
屈折さえし ....
もじれつ のはいれつに
ふるいに かけられた
おでこーろん 

さややかに よこにも
つるきん たてにも

とろく とろ とこ
ちいちゃな いしは 
はじきとばし おー

お ....
いっきに体内に摂り込んだ

快と不快で

落ち着かない細胞たちよ

リズムに乗って

たゆたい

季節は止まることなく

私も止まることなく

日常を越えていき

キー ....


白いきつねのお面をつけて

鬼ごっこ しています

息をきらして追いかけても

みんな 逃げていきます


鬼 は 私


おにさん こちら と

はやされながら 

 ....
長雨の後

秋が逝く

冷たい風に背を押され

高くなった青空に見守られ

短過ぎる秋が逝く



別れを惜しむかのように

虫の声

もう少し愛でたいと

せせ ....
死が消えていったね

薄暗い画面を見ながら
私は思う

地面が割れて飲み込んだ
山が崩れ地を這った
水がすべて押しさらった

今も

だけど死は画面にはいない
あるのは
凍え ....
窓からの日射しがきつくって
もうこれ以上寝てらんない
つながらない携帯
メール出したけど 返事は来ない

昨晩もあの着信音が鳴るのを
ずっと待っていた
扇風機の人工的な風
風鈴の音 テ ....
ガロイ先輩は
割れにくい卵の研究に6年

チブラさんは
すぐ割れる卵の研究に3年

間に挟まれる僕は
ただ暖め続けている
だけ


やがて

夕暮れになってやっと君たちは
 ....
古い傘のボタン押すと
引っ掛かりながら
ゆっくり開いた。
一瞬、自分と重なって
気付くと信号は青だ。
さあ、雨のなかに出て行こう。
晴れの日と同じには
うまく歩けないけど。

土砂降 ....
君を抱いても
終わりがないので
次の日曜日
殺人しましょう

生きている意味を
見つけたいなら
忘れるだけじゃ駄目

対極を見極めること
対極を見極めること

ぬるま湯な恋には ....
煮詰まった鍋の中で ふつふつと ぐつぐつと

音が響くたびに頭が痛くなる 冬の糸のきりきり

あたしは新しいブーツを汚したばっかりで

電器ヒーターの埃にむせかえる

だけど先生は ....
 
  
   銀杏祭り
   ちかづくころ
   谷川の沢蟹たちは
   ぞろぞろ
   街へ集まってくる
   (目玉きょろきょろ
   ディープ・パープル
   路線バスは満員 ....
将来、
明るい展望があるかだって

ただいちど
めのまえが明るくなったのは
殴られたときだね

とじてるんだかあいてるんだか
判然しないねぼけまなこも
こう、くわっとひらくのは
死 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
くらやみアンテ304/10/26 2:33
ウエディング湾鶴904/10/26 1:12
「 沈黙の季節 」椎名2*04/10/26 0:23
ひっそりRT204/10/25 23:34
他人松本 涼6*04/10/25 22:42
廃れ白峰=黒都004/10/25 22:11
化石こむ2*04/10/25 22:04
そのヒトのこと白峰=黒都0*04/10/25 21:59
こむ104/10/25 21:57
ありがとうWish104/10/25 21:09
たまごあとら4*04/10/25 20:09
天野茂典504/10/25 18:27
かけら木立 悟604/10/25 17:10
ローレライローレライりぃ004/10/25 16:21
空想の午後一番碧姫004/10/25 13:34
歴史的ひび石川和広2*04/10/25 11:19
フラスコ望月 ゆき3*04/10/25 11:14
かおんのしゅっぽっぽー砂木13*04/10/25 9:00
融合かのこ1*04/10/25 6:58
沈黙そして暗い穴黒川排除 (...104/10/25 2:10
鬼ごっここむ104/10/25 2:05
「 決別のとき 」椎名0*04/10/25 0:20
ジャパニーズ・ライスボールをふたつづつuminek...504/10/24 23:40
discommunication3851*04/10/24 23:35
孵化[group]AB(なかほ...604/10/24 21:14
雨の日に傘をさして落とし子3*04/10/24 20:40
ネクスト殺人駅uminek...504/10/24 20:25
先生の鍋あいこ304/10/24 19:07
謝肉祭天野茂典004/10/24 18:19
ロマンチストオシャカ304/10/24 17:17

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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