アタシのしっぽを握る手
を辿って一歩また一歩近づいていく
ごとに強弱のリズムが狂う
から肩のラインがみっともなく震えて
しまうし見抜かれているアタシ
の幼いところを知り尽くしている
くせに ....
久しぶりにチョコベビーを買った
ちいさな、円筒形のチョコレートだ

どうやら仕掛けがあるらしい
あのちいさな断面に
スマイルマークとか 星マークとか
付いてるものがあるらしい

「見つ ....
僕の猫しりませんか
行方不明です
指名手配にします
探してください
どこへいったのでしょう
わかりません
どうしていなくなったのでしょう
わかりません
僕が何かをしっていそうです
そ ....
どうか見つめ返さないで
あなたが眠りについた深夜
月より淡い光でそっと見守る私に

どうか見つめ返さないで
その赤い心は思ったより弱くて
すぐに隠れてしまうから

もしもほんの気ま ....

   
     既知という名の船に乗り

     都合という名の帆をはって

     便宜という名の舵をとり

     奴等は説きだす絶対者


     バレなきゃ ....
1    楽しみは [無/不/非/未]理解越えて 人と人 然り然りと 語り合う時



2    楽しみは 繋げ合せる 言の葉が どうもどうもと 挨拶する時



3    何もかも  ....
キミは近くで笑った

抱きしめあう時が一番幸福なんだ
私の全てを包んでくれる

キミは余裕の表情

震える心
キミを離さない
熟した果実の様な恋は、

真っ赤なニキビに似ている。

火照ってドクンドクン鳴る中心を
さわるとどんどん大きくなる。

隠そうとすれば、
それまたどんどん大きくなる。

耐 ....
高速道路の外の景色に包まれる

愛しいさよならの君は助手席で


きっと二人の意思で車は走ってる

緑色の看板が迫って

あと何キロ走ればというよりも

君が降りる土地の名前を確 ....
けだるい午後

弱い陽射しにぼやける景色

思考回路が目覚めない



おそらく

夢の続きを彷徨っている

次々と浮かんでは消える記憶の欠片

ぼやけた景色の中

 ....
シュガーポットに指を突き立て
どんなに
左右を探っても

あなたにはわからない
甘さも
闇も

そんなふうに

たぶんあなたは間違っている
とらえる場所を
こころを

さら ....
ちまちま仕事してんじゃねえよ
そんなんだから
でっかいとこに全部もってかれちまうんだよ
だいたいいつんなったら{ルビ現場=ここ}おわんだよ
てきとーにやりゃいいんだよテ・キ・トーによ
だいた ....
若草のように君のながい髪の毛がぼくの頬に当たる。すこしカールした茶髪のロンゲだ。
ぼくは藁のようにその髪の毛に触れる。雨がこんなにやさしかったら。かわいているのか、濡れているのかよく ....
他者を語る私は どこか残酷だ
私は他者にはなれないし
私は私でいるしかない 

人はどこまで
他者に近付けるのだろう
私には明確に皮膚がある
寄せつけないため

私のやわらかい部分
 ....
河原に猫の死骸があった。風は乾いていた。川舟が舫っていた。ここは四万十川、春爛漫。
ぼくは中村から入った。桜も、桃も、連翹も一斉に咲いていた。猫は溶けかかっていた。
澄明な空気 ....
時計の針が動くのを視認する


そして
私は自分の用件を告げるために
その男の
半生の話を聞かなければならないのだ

身に積もり
行き場の無い
知識と
技が
行き場を求める
 ....
あたしがベッドで寝ている

写真



あなたは一枚持っていた


白いショーツ



隙間から

こぼれてほしい

という

欲望



よだれ
 ....
まとわり とけない まなざし
つめない にもつに とまどう

あかるい まよなか のみちに
めをとじ かすかに ほほえみ

どこへも いけない かなしみ
どこへも むかえる  ....
                  「メリーゴーラウンド」 13

  入れ物

小さな入れ物の中身を
大きな入れ物に移す
ようなものだと思っていた
全部移しおわったら
隙間を埋め ....
仕事を終えると外は夜

朝から降り出した雨が地面を濡らす

なんだか全てが沈黙しているような

そんな静かな街



濡れたアスファルトは光を反射し

まぶしいくらいの不思議 ....
神はいないと言う女
神はネタだと言う男
寒いなあ
ネタバレの空はどんよりと
 ....
どこからともなくやってきた
ネズミがかじっている
くりくりとした眼と
がりがりと掻く手が
山を築いている腹の中

だらりとたらす唾液が
胃をとかして腸をつたっている
胃に寄りかかった毛 ....
大通公園に連れ立って出かければ
君も 僕も みんな声優になれる
リボンで垂らした乳母車がグルグル巻きついて
なんて素敵な笑顔
木彫りの人形は 空を突き抜けそう

自分と同じ顔をした人達を揃 ....
話し相手もいない
岩だらけの黄色い砂漠

高名な歴史学者も
優秀な地球学者も
天才的な物理学者も

知り得ない恋の秘密を
地下水に抱かれた砂礫層の中に
とじこめて

花が空ばかり ....
曇り空を見上げて、かたつむり
ほかほかお布団の中で
外の世界を手や足で確かめながら、もぞもぞと
見えない触角を動かして誰もいないのを確認し
そっと曇り空を見上げて、かたつむり

雨嫌いな、 ....
ここのところ眠れない
理由はいろいろありすぎる
複雑に絡み合っている
整理されないHD状態

ゴミ箱を空にするように
問題が解決されればよい
そうは問屋がおろさない
糸口さえ見つからな ....
武装グループよ
今すぐ人質を解放せよ
無益な殺生をするな
彼を殺しても誰も得することは無い
彼は要人でも賢人でも有名人でもない
彼を殺しても日本人はたいして
悲しまない
不注意なヤツだっ ....
  
  
ももとあそんできた
  ももはねるところだった
  ぼくがてをだすとももははをむいてかみついてきた
  もものあたまをなでた
  りょうてでぎゅっとなでつけた
  も ....
真っ青な雨を
真っ青な傘で受ける
この身が濡れぬように
冷やさぬように
気遣う身を
あたしを
あたしは
「恥じているさ」


やわらかく深い泥に
飲みこまれてゆく片足
どう ....
真っ白な服を着て
両手いっぱいの花束を持って
少女は 通り過ぎてしまいました

陽光が いっぱいに
ふりそそいでいるのですが
森へと続く道には
誰もいません

青い冬のような顔をした ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
無呼吸Monk904/10/31 23:16
チョコベビー・スマイルuminek...804/10/31 23:02
僕の猫あとら15*04/10/31 22:38
見つめていたい 〜赤い心は〜鈴木もとこ104/10/31 22:16
反・逆のモラール[group]呉汁±104/10/31 21:31
雨月のエルミタージュ[group]004/10/31 21:18
ココロKanata...204/10/31 19:46
恋, ニキビ、果実月山一天104/10/31 17:03
あとどれくらい純太604/10/31 16:33
「 目覚めない思考の中で 」椎名1*04/10/31 15:03
私の欲しいのは指じゃないuminek...604/10/31 14:57
メヌーラ不老産兄弟004/10/31 13:15
性交天野茂典204/10/31 10:17
ピースuminek...704/10/31 8:49
夜明け天野茂典004/10/31 7:38
くろっくねなぎ104/10/31 3:03
現代詩ピッピ904/10/31 2:57
きざし砂木7*04/10/31 2:20
入れ物[group]アンテ304/10/31 1:20
「 帰路にて 」椎名1*04/10/31 1:06
ネタバレの空あおば3*04/10/31 0:59
腹痛ソラノツバキ004/10/31 0:46
君は声優、僕も声優合耕104/10/31 0:04
花ならば[group]たりぽん(大...504/10/30 23:22
かたつむり暗闇れもん1*04/10/30 23:18
スリープ障害3851*04/10/30 23:10
人質を解放せよ紀ノ川つかさ904/10/30 22:41
満開天野茂典304/10/30 22:23
帰路Monk304/10/30 22:21
森へこむ104/10/30 22:20

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