少なくある
真剣なまなざしに
ゆるやかに
目を向けたい
何か距離をとって
ぼくらのやさしさが
いかに否定的なものであるか
何か距離をとって
夜の光をみる
堤の上で風を ....
きずつく
きずつく
ぼくがとびだす陽光
駅からふみだす
雨はやんでる
だきしめて だきしめかえして
こだまのように くりかえし
はらはら ゆらゆら
ほろほろ くるくる
おどる おどる
あなたのゆるんだ ほほ
あったかい すきが
わたしを みたして
....
ぱらぱらぱら・・・・・
何気なしにめくったアルバムに一つ
「これからいくつもの壁を乗り越えて・・・」
十年前ながら笑えてきた 苦笑い
きっと今はこんなこと書けなくなってしまったかも ....
思い出は、捕まえようとすると逃げてしまう、引いていく波のよう
思い出は、知らないうちにすぐそばに来ている、押し寄せる波のよう
誰のものか分からない
いくつもの砂浜に残された足跡
私と海と砂 ....
頭は、たくさんあってよ。
ちいせぇ笠も、でけぇ笠も。
水すくい上げてよ。
飛び込むのさ、回転さ。
なんべんでん、やるき。
ゴールはあるき。
じゃけんど、 ....
疲れた体たたき起こして電車に飛び乗る
行き先はどこ
夢の続きという駅があるなら降りてみたい
この線路の先に
未来があるのか
それとも・・・・
答えはこれか ....
雲が隠す
ゆがんだ
月の影
雪が舞う
ギターに
踊る影
この
舌を噛み切りたくなる
ような衝動
....
静かな
室内に
響き渡る
君の
甘い寝息
月光に
照らされ
妖艶に輝く
君の
細い首筋
触れる素肌に
微笑みを返す君
まるで――
と
息を呑む感想
白い羽が見 ....
背中に入り込んだ紐が
誰かに引かれて灯る羽
骨のあたりでちらちらとする
虫のあつまり
綿のあつまりのような光が
鉄の柱とともにつづいてゆく
追う音の少なく
見 ....
風の強い午後だった
僕は屋上の金網にもたれて
空っぽの青い世界を眺めていた
広大な草原を思わせる
羊雲
羊雲
心の翼をそっと広げ
空の青みに溶け込んでいった光の子供ら
遠い異国の丘 ....
ピアノの上に跨って横から弾いてごらん
そう横から縦にショパンのエチュードを弾くの
指の動き早い早い早い
ねえどうやって弾いてるのねえちょっと見せて見せて
すごいよまるで曲芸だね
ねえわたしも ....
ねえ
信じてるのは
わたしの気持ちだけなの
だから安心して
心配しないで
あなたの言うことなんか
はじめから信じていないから
いくらでも言っていいんだよ
わたしもたくさん言うね
心地 ....
真っ暗な中に
いたら
わたしも
真っ暗になれるかな
わたしは真っ暗が見たい
わたしは真っ暗になりたい
あせるなよ
ッテッタッテ
あせるよな
こんな穴に
大事な財布落としたんやから
あんたどこの人?
青空?墓?
びーだま?
冗談。ニンゲン。
たぶんやけど
穴や
ちょ ....
幸せな思いはまるで「たいやき」みたい
尻尾まであんこの詰まっている「たいやき」は幸せだ。
愛に満たされてるから。
だから私は君に送る。幸せのつまった「たいやき」を。
愛のいっぱい詰まった「たい ....
もしも翼があったなら
鳥と間違われて鉄砲で撃たれるかもしれません
飛行機と間違われて
誰かが搭乗しようとするかもしれません
とり人間コンテストの会場はこちらですと
高台に案内 ....
かぜがさらいます ワタシ
かぜにすくわれた アナタ
みつめる ワタシ
みおろす アナタ
まっくらヤミに ワタシ
カガやく ....
くちびるを
ささやきが 漏れでると
くちびるを
漏れでた ささやきは
ちょうどその時 部屋にある
オレンジ色の ひかりになる
それから 部屋の空気を
豊かにし ....
Computer chip looks like a city.
people moving like a machine.
no one look each other anymore.
....
Welcome 2 zis crazy world
Welcome 2 zis crzyy time
I hope you can enjoy zis world
I hope you can ....
名刺を裏返すと虫がいるように
人の裏側にも虫はいる*
母は書道の師範だが
いまはグレゴール・ザムザのように
変身している
虫は口が効けない
母はいも虫のように這ってくる ....
もう競争するのはいやだ。
はっきりいってコンテストなんて根本的に意地悪すぎる。
ダレか一番だとか、なんでわざわざ知らなきゃいけないんだ。
良い経験でした。なんてたてまえはもう言いたくない。
....
落札!
高らかな宣言とともに成響くハンマァの音
砕かれる落札者の商品
海に灰を撒くなんて穏やかじゃないね
豪華クルーザーの乗客の声
本当は叫んでいる
薄暗い雪が降る
溺れているの ....
深緑から燃える赤
赤
赤へ
世界が感染していく
命が燃えるがごとく舞踊り
世界を赤く染めながら最後まで
人の心を奪いながら…
美しく散りゆく
ここは螺旋の国なので
なにもかもが螺旋状にねじれています
太陽の光も風も雨もすべて
螺旋を描いているので
草花も木も螺旋の形に育ちます
国内で生産される物はどれも
螺旋の形をしています ....
あなたは私の心を盗んだのよ。
お持ち帰りですか?
東京にも空はあるよ。
先生! 田中君がやりました!
あぁ……不思議な味ですねぇ。
昨日俺、4時まで起きててさぁ……。
不確定ね。
ア ....
沈む夕陽に肩を落とした
僕の心に影を落として
染まる空から焼きついた
何も考える事など無かった
答えはあった
当然のように
必然のように
それでも光は満ちて
飲み ....
凛として揺らめいて
貴女の風が吹く
風が過ぎ去りし後も
面影が漂う 華のように
梅雨間近 河原で立ち止まり
異様な臭気の理由を観察する
塾帰りの子どもたちは「死ね!」と罵りあい
おばちゃんたちは井戸端会議ならぬ河原会議中
立派な段ボールハウスの住人は
自家発電テレビ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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