左の肋骨
3本目あたりに
ちっちゃいおっさんがいる
かゆいなあと思って
トイレでみると
3センチくらいの薄汚いおっさんがいた
隠れようとしてたけど
厚みのない胸に隠れる場所はなく ....
雨の日の冷たい風
あなたをさらっていきそう…
寂しくてたまらなくなるけど
温かい気持ち
感じたことのない衝動
触れた唇は教える
愛しい気持ち、
描く明日
今は何も聞こえない ....
決意表明から挫折まで
7秒62
このとき、世界中のCEO達が
一斉に珈琲をこぼし、
白い高級リネンのテーブルクロスに
上質な琥珀色の鳩のマークが浮かび上がった
日本時間 ....
いつまでも
笑っていて下さい
たとえ離れていても
同じ空の下ですから
私の中で
忘れ去られた
言葉たち
今一度
私のところへ
帰ってきて下さい
口の端に
のせられた
私のいけない
言葉たち
今一度
私のところへ
帰ってきて下さい
冷たい雨に打たれて
どこかサビてしまったようだ
水漏れが止まらない
この{ルビ記憶装置=メモリー}は
誰のもの?
デスクトップも雨
スクリーンセイバーも雨
水漏れは止まらない
ショ ....
紹興酒どうしようもない日記をつけてガーナ行きというかトンデミーナを詮索および検索のトンガ人が短冊に書くマジックワードセルライト完全燃焼宣言イン西アジア警報発令直ちに避難勧告が韓国から観測纏足中国だそれ ....
おんなをとらえにゆくのだろうか
たそがれいろに
まっかなポルシェ
どこへゆくんだろう
赤はますます深くなる
炎のなか
鱶や
どうもうな魚の流線型している
....
道端の一本の木に
子どもが何百人も隠れていた
東の方から来たのだという
水がほしいというので
水をあげていたら明け方になった
狭い場所と
大きな音が嫌いだというので ....
「もう一年早ければ、受験できたんですがねぇ。」
そういった試験管はかなり嬉しそうに笑った。
新卒の22歳より、
数年分賢くなったわたしはいらないのだそうだ。
バス停であなたを待つ間、
....
海へ帰りたい
だが帰れない
一滴の紙魚を
書籍に落としてしまったように
なんてすばらしい詩なんだろう
なんて苦しいんだろう
何通りあるんだろう
とにかく
いとしい人にかき
欲しいとしいと酔う
なんとなく手を差し出したら
貴方も手を伸ばしてきた
ふたりして寝転がってる草のうえ
喋る必要はないのだと
そういう感情だけが走ってきた
そんな牧歌的な時代は
噛みしめる間もなく
....
見逃してしまいたいものが
貴方の
くちびるのあたりに漂っていて
墜ちることができるなら
楽になるのだろうけど
それでも
風は吹き飛ばしてくれるわ
言葉も
想いも
悲しみも ....
落とし穴に落ちている人たちはいつも助けてという
手をさしだすと隠し持っていたナイフで傷つけられる
ロープを降ろして「これをつかんで上って来い」というと
落とし穴のなかでみつけた五円玉 ....
よるの薬を飲んだ後にみなで喫煙室で煙草を吸った
ここ出たら何とか障害者認定の何とかの年金がいくら入るとかそんな話をしてた
精神障害者だって沢山ずるいこと考えているんだぜ
ピンクののー ....
ところどころ紅葉が始まった並木道は
それはそれは色とりどりで美しい
そこから木漏れ日が射しこむ様は
夢のトンネルの中を進むみたいで
ハンドルを握る手に
更に意識を集中しな ....
水族館へ行きたい と 思うと
薄暗い心の部屋で
ぶくぶくと たちのぼる
青く輝く 泡
そこだけ明るい水槽の前で
私は うすっぺらな影絵になって
何かを知っているくせに無表情な
魚たち ....
幼稚園の時
母に作ってもらったかばんは
今も残っている
大切なものを大切なかばんに入れて
大切に大切に扱った
小学生の時
6年間背負い続けたランドセルには
たく ....
やはり悲しいあなたに
ぜひ伝えたい言葉は 無かったので
あなたのそばで 黙ったまま
気持ちのいい日射しに
そろそろ寒くなってきた足を
ぽかぽかと 暖めていました
あなたも やはり黙った ....
区別されてあれ
紺色の犬よ
十センチ歩幅の
ローカルな犬よ
この職で食うからには
一生、区別されてあれ
扱う品は
人の生命、身体、財産
消えゆくものは
自らの影
区 ....
透明に なりたいね
本物なんて ないからさ
目指すなら トウメイ だね
そうだと よいね
空が手を差し伸べる
私が泣き出して
飛んでいってしまわないように
そっと手が
とん、とん、とん、と
胸を打つ
子守り歌
雑踏はいつも空気が薄くて
階段を昇るたびにふらふらと倒れそうになって
それはそれは大きな矛盾を抱きかかえたまま手荷物のかばんを放り投げたい
だからと言って僕は投げたりなんかしない
だってそれじ ....
イエーイ! 家
俺らのため息というため息 体毛という体毛 のすべて
には窓が取り付けられている 家
窓という窓には俺らの手形
という手形にも窓
ところどころは出窓として取り繕っておりま ....
伊勢の名物、赤福本店にて
赤福セットを注文する宿命の俺達
お店の人が持ってきた瞬間
俺は土下座をしたよ
赤福に。餅菓子に。
小皿に盛られた赤福餅3片に対し
土下座する俺のフォルムは ....
たなかさんちに
ようじがあるとかで
おばあちゃんについていった
すごくおおきないえで
おばあちゃんとたなかさんのはなしが
いつまでたってもおわらないので
ろうかをたんけんするうち
す ....
見た夢の残像も
やっぱりただ薄れていく
壁紙の剥がれかけた
天井
そこに映る
眩しい模様へ
今日一日
何を食べて
何を考え
どう過ごせば
ちゃんとした砂になるだろうか
....
あしたは あさってを みつめて
あくび している
そして きょうは?
うたたね しているに ちがいない
ちくたく ちくたく
すすんでいく じかんのなか
ふたりの ちく と たく の
....
Welcome to Americana.
Pzl stop sayying
"Fuck""Suck""Damn""Bulls ....
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