僕はマイク
かわいいといわれる
僕はマイク
寒いのは嫌い
僕はマイク
いつも眠たい
僕はマイク
気ままに生きている
僕はマイク
撫でられると気持ちいい
僕はマイク
喉を鳴らす
....
雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨
雨雲の上は晴天だ
雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨
いま世界のどこに雨雲はあるのだ
雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨
雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨 ....
いつかきみと、
ぽえむ坂上で。
********************
世界中のすべての坂道を
世界中のすべてのくだものが
転 ....
ハンガーにかけ忘れた制服が やけに私を見ていたの
保体のあとの脱力感 給食前の空腹感
大人になれば忘れることも 子供の中で忘れることも
廊下をあるけばどうでもよくなる
....
もうそこに 映る事無く 古道具屋に
売られて行くの 三面鏡
正面より左角度横顔の すまし顔
見ては微笑む 私の髪は
ちょうど腰のあたり
窓辺から光り差して 少し赤 ....
詩を書くのをやめて
そのまま後ろに倒れて
ねむっている
子猫によっかかって
逃げられたらシーツ、君と話す。
きみと、
シーツ、きみお化けみたいになってぼくについてこい
そうしてぼくが振り ....
史みだし喪しなか止人し島き死でら密最切っ訴建ととただのいしく
る冷しる言遺がさでののにめにす下ぬ擁にまの人かもそし大し底し
い国たかにもうにとがのいまをア者のそのみってむなのいがう気い
す校説広 ....
空を一巡する声は
風のつづき
鳥のつづき
手わたされる糸
瞳の軌跡
夜から朝への
器のつづき
しっかり速く
黄金に変わり
こぼれ落ちる火
紡がれる ....
スターバックスのレジで小銭を数えていると、
後ろに並んだ消防士さん達が、
そろそろ
一年で一番忙しい日が来るなぁと
つぶやいた。
クリスマスが近づくと、
自殺者が多くなるんだそうだ ....
わたしがいたら
あなたは
うれしいのかな
よくわからない
わたしはあなたがいると
さみしいの
情けない君を
使い古した毛布にくるめて
その窓から
捨ててしまおうかと
思った秋の
寂しさとか
心細さとか
風に吹かれる葉っぱとか
おいしいきのこに
躊躇した情け ....
線は線に縁取られると形になる
あるいは輪郭と呼ばれても
わたしたちは先に生まれている
そのことはいつも
部屋の中で動かずに考えるべきであろうことを
わたしは知っている
いつもぶち当たる ....
ただ 生きていたい
分かるかな 君がいて
夕日が輝いて 生きていて
これは 君のおかげ
水溜りに空が移る 動いてく
これも 君のおかげ
そんな 簡単な事ね
ふと 気づくんだよ ....
一時間のアンコール
鳴り止まない拍手の中で
彼女はうやうやしく頭をさげた
麻薬と酒とたばこに溺れ
おもいブルーズ 黒人のように歌った
しいたげら ....
こころに積もった
茶や赤や黄の枯葉
かさこそ
雪がかぶさるなら
何処に行けば良いものか
風に、ただ翻ったり
舞い上がっては舞い落ちたり
何処に行けば良いものか
何処に行けば良いものか
....
いたずらをするとすぐに股を開いてしまう君へ
薬指の付け根から手首まで透き通る火花が
異常にきれいだったりもするんだけど
もう少し僕は
不明瞭なスープを見ていたくて
あたりまえのように
あく ....
不ぞろいの決定因が
道端に膝まづいている
素直で、きれいな花びらが
家の前に咲いている。
暗闇に照らされて
緑の木の実を眺めている
従順な瞳を瞑り、おびえた指先が消 ....
涙も気持ちも溶かしてしまおう
その液体を凍らせば
新しい自分のできあがり
お好きなように
砕いて壊して粉々に
何度作り直しても元は同じ
もう用 ....
天上を見上げ
いつものように暗闇の中
目を見開く
瞬く星も
輝く月も
ない
この天井
くすり指がちびた人の
ひんやりとしたリールから
がっしょがっしょと妻が走った
シッポー トト ト (朝は隣家も装い ふれるの
深呼吸のドレープの波に乗って
腕で掻き分 ....
いたみは はんぷく
ことばとは うらはらな
ひていが ほしくて
「そうだよね」が ひどく いたい
「ああ、やっぱり」が ひどく しみる
かつぅんと冷えたロックグラスを傾けると
薄緑色のとろりとした液体が
喉を
焼きます
下る感触
そのうち
そのうちと思っているうちに
また
また今夜も
甘さとほのかな痛みの ....
あの人は頭にツノがありました
ある日
頭にツノがあって大変ですね
と言うと
あなたはツノがなくて大変ですね
そう答えました
あれを初恋と呼んでいいものか
今でも戸惑います
ただ、あ ....
君が欲しい
君が好き
君のションベンが飲みたい
君のウンコが食べたい
君の全身にキスマークをつけたい
君を抱きしめたい
君に甘えたい
君のことを考えると胸がいたい
君が欲し ....
両腕でバランスをとりながら黒鍵を渡る。ちろちろとつま先から炎、揺らめくモディリアニ。白鍵
は床上浸水していて、溶けてしたたるたびにじゅう、って、しずくの結晶なんだ。映る、壁に体と
もうひと ....
朝、起きた時。
ふっと思い出す、君の存在。
いつもあたり前のように感じていたのに・・・。
カーテンを開けて、朝日に目を細める。
ふっと思い出す君の声。
....
君がくれた最後のプレゼント・・・
あのころの僕には、すごい必要なもの。
“人を失った、自分の行き方を失っていけない”
そのことを教えてくれたのは、君だったんだよ。
けど、やっぱ ....
あのころは、ただ、ボーっとしてるうちに
時はすぎとき言った。
あのころは、何も考えずに、
ただ楽をすることばかり考えて・・・。
今も私はあのころと何一つ変わらずに・・・
時はただただすぎて・ ....
ドトールで女と待ち合わせ
といっても携帯時代
正確にはドトールで女の連絡を待っていたが
まるで、連絡が来ない
ドトール地下のライブハウスでは
メロコアバンドが「青春」について叫んでい ....
挨拶されることを諦めた教師に挨拶をしてやる
そういう感覚で
朝の不快は解消されるか
それとも明日まで持ち越すか
朝のことは朝に清算するという
いつか知った人の考えがやけに残ってしまって
....
5866 5867 5868 5869 5870 5871 5872 5873 5874 5875 5876 5877 5878 5879 5880 5881 5882 5883 5884 5885 5886 5887 5888 5889 5890 5891 5892 5893 5894 5895 5896 5897 5898 5899 5900 5901 5902 5903 5904 5905 5906
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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