しゃべってもいいのよ
もし言葉が
無限の小石のしゃべりを忘れてないなら
そのしゃべりの
マジな感じ優し感じ
凍えた舌が
なめてみるのが怖いなら

しゃべってもいいのよ
山盛りの静けさ ....
はじかれては爆ぜ
はじかれては爆ぜ
坂の闇に散る金の音
水をたたえた月の音



標は変わる
標はまわる
夜と交じわる道の上
涙と光に満ちてゆく



きらきら近 ....
詩を書くと言う事は、孤独な作業である。

詩人は心と世界の狭間でさまよう亡霊である。

詩は書こうとして書く物ではない。
震える魂が、
時には火のように、氷のように
白い紙を彩るだけ ....
私の髪は
とかく荒っぽすぎる
寝癖を通り越してはねまわる
渦巻く
からまる
もつれる
おまけに白髪が混じる
二十歳前からそうだったが
問題なのはこの白髪で
黒髪よりも荒っぽくひねくれ ....
ほら今日もラインは元気に流れてくる
あなたよりあたしより元気に
たぶんこの工場の中でダントツ元気に

あたしは箱を広げる
あたしは箱に折り目をつける
あたしは箱を組み立てる
あたしは箱に ....
翼がほしいって
貴方は言う

力強い翼があれば
広い広い空を自由に羽ばたいてゆくだろう
そしてどこまでもゆくだろう
見たことのない大陸の
想像したこともない遠い空へ

それを聞きなが ....
これからはじまる暮らしを あなたに
数え切れない思い出を あなたから
繰り返す毎日なんて
きれいごとじゃないけど
疲れた夜はお酒をのんで
ささやかな夢を語り明かして
目覚めたら窓を開けて
 ....
折れた爪を噛みながら
僕はページをめくり続けた


乾いた唇を舐めながら
私は楽譜をめくり続けた


君のフルートの音色が


あなたの本のインクの匂いが

       ....
曇ったガラス窓のむこう
泳いでくるのが金魚なら

雨が降りそうで降らない
薄墨色の空が割れたなら

いつも言い損ねるさよなら
君にはすっと伝えておこう
                  「メリーゴーラウンド」 16

  わたしは

高校受験の進路選択が絶望的だって状況も
実感がないのがホントのところ
部屋の本棚にならんだ本のタイト ....
散らばる鏡の欠片にあの日の情景を見た
月に向かって泳ぐ蝶々の群れの中
煌く金箔の粉を振りまく女王
あの星に辿り着く者はいない
月も星なら
地球も星なら
同じもの同士惹かれあうのは仕方が ....
目をつぶって あくびをひとつ

その間 

涙目で見る世界は

何度 生まれ変わったんだろう

初めと終わりがくっついた輪の中で

到達点を探した吐息 が

寒空の夕焼けを 彷 ....
      君
    る   と
   て     い
  っ       る
   回     時
    く   は
      早   
あの人苦手だ
そう私が思っていると
相手も私が苦手になる

あの人好きだ
そう私が思っていると
相手も私のことを
好きにはならなくても
気分は悪くない

だから
元から相手を
 ....
プリッツのサラダ味はサラダの味がしない
どうしようもなくサラダ味なんだ
それはプリッツの味じゃなく
まったくもってサラダ味だったんだ
僕は悲しい
あいつの泣く声

強がり
強いのかもしれない

弱い
そして厄介だ

僕は
好きだ
あいつ

だが、あんな野球
下手なのに
わからない

僕はポジションを ....
急募であります

性別年齢不問
若干名
明るい人求む

ここんとこ
土鍋が不平不満をたらたら
全然出番が無いジャンって
家に遊びに来てくれる友達
いないのかよって

そうなんだ ....
息苦しいのが蜘蛛の巣になって
むやみな(笑)にくっつく
私自身の経験値のもんだいはQ108くらいでいきなり
ああ、エアコンの音が(意味!意味!意味!)
めっきり冷たくなった冬のにおいみたい
 ....
「線路の上を歩いて海を渡る
 それ自体はけして珍しい行為じゃない
 だが
 心してきいてほしい
 次の駅にたどり着くことのできる者は
 きわめて稀である

「大洋をどこまでも縦断する ....
心だけでなく
きみのぬくもり
きみのかんしょく
伝えてよ
私の小さな
{ルビ電子の箱=けいたいでんわ}
きみのそばに
ボクが
いるよ

きみのそばに
いつも
いるよ

例えば
一輪のコスモス
本の中のしおり
紅茶のレモン
転がったびい玉
ぽっかり浮かんだ雲
葉を揺らす風
そ ....
俺妊娠させてもうてん
なんて突然お前は言い出した阪急梅田と東通りをつなぐ歩道真ん中の小さな溜まり場で
駅ビルのネオンがやけに明るいと思ったらもう終電近かった
結構長い付き合いなのにまだ何を考えて ....
 



  今日は夕焼けにならなかった
  珍しく腹が減った 昼飯は焼きそばだった
  うまかった カレー屋の義弟が腕を振るったものだ
  ぼくはグルメではない 好き嫌いが多い
   ....
美味しい美味しいブブンヤキソバを君は作っている
キッチンは甲状腺のような白い匂いに包まれ
外の方はきっともっと広い世界が連綿と続き
幾多の人々が美味しい美味しいゼンブヤキソバを
美 ....
小気味良い音を立てて
転がった空き缶を
これまた小気味良い音で
ぐしゃりと踏み潰した

その銀色のパッケージに
あなたを投影して
空港までのベイサイドロード
朝から最近一番の天気
雲は僅か端っこにだけ
海の向こうまで見渡せそう
君は無口
いつもの憎まれ口もない
窓の外
観覧車みながら
いつもの歌を聴いた

例 ....
なんだか
なんでもほっぽらかして
なんだかなんでもいいような
なんのこだわりもないような
ぽつねんとしてしまちゃうような
午後はないか
うとうとねむたくて
ダイソーの105円のし ....
どうしても どうしても
君だけのエモーション

食べようとして
結局やめた
結局のところ
似たくない

その感覚がうらやましいけれど
その感覚をほしがるけれど
決して君には 似 ....
結果オーライ?どうだい?どうなるのかい?
そのままいなくなってしまうのかい?
あたしはあたしでそれでもいい、と思った
ちょっと強がった 耳を痛くさせるのは風
その言葉 響くのは自分大丈夫なのか ....
*
僕たちは午後から出発した
地面に句読点をつけるよりも速く
きれいな風が僕たちを追い抜いていく
足もとを通り抜ける

小さな音が風を追いかけていく
白いページにやがて日が傾き
それぞ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
無謀な返歌石川和広0*04/11/21 11:58
ノート(呪文)[group]木立 悟104/11/21 10:28
詩を書く人月山一天204/11/21 7:33
私の髪は…佐々宝砂404/11/21 3:13
あなたは笑うか?[group]5*04/11/21 3:11
自由について[group]204/11/21 3:08
目覚めたら窓をあけて204/11/21 3:06
すみれあかり104/11/21 1:39
私は今日も機嫌が悪い佐々宝砂204/11/21 1:37
わたしは[group]アンテ3*04/11/21 1:16
月光蝶りぃ204/11/20 23:48
Countless半知半能204/11/20 23:39
時計桜 葉一304/11/20 23:17
気持ちは通じるクラウン304/11/20 23:17
プリッツディレッタン...004/11/20 22:38
因果日乗ドラえもん5石川和広1*04/11/20 22:35
募集広告[group]さち9*04/11/20 21:26
シャイニング船田 仰104/11/20 21:11
海を渡る(マリーノ超特急)[group]角田寿星1004/11/20 21:06
電子の箱春日野佐秀104/11/20 19:52
きみのそばにいるよ304/11/20 19:51
応答捨て彦204/11/20 17:45
改訂 いっそう星となって天野茂典004/11/20 17:38
ブブンヤキソバたもつ1104/11/20 16:04
からん、ぐしゃ鈴本 蘭乃104/11/20 15:53
ラクダ104/11/20 15:27
午後のこーひーのんでみる天野茂典404/11/20 15:12
オリジナル瑠音204/11/20 14:06
結果マスイジュウ1*04/11/20 12:45
もしも僕が白鳥だったならカワグチタケ...12*04/11/20 10:59

Home 戻る 最新へ 次へ
5864 5865 5866 5867 5868 5869 5870 5871 5872 5873 5874 5875 5876 5877 5878 5879 5880 5881 5882 5883 5884 5885 5886 5887 5888 5889 5890 5891 5892 5893 5894 5895 5896 5897 5898 5899 5900 5901 5902 5903 5904 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
7.23sec.