1
疑心暗鬼の檻の中に心を放り込みます
心がワンワン叫んでいるのを確認しましょう

2
後悔でたらたら冷や汗をかきましょう
そして後悔が空転するまで永遠に反芻します

3
絶望感で着 ....
森の痛む肋膜は

記憶とともにアンモナイトだ

春をこじらせ

また

すみれ草を踏む
学校から盗んできた椅子は
そして 今も部屋にある
それを自転車にのせて走った日
何も考えていなかった 僕は
元ビルマ
現ミャンマーで
なにごとかが起きている
しかし、ミャンマーと言っても
ミャン坊マー坊天気予報の
ミャンマーディーゼルぐらいしか
思いつかないのだ
だからといって
何も言わない ....
口元から読経がながれる
もの言わず燃えたぎる焼き場にて
圧倒的なあの世が降りてくる

惜別をぶち抜く感情のほとばしり
わなわなと肩が共鳴する後ろ姿
人目を払いのけ崩れ落ちる黒影

命に ....
行くあても無く歩行する
真っ青な夜に靡く草原を

やがて月の照る浜辺に出る
遠く漁り火が燃えていて
忘却された団欒のようだ

月光がつくる海の道が伸び
僕は何処までも歩いていく

 ....
東日本大震災を
スピルバーグが映画化したら
プライベートライアンの
ノルマンディー上陸作戦みたいに
銃撃戦で脳髄飛び散るみたいにリアルに
描写するだろうから
逃げ遅れて泣き叫びながら
津 ....
冬の終わりに桜が咲くように、ぼくの終わりにもきっと何かがはじまる。
それを見れないことは少し寂しいけれど、未来を見れないから持てた希望や、綺麗と思った世界や、笑えた日があった。
冬が終わって春 ....
かちゃり。
ネジを回す。
ドビュッシーの月の光。

オルゴールを買った時
隣には母が居て
父が運転する車に乗って
鳴らしながら帰っていった
みんな笑っていた

あれから何年も経った ....
語られないのは
はじめての恋
いつかの歌姫
めくるめく夜 
ルビーが腫れてく
くちづけだから
ランプも恥じらい
いつしか消える
ルシアン・ベアってお酒をひとくち
痴情のもつれもた ....
長く短い人生、時には誰かを失望させる事も
永遠じゃないって気づいた時から
いつ捨ててもいい筈なのに

山の端を渡る雲みたいな始まり
予感が春一番と一緒に枯れ葉を巻き上げて
窓にコトコト音を ....
レスポンスが大きくても
満たされない承認欲求多々

レスポンスがなくても
満たされる承認欲求多々

時間差でやってくるレスポンス
いつかのどこかの承認欲求が
満たされることもざらに ....
買いにいったんだ
買いたいモノがあったから
買いたくて仕方がなかったから

どうだろう
どうなってんだろう
買いたいものを見た瞬間
それは色褪せ始めていて
それでもやはり買わずには ....
「見せモノじゃない!」
理解できる
共通言語をもっていたとしたら
彼らだって
そう言いたい日があるんじゃないのかな

親子連れやカップルたちの
笑顔を咲かせるために
せっせと一芸を ....
台所で支度をしていたら
アルファベットたちが
まな板の端っこを
ふらふらと歩いてきた
みんな
疲れきっているように見える

誰かが落っこちた
また
落ちた


次から次へ ....



不安



現実?
することがないので
なにかをした
なにかをしたら
なにか変わるとおもったけど
なにも
変わらなかった

だから
することがないのを
そのままにした
そのままにしたら
なにか起きる ....
2011年の詩から





フェルメールの少女


振り向いた君は
何を見たの
輝く真珠
珍しい果物
かわいい子猫

振り向いた君は
何を聴いたの
彼の ....
大好きな女と離島で暮らす
大嫌いな奴と仕事をする

愛情たっぷりの野菜を食べる
つまらないことでも悩むのだけれどもね

まあ確かにいいかなって
とても酷薄な人生のやり口だ

計画経済 ....
暗闇のなかにて、
わたしは黒豹だ。
黒豹でなくっても、
黒猫でも良かった。
それでも、わたしは黒豹で、
黒猫よりも㸃いと思っている。
大烏でも良い。
それでも、エドガー・アラン・ポーの、 ....
{引用=じっと殻に背を丸め
春を待つ{ルビ蛹=さなぎ}のように森は
いまだ
あわい{ルビ揺曳=ようえい}の入江

冬木立のはざま
小橋のそでに
ゆたかな寝がえりをうつ
にがい{ルビ蕗= ....
元気におなりください、って何回も言ってるお母さんの影にかくれてじっと、屋台の光を見ていたの。お地蔵様の赤いべべが汚れてしまって、お供えしたポッキーが雨の日に溶けて、わたしは蟻の道から欠片をとりあげて、 .... 平凡で退屈な夜を
ひとり歩く帰り道

少しだけ肌寒い静けさに身を隠し
誰にも内緒でタバコに火をつける

浩浩と光る電話ボックスの前で
立ち止まったわけを探す

蛾だった
6
12
15
18
22
60

不変
変化

感慨
環境
君は絹ごし豆腐のファンだったね

僕は木綿のほうが好きだよ


話しかけると


どうして
木綿のほうが好きなの


君はふり向いた


コロナの時代は
何が起きる ....
冬の終わりに
ふと
雨が降り出す
雨に打たれて
ふと
今わたしを温めうるのは
人肌だけなのを知る。
僕は時々木の家に帰ることを考えている
そこへ向かい歩いている道の景色を 僕は
にぎやかな きっと 交差点の 今日という日に  
鳥のように通りを見ているかのようにして 
暗くなる前に灯りの準備をして欲しい、悪い夢を見ないに越したことはないから、静かな音楽を流して、狂気じみた思いを鎮めて、安らかに目を閉じることが出来たらいいね、こうして話してしまうと願いというのは全 ....   見えないが それは
  熱の蛇が 這っているのだ
  かんぜんな 石を湿らせ
  なにもかもが黙る

  
  熱の蛇が
  這っていくのが見えない
  街はいつも 叫んで ....
  瞳からのぞくと
  馬たちが みえた


  日が薄ぼやけ
  あたりは冷えて
  草の においだけが
  ほそながくかがやいていき
  わたしたちの
  愛はきえた
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
お豆腐メンタルの作り方◇レキ1*21/3/10 3:53
地層と人道草次郎5*21/3/10 3:13
水路の横を番田 221/3/10 1:17
ビルマでなにごと?花形新次121/3/9 22:38
焼き場にて(改訂版)宣井龍人10*21/3/9 20:44
歩行ひだかたけし12*21/3/9 20:37
きれいごと花形新次021/3/9 20:16
冬の末水宮うみ5*21/3/9 19:15
オルゴール月夜乃海花321/3/9 12:42
しりとり恋歌福岡サク121/3/9 11:56
4月始まりのタイムマシン妻咲邦香021/3/9 11:37
レスポンスルーオーシャンkomase...021/3/9 11:21
買毒1*21/3/9 11:20
客寄せ稼業1*21/3/9 11:17
アルファベット奇譚道草次郎5*21/3/9 9:43
ヨロシク021/3/9 8:01
くしゃみ道草次郎3*21/3/8 23:14
2011年の詩からナンモナイデ...4*21/3/8 20:57
天文少女のうた梅昆布茶1321/3/8 19:45
黒豹大町綾音3*21/3/8 19:14
啓蟄と芽ふき[group]道草次郎6*21/3/8 18:50
お地蔵様お地蔵様這 いずる421/3/8 9:46
誘蛾灯入間しゅか121/3/8 9:24
ヨロシク021/3/8 7:57
木綿豆腐讃歌st421/3/8 3:54
冬の終わりの雨黒田康之121/3/8 2:26
渋谷のドトールで番田 221/3/8 1:08
アフター・ミッドナイトホロウ・シカ...2*21/3/8 0:34
草野春心621/3/7 22:57
馬たち[group]421/3/7 22:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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