限りない想像力は、道路の上でため息をする。

降り積もる塵は、冬の乾いた空を輝かせる
 
   今日は夜の星空に手が届く  昨日の朝は通り過ぎた
 
 置き去りにされた僕は、 ....
そこには居ないものの影が
たくさんの影に混じっている
やわらかい草と硬い草の境いめを
音はまぶしくかき分ける



紫に囲まれた桜色の道を
ふたりは手をつないで歩い ....
たまに、
一番聞きたい事が
一番聞けない事だったりする。

たまに、
一番したい事が
一番出来ない事だったりする。

たまに、
一番大切な事が、
一番足りない物だったりする。
 ....
地底のマグマを噴出し

地形を変え続けるガイア

低いところに水を蓄え

緑を育てるガイア



あなたのぬくもりに包まれて

無数の命が育まれる

何もみかえりを返せな ....
陽光が煙のようだ。蛙がポストが風見鶏がプッシュ・ホンが。
日中の光はブラジル人のバケツに安穏と溜まった。

その度めくれ上がるカーテンにイとハの印を押して回った。

刈られぬ雑草はようやく郵 ....
できなかったことばかり書いたやつの感想に
やさしいですねともらいました
やさしいですよと答えましょうか
水色のものしか口にしては駄目よ と
お姉さまは仰有いました
緑ではいけませんの と訊ねますと
緑は駄目 薄紫なら構いません と
お姉さまはお笑いになりました

わたくしは紫色のキ ....
本当は誰もがアタシのコトなんかに興味がないこと位知ってる
どうでもいいんだ
本当は、誰のことも

たにんだから

ミニスカートにもぐり込んだ指とか
ブーツにかけた指とか
着信拒否した番 ....
鳴り響くパソドブレ
小さな扉が開いたら
まっすぐに駆けてゆくから
今、一番の死をちょうだい

マタドールとまた踊る
紅い波が憎らしく
私は私の方法で
あなたをもっと振り回してやる

 ....
月曜日に滑車が回り出して押し出され
火曜日に半分寝たまま準備をして出発
水曜日に到着して見上げると青い空
木曜日に煙と風がやってきて
金曜日に夜になる
土曜日にあいだを見つけて寝転がって
 ....
(噛め はやく噛め そして全て飲みこんでしまえ)
(急げ さもないと捕まる でも何に)

二つの時計の秒針のズレと共に 未曾有の空間にパラシュート着地
明け方の紫の あけるという未来しか待って ....
私は怒りを押し殺し
私は悲しみを隠してる
見せたくないから

弱い場所だから
醜い姿だから

私は感情を殺そうと首を絞め
感情も私を殺そうと私の首に指を絡めて

ゆっくりとお互いに ....
我慢を溜め込むと体が傾く
我先にと色とりどりの臓器が競いだす
美しきものたちの夢
臓器はひしめき音を奏で
好んで灰色の空を泳ごうとする
そんなやつらは増やすべきでない
野良サラリーマンはわ ....
僕 鬼はやらないよ
僕 隠れている方がいい

僕 呼ばれても返事しないし
僕 うまく隠れるもん

「君!お尻が見えてるよ!」

「えっ!ほんと!?」

「みーつけた・・・」

 ....
 
昼を忘れた月の夜
洗い髪を風にさらし
裸の足に土を踏む

一片の迷いは消え
まっさらな心と
何をも背負わぬ体を
その下におき
魂と肉体は返るのです

人でもなく
女でもなく ....
今頃 君は何をしているのかなあと
ちいさな窓から雲を追っていたんだ
もしもこの飛行機を
君がハイジャックするなら
僕は隣の席を空けて
毛布を頼んで
大嫌いなワインを頼む
そしたら
深く ....
青の瞳に鋭い目つき。

金の髪が風に揺れて輝いて・・・。

白い肌は美しく、顔は小さく。

君は誰?鋭い目で見られると、
どこか引いてしまう。

青い瞳は悲しみを帯びている。
そん ....
君が奏でたメロディーはとても優しくて。
とても、幸せな気持ちにさせてくれた。
あのころの、美しいメロディー
瞳を閉じれば、今も聞こえてくるよう。


もう一度だけまた聞きたいな。
君が弾 ....
たしか夜
洗面台下にて



ここにあるハエは腹を見せる

ナイフより、見守る光を

黒い塊に

ささぐる
海を見に来た
レモンイエローが眩しい
無数の砂に混ざる一つの割れた貝殻を海が抱く
破片となった貝殻も
またこの地球上のどこかで冒険を

波の音は小さいほうがいい

汗無き対話で安定を望 ....
  火災報知器が鳴った
  火事です
  病院が燃えています
  患者はベッドから起きられません
  みるみる火は燃えあがります
  起き上がって逃げてゆくものも
  その場にへたり ....
交差点で白いす・うどんに呪いをかけている
たくさんのうどん屋の店主
ただひたすらに紙を排出する事務機器の前
笑いすぎて釣り合いがとれなくなった僕の右と左側は
吸い込まれていく 具の ....
手を添えて泣くことを覚えたのは
三つ前の冬です
どこへも行かぬように
願いながら 泣きました


秋風
たわむれる女子高生と女子高生が
悪ぶって眉間に皺を寄せている
その光景が嫌 ....
               まるい水溜まりに映った月を掬おうと
               手をのばして 壊した
               幼き日の悪意なき悪意


 ....
             ぼくの短い両腕じゃ
             半円だって描けない


             手をつないで欲しいんだ
             き ....
暗い土手をみんなで歩いた
川の流れだけが静かに聴こえる
誰かは「またな」と手を振って
誰かは「もう会うこともないだろう」と
静かに呟き、どこかへ行った

一人減り、二人減り
友の口も段々 ....
私の小指は、
外側にすこし反れている。

あなたの小指は、
内側にすこし反れている。

くっつけると
ピタッとはまる。

私たちは
照れて笑う。
時刻が
今は夜だ
という意見を可決した頃
満天
とはいかない星空を受信していた僕

ああ
この街は明るい
夜は眠らないようです

西の空
刑務所のサーチ・ライト

有り得ない ....
一日の終わりに
シャワーの蛇口をひねると
十二時のひずみから
しずくが落ちる
窓枠の
カタカタ
と鳴くのもよそに
通り過ぎたのは
秒針で


洗いながしたのは
遠い遠い
約束 ....
卵鞘を尻にぶらさげて
わたくしは台所をうろうろしている
交尾した記憶はないので
卵鞘に包まれた卵は無精卵だとおもうのだが
卵鞘の内部からは
なにやら声がきこえるのであった

ああそういえ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
イメージの記憶チャオ1*04/11/28 9:33
ノート(ふたり)[group]木立 悟804/11/28 9:28
自分、諦めたい。月山一天5*04/11/28 9:00
「 小さき者のおもひ 」椎名204/11/28 7:49
事故黒川排除 (...104/11/28 1:55
二回転半半分2*04/11/28 1:49
水色の贄[group]佐々宝砂604/11/28 1:06
安心しなよ、今夜だけはe R i4*04/11/28 0:58
バレンシアの太陽の下木葉 揺8*04/11/28 0:18
一週間半分2*04/11/27 23:51
眼を背けるということ吉原 麻5*04/11/27 23:43
カクシツふじわら4*04/11/27 23:30
野良サラリーマン暗闇れもん2*04/11/27 21:51
かくれんぼベンジャミン6*04/11/27 20:55
満月の夜にLEO1*04/11/27 20:44
POP示唆ウゲツ004/11/27 20:27
青の瞳天使004/11/27 18:37
ピアノ〜Melody〜004/11/27 18:27
母へ石川和広1*04/11/27 18:25
自然と自分純太304/11/27 18:14
火災報知器天野茂典304/11/27 17:24
す・うどんたもつ9*04/11/27 15:29
跋扈する月夜田島オスカー204/11/27 14:08
from maliceアルビノ0*04/11/27 13:03
Full moon5*04/11/27 12:32
川沿いの道[group]快晴4*04/11/27 10:02
小指月山一天9*04/11/27 8:46
受信、後、落着たいにぃぼい...1*04/11/27 3:16
十二時のしずく望月 ゆき17*04/11/27 1:06
卵鞘のゆめ佐々宝砂3*04/11/27 0:39

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