わたしに
大切なものが
ひろがって
あまりにも
ひろがって
霧みたいに素敵に
人々がとおくなる
わたしは
あなたをおもうほど
麻酔していく
打たれるのだ
構内放送に
笑 ....
好きな人と一緒になった場合は
間違ったふりをして全部の階を押してください
目的の階まで長くいっしょにいられます
好きな人に思いを伝えるときは
すべての階のボタンを押してください
目的の階 ....
「アホウ」
「アホウ」と鳴くカラス
青い空に突きでた
電信柱のてっぺんで
僕に言っているかのように
視線を合わせぬその目は
僕を哀れんでいるのか
君に同情されるようじゃ
情け無いば ....
空に
青い 空に
雲をかきわける 空に
朝の光で全身を染めた 空に
オレンジの夕暮れの 空に
覆いかぶさる灰色の 空に
ただ ただ
ただ ただ 空に
透明 ....
今の僕らに1つたりないこと。
今の気持ちにすなおになること。
愛してるいつまでも。
ずっと君とともにいたい。
生まれ変わっても必ずもう一度出逢う。
いつまでも、君とともに歩み、
君と友に未 ....
{引用=
「顔には微笑みを 背後でくだらない奴らが騒いでいたとしても」
― Pete Rock & C.L.Smooth "It's on you"
....
私は大丈夫をいくつ届けたのだろう
透明な彼女は
今にも白い光の中 消えゆきそうだったのだ
”四六時中”は彼女のそばにあるけれど
重い闇だったと泣いていた
透明な手足をうんと伸ばして 世界 ....
どんな小さなことでも幸せと思える気持ち・・・
今の僕にはどこかにおいていってしまった気持ち。
ほんの少し、君が笑ってくれた。
ただそれだけなのに、愛しくて・・・
幸せで・・・。
そん ....
晴れた青空の中、
二人はまるで子供のように
走り回ってる。
君は本当に不思議な奴だ。
俺をここまで変わらせるのは君だけだよ。
何でも、すごく幸せそうな笑顔で・・・
....
{引用=
暗闇に幼な児がひとり。恐くても、小声で歌をうたえば安心だ。子供は歌に導かれて歩き、立ちどまる。道に迷っても、なんとか自分で隠れ家を見つけ、おぼつかない歌をたよりにして、どうにか先に進んでい ....
炬燵にしようかどうしようか
と思いながらも身は縮んでゆき
まるで寂しがりやの格好で
膝を抱える
どうしてこう膝を抱えると
思い出さなくてもいい友達の
笑顔が入れ替わり立ち代わり ....
目を閉じると遠い
なにもかも
くるまの行き交う音が波音のようで
ぼくをここからひきはなす
....
ヒマラヤを眺めたことはない
インドもいったことがない
もちろんネパールにもいったことがない
エベレストを眺めたい
ネパールをトレッキングしてみたい
山頂に立ちた ....
I cried with all my strength,
with all my grief,
with all my sorrow,
but there were no soun ....
ぼくが産声をあげたのは
相模原市淵野辺
の旅館だっとか
何もない相模台地の荒野だった
父の本籍が八王子だったので
八王子市生まれになっている
戦時中で食糧難 ....
この世界は 明日終わって
僕も君も 塵屑となるんだ
心の奥では慌てて
不安を隠せないでいたとしても
通り過ぎてゆく人は 皆
平然とした顔で歩いている
ただ 皆
....
闇の只中
目を醒ます
・・・
目を醒ます
視線の先は
何も無い
ただ 闇ばかり
ォォオォ
微かに 風
私は惰性に包まったまま
身動ぎ ....
緑が白く光る繁華街
人混みするから
自然と距離が近くなる
近すぎて
顔を見たり手に触れられたり
すんごいドキドキしますわ
ちょっと腰掛けよう
20cm空いた所のあなたに
....
声に出せなくて
喉に詰まって
その想い
涙になって
あなたの手
ぬぐってくれた
あなたの手
その想い
溢れる
あなたの手
あなたの手
おっきな
あな ....
聞こえるでしょう?
海が泣いてる
朝が泣いてる
見えるでしょう?
木々が震えてる
夜が震えてる
うれしいのよ
ほら
こんなにも うれしい。
あなたが生まれて
みんな ....
愛しいと書いてかなしいと読む、と
知ったのは十三の年だ、
なんでそんなこと知ったのか覚えているけど
もう忘れておこうとおもう。
むかしばなしだから。
春からこっち一度もカットしていな ....
ものすごく悲しいのだが理由がない。
誰か死んだような気がする、
いやバカバカしい、
いまこの瞬間誰かが死んでいるのは当たり前の事実だ。
理由がない、理由がない、理由を探す、
たとえば君に ....
大潮の日に
満月に向かって
車を走らせ
家路を急いでいると
どこからか
海の匂いがして
どこからか
いるかの笑い声が聞こえ
ぼくはなんだか
きみといるときみたいに
あたたかく
お ....
紫さんから見た
僕の瞳は
紫色
黄土くんに聴こえた
僕の声は
黄土色
臙脂ちゃんが読んだ
僕の言葉は
臙脂色
乳白さんが触れた
僕の涙は
乳白色
....
おなかが空いたら
君の笑顔を食べて
満腹なはずなのに
どうしてだか口が淋しい
やわらかな曲線で描くわ あい
赤ん坊を抱くように やさしくやさしく
友達を家族を、あなたを
....
舞い散る雪はどれも均等に白く
ぼくの体温を盗むほど 冷たい
吐く息は白くて、
ぼくを付けてくる足跡すら白い
....
ぴちょん
ぴちょん
せんめんきには
バームクーヘン
ぐー
おやつの時間には
まだ早い
ぐー
桜の葉でさえ紅く染まり
枯れて 秋は過ぎ
いずれ記憶の中で晴れ間と雲の影の陰影と重なり合い
冬はしんとした風を供にやってくるだろう
骨と皮膚を透明にする冬
油が欲しい ....
恋はいつでも
あなたにとって
遊びのような
ものなの か?
影踏みしながら
するりと抜けて
消えてゆく
君の影 君の声
5855 5856 5857 5858 5859 5860 5861 5862 5863 5864 5865 5866 5867 5868 5869 5870 5871 5872 5873 5874 5875 5876 5877 5878 5879 5880 5881 5882 5883 5884 5885 5886 5887 5888 5889 5890 5891 5892 5893 5894 5895
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