腹が泣く

腹が泣く

簡単すぎる

いのち

小さすぎる

いのち

未熟すぎた

わたし

生かせてもらえた

この命

生まれて

泣けた

 ....
 地球儀をもって
     世界を
     旅してきます
   200箇国を超える
   人々に会ってきます
     ぼくたちはボランティアではありません
     ただの旅人で ....
散りゆく葉
銀杏のジュータン
敷き詰められた黄色一色
カラカラと車輪が回り
黄色の坂道をガーと
風と一緒に下った

二つの季節の奇跡

再び会える日まで

さようなら
雨にこんにちは 空にさよなら

夕暮れ オレンジの風味が細かく刻まれて雲へ 空へ
葉色がもう少しだと告げる 空高く上がる茶葉

道の長さが斜に感じるのは きっとお腹が空いたせい
カスタード ....
きょう、は
明るめの服を着て
ほのかに染まっていく
午後に立っています
炭酸飲料のはじけるビンの底
向こう側が、揺らいで
私の午後も揺れます


クロール、ビンの中を


眠り ....
覚悟が
さざめく朝陽のまえの胸のシメツケから
僕の喉元に
つきあげている

愛している

コンビニの尽きること無い、
子供の頃には
なかった
変な灯り

愛している

歩く ....
横断歩道のストライプを
白のとこだけ踏みながら
ようじんぶかく歩いて
見上げた歩行者用信号の青が
点滅をはじめて
スクランブル交差点が早送りになって
ひとりだけスローモーション ....
        夜も構わず降り続いたんだ、雪。
        梢を伸ばした櫻の木が
        両腕いっぱいにそれを受けて
        しならせて垂れる
       ....
君がくれた
小さな瓶に詰まった星の砂

「願いが叶うんだよv」
そう僕に告げ
無邪気に笑う

「ずっと二人で居れるように」
ほんの少し悲しそうに笑い
小さくつぶやき照れた君

 ....
「何をしようかな・・・」
君は男の人にしてはほっそりした少し頼りのない
長い腕をすぅっと上に伸ばして
背中越しの見えない誰かに向かって大きな独り言を言う

けれど、今日の君・・・
今はなん ....
あ ねえ
     ただだまってコーヒーを啜る君に話しかける
     コーヒーにはミルクが二個入ってる
     ミルク味のコーヒー
     わたしのコートの色と同じ
     ミルク味 ....
巨大な象に踏まれた早朝のグラウンドで
石灰で描かれた白いラインを挟んで
きみとぼく こんなに遠い
舞い上がる砂埃につつまれて
ほどけてゆく朝陽が
冷酷なやわらかさで広がってゆく
ここにきみ ....
外は、風が吹いて寒かった
手は冷たいと訴える

雪は降り注ぎ
この街を美しく彩る

この景色を何度見てきただろう

私はまだきっと幼くて
何も知らない幸せ者だろう

キミを待つ冬 ....
僕の中には彼女がいるよ

朝は優しく起こして
昼は楽しくひだまりランチ
夜は不思議なおとぎばなし

いつでも 僕等は一緒
楽しいときも 寂しいときも
嬉しいときも かなしい時も
いつ ....
 ひしめきあう一日のあとに
 コップを倒した夜は零れる
 子猫の駆けた路地裏に
 白い平らな月は滑る


 風は
 影の上に重なる雪をおくり
 この街の色やかたちをおくり
 世界はひ ....
街の喧騒の中で

取り残された

迷子のように

俺は

立ちすくんでしまった

明日はどこへ行こう

明日はどこへ行ったらいいんだろう

ネオンに聞いたところで

答 ....
俺は

あなたのことを

小説に書きたいよ

その激しさを

その生き方を


あなたは

俺に聞くだろう

だれのことを書いたの


それは

俺が精一杯書い ....
車窓を流れる外の景色が
かちり、かちりと時を止める
込み合った車内で
窓を流れる時だけは雲の流れと同じ
今少し窓に染まり
悠然とした時に触れ
目に備え付けのレンズで
時を捕まえる
  (いつでもどこでも水があった
  (いつでもどこでも火があった
  ぼくたちは青空のなかの白い雲
  知床ではもう雪がふっているという
  薄着のままでぼくはいま缶コーヒー買ってき ....
 
昼起きると
荒川線が
がたんごとんと
走っていて
もともと何もないところへ
いれものを置いても
いれるものはないので
からっぽのまま
でもせめていれものを置こうと
必死に壁を破り
ドアをこじ開け
トンネルを掘る
そこになにかがあるのだ ....
実家の近くに
こぎれいなおうちが建った
家族は
おじいちゃんおばあちゃんむすこおよめさんこども
事情はわからないけど
おばあちゃんとおよめさんの仲が悪かったというはなし
5年くらいでおよめ ....
強い風は迷う心も持っていくんだよ


たくさんの迷いがビルの間をすり抜けるから

窓がキラキラと磨かれる


飛行機が飛びにくいのは

隙間から迷いが入り込むから


強い風 ....
   泡沫のように
   一瞬にして
   消えていった
   ファイル
   失ったものの
   奇妙な果実
   長い文字列だった
   戻ってくれ
   戻ってくれ
  ....
気持ち良く歌っていたらしゃっくりが出た
みたいな夜

No, No

陽の光が足りてないというので
代わりにレゲエを浴びていた

だから幻覚など見るんだろう
言われても仕方無い

 ....
君とこの先いくつの美来を乗り越えるだろう
荊と呼んだ道はどこまでも続くんだ
僕等は手を繋いでいくだけ
其れだけで歩いて行けるんだ

これからもイキテ行くのか
悪魔の翼はカラスのように墜ちて ....
僕の世界が青に染まる頃
終わりか始まりかを悩んで考える
あなたの風車はまわり始めたのか
あなたの風車はまわり終えたのか
想像が膨張して 空間が黄金色に染まっていく時
風は贈る 寒がりに暖かい ....
夜更けの不毛な会話ごしに
雨は小さな神樣をつれてくる
曇ったこころの真ん中に噛み付いては
別になにをするわけでなく
ともだちって
位置だね

自転車を押しながら橋の向こう
電車に乗るき ....
きみにまた会ってしまったので
電線に止まった小鳥たちが見守る午後
長い髪に停止する空気たち
声はもちろん言葉みたいだけど
やぁやぁ、鋭い距離でぼくらスルー、そしてスルー、スルースルース ....
たぶんみんな知っている
本当は女のアレの中に男のアレが入っていないことや
男のアレに添えた手の裏側に白い液体入りのスポイトが隠されていること
つまり薄いに越したことはないけれども
丸見えを望ん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いのちの面影月山一天604/12/6 13:30
桃の花が咲き出す頃まで天野茂典104/12/6 6:00
坂道の色204/12/6 3:07
過ぎる日常ふく2*04/12/6 0:27
きょう霜天804/12/6 0:23
まったなしに流れて朝石川和広4*04/12/5 23:46
セーフモード汐見ハル5*04/12/5 23:07
我が物顔の雪は降り止まぬアルビノ204/12/5 22:51
星の砂進夜3*04/12/5 22:11
「さてと」もこもこわた...4*04/12/5 22:07
夕方と夜のあいだの空気吉原 麻1*04/12/5 21:17
I can speak本木はじめ304/12/5 20:21
Kanata...004/12/5 20:09
僕の彼女Tシャツ104/12/5 18:47
DEAR.バンブーブン...104/12/5 17:57
☆179 マイゴ貴水 水海5*04/12/5 17:25
☆178 シショウセツ204/12/5 17:23
車窓暗闇れもん1*04/12/5 14:43
マンデリン珈琲をゆっくり飲んでいたいから天野茂典004/12/5 14:35
昼起きる渡邉建志1*04/12/5 14:21
からっぽチアーヌ804/12/5 13:11
中古住宅[group]404/12/5 12:59
どうぞips104/12/5 12:28
詩は青春の文学である天野茂典104/12/5 12:14
もうしくじるなよ、ルーディたいにぃぼい...1*04/12/5 4:45
ミライ*くろいうさ...2*04/12/5 3:40
青の世界ソラノツバキ2*04/12/5 3:12
ともだち船田 仰304/12/5 2:27
スルー本木はじめ504/12/5 1:01
モザイク古溝真一郎1704/12/5 0:48

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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