お腹を空かせた狼がやってくるわ
空腹を満たせるなら
どんなモノでも食べかねない
女性でも男性でも 若くても老けてても
きっと空腹を満たすために食べるに違いない
鋭き牙を隠しながら
子犬 ....
思い出す
最後の呼吸
は
吸っていた
良かった
まだ生きている
艸がなびく高原で
ぼくは病になった
もうぼくは草臥れました
少しお休みが欲しいです
欠席届を持ってきました
街の中ではもうクリスマス・ツリーが
....
日が射しつづける部屋と
その外の温度差が
私と君の何かに似ている
いつまでも知らないふりをすることで生まれていた美徳が
最近では感じられなくなって
限界が背後でクスクス笑いをはじめたのが ....
事が一つなせば 事が一つ終わる
群青の空に泣き顔
今日が来れば 今日が終わる
冷たさに震える身体
欲しいのは救いの言葉じゃない
愛は終わってしまうもの
その事実が酷く悲しい
....
女神 空を見てごらん
宙を浮かぶくらげだらけだ
漂うくらげは無い中身を求めている
自分の形にぴったりなものを探している
女神 山を見てごらん
てっぺんから牛が生えてくるだろう
....
青空へ願う 小さきものの声
暗闇で願う 明日の出来事
空へ届かない声を 絶えず繰り返す時間が
田園の蛙声と共振し 鄙びた星空へ消える
空の青が吸い込んだ 「此処」の居場所
控えめな ....
愛してる
という一言も
ああいさしたちつてらりる
なんて遠回りなケータイメール
今日あった出来事をメールしてくれた君は
僕のために数百回キーを押してくれた君なのだと
I hate that shit. I hate that.
If you talkin' about love so much,
I gonna die. Don make me fool.
....
包装のプチプチをぷちぷちしてるとき
まちのはずれでは夜が夕景を食べていました
ペットボトルのお茶が
中途半端に飲まれることを怒っています
ショベルカーは「ごめんね」と言いながら ....
マンボウは太陽を目指した
海の太陽魚の誇りにかけて
ゆっくり大きく時たま猛スピードで
深く深く光の当たらない世界で生まれ
本能のまま小型の魚類を食い殺し
悠々と泳いだ
独り淋しく悠々と ....
あなたは正しいことが好きですか
わたしは
キスの向こうにある風景をぼんやり知っている
それはやわらかで
さみしい
わたしはいつも探している
わたしは時々メールを打つ
返事がくれ ....
0型新幹線車両が
トンネルで脱線した
誰の性だ、詮議は後回し
この忙しい時に集まるか
100人の男を呼集して
モーターカーに載せて
急行する
手にはゲバ棒、では ....
それは
手
愛 の 簡
も ひらで 単
かなしく に
....
スラリと、女の美人2人も
連れている若い奴
頭を臼ですり潰す
頭がないまま座ってる
一番の美人を床に突き倒し
足で踏み潰す
肉団子になり死んだ
肉はみんなで ....
もしもきみが
きみのぜんぶを
すきじゃなくても
それはあたりまえのこと
だってぜんぶは
だれにも
みえないんだから
輝く街の灯りにジングルベルが鳴り響き
年の瀬に浮かれ始めている
煌びやかに飾り付けられた店先
どんな夢を売っているのだろう
人の波が溢れる
せわしなく行き交う人 ....
夜のレモン。
堤防の上で君と、レモンと
夜のレモン。
夜のレモンを齧る、少し寒くなってきた。
夜のレモン、なぜこんなにも、ごつごつと、緑色で、
死体のまぶたのような、ぶ厚い皮でおおわ ....
荒れた大地に咲くたった一輪の花
その、たった一輪が
どれだけ多くの人々の心を
どんなに優しく温かく癒していることか
あなたはどこに咲いていますか?
笑顔の花を咲かせていますか?
小 ....
泉がわている
オアシスだ
隊商が通り過ぎた
一年後
どちらも{ルビ嗄=か}れていた
世の中で
会いたいと思っているのに
会えない人は何割?
会いたいよって
思ってもうまくいかない
今頃、何してるのかな?
こんな状況の人
いっぱいいるもんね
こんなことで仲間を探 ....
ねぇ、ママ
ねぇ、ママ
昨日漁師さんがこういったの
「おまえは正真正銘本マグロだ」
って。
でも、ママ
あたいはマグロなんかじゃない
きれいに揺れる いそぎんちゃくだよ
....
ゆうべ見た月
しなやかに
わたしの体を駆けてゆく
ころんでもいい
すりむいてもいい
ただただ
間に合わないのだけはまっぴらよ、って
ひとりごとを言いながら
もしかしたら
ひとりごとで ....
あなたからLCVEというものをもらった
なんですか
ときくと
かけちゃった
とあなたはにがわらいした
よくみるとそれはLOVEのOがかけているものだった
どおりであなたがさいきんかえり ....
I'd rather cry than lie,
I'd rather die than shy;
The star children dance in the sky,
I'm waiting ....
(演歌でも歌いたくなるときがある
淋しい夕暮れ
帰り支度に遅れて
ひとりぽつねんととり残されて
あんなに人がいたのに
もうみんな帰ってしまった
....
さざんか
ひとつ ふたつ
咲いて
花びら ひとつ
旅に出た
芝生の海の
まん中に
さざんか咲いて
紅一点
ル・ラララ
うたをうたおう
わたしたち
そらに
おおきなそらに
ル・ラララ
ほほえみかけよう
わたしたち
きみに
だいすきなきみに
ル・ラララ
ねがいをかけよう
わたし ....
風の端が低くたなびき
路をわずかに持ち上げるとき
踏切の音は空に揺らいで
近づく雨を測っている
原のざわめきの半分は
壁のむこう
路のむこうに隠れていて
水たま ....
With your happy.
I wish
No tear,no fear.
Twinkle stars are
Everywhere above you.
Rest,with your ....
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