ステージ
照らない光
中心に縮こまり
響かぬギターはリズムマシーン
歌うはドナドナエンドレス
あーるはれた ひーるさがり
あーるはれた ひーるさがり
あーるはれた ひーるさがり
....
I'll be home for Chrismasと言う歌がどの街でも流れる頃
パティーがぺルーの国境を越えて日本へ飛んで来た
雪を初めて見るとゆうので
インスタントカメラを持って
自分忘 ....
小さな円にあふれる花
雨の朝の鳥と痛み
夜の網の無音と光
午後に横たわるひとのかたち
置き去りにされた灯と灯の間で
光は踊りつづけている
みんな
何かに乗ってい ....
ゆるめのジャズをかけよう
ほら
うろ覚えのメロディが遅れてついていく
ビールなんか片手に椅子に座ったままダンスを
スロー スロー
クイックは入れないで これが心地よいから
スロー スロ ....
音楽
それは
精神の
麻薬である
2004・12・12
体が痺れて
布団のなから抜け出せない
どうしちまったんだ
全身麻酔打たれたように
身動きできない
曇天のきょう
壊れちまったのか
ぼくのボディー
....
朝の匂いを感じて目覚めれば
もうお昼前
遅めの朝食をとり
テレビに目をやれば
くだらないニュースばかりで
生きているのが怖くなる
もっと、こう、ずっと、あぁだといいのに、と
届か ....
1
電球頭とオルゲン 下弦の夜に光る雨陰
0朱-音霊韻に道化るアルゴン時計は
針ニ非ズのラマーズ刻みのマルス避け
星がお留守の空に電球頭が
全ての(オール)銃(ガン)を撃ち込んだ、銃声!
....
小さな裂け目から指を突っ込んで
くるんと裏返しにしたら
醜い縫い目を隠して
つるりとした裏側の私が出てきたけれど
少し形がいびつです
φ(..)夜がやってくると σ(^o^)は
決まって!と?の大海にくりだし
しらくらすれちがう会話を交わす
てんで勝手に (‥?には (‥?と答える流儀で
送信情報は饒舌をもって貴 ....
憧憬と書いて
どうけいと読むのだと思っていた
でも
しょうけいとも読むらしい
しょうけいのほうがかっこいい
とおもったのは
本多勝一の『憧憬のヒマラヤ』を読んだときで
ええと
わた ....
生きていても仕方がないとか
楽しみが全然ないの、とかうるせぇな
それより、そのドリンクホルダーから
腐りかかったコーラを取ってくれないかい?
目障りな顔がすこしは優しくなるなら、かけてやるよお ....
この文章をどこで見たとしても
あなたは呪われます。
たったいま、私が呪いました。
私はあなたを脅迫します。
脅迫されなさい。
パターン1
あなたは後ろ暗い四畳半の部屋で
せん ....
声が届いたことなんか一度だってあっただろうか
山々は鈍い色に塗りたくられている
いつも
線路は鉄の匂いがする
いつも
阻むのはガラスの壁 ではなくて
やわらかいマシュマロ状の肉塊
頭部は ....
先週からひどい吐き気がする
酸っぱいものがこみあげる
幸か、不幸か、
食べすぎている
一週間で体重が5キロ増えた
薬はちゃんと服用している
食欲がありすぎる
気分は暗い
と ....
「私が前触れもなくある日突然死んでしまったなら」
このフレーズで始まる曲
昔
大切な人を失ったら
この曲は私にとってどんな歌になるだろうか、
とよく考えていた
「叶わぬ明日の地図を見て ....
二枚貝の裂け目から
たくさんの血とともに
ユーモアのある満月が
6つ産まれた
君がそれを食べちゃったんだから
君がもう一度
産まれなくてはならないのに
あのお爺さんは
そんなこと気付き ....
瑠璃色の月が水面に満ちている
水面は月を歪みさせた
少女は赤い靴なら水面を歩けると言う
水面を歩く刹那
膝ごと月にもっていかれた
血に染まる湖を少女は哀しく見ていた
少女は言った
....
ガラス玉の中で夜が
凍ったみたいに動かない
だからここには何も来ない
昼も夕方も往ってしまって
世界がポツリと佇んでいる
私は夜を握ったまんま
電車に乗ってひとり
闊歩している
こ ....
傷つき 裏切りを受け
沢山の涙を流しながらも歩き
やっと見つけた{ルビ居場所=シアワセ}
でも
{ルビ居場所=ソレ}はすぐに消えた
音もなく 静かに
私の手元から崩れた
神様・・ ....
(世界の最下層、円土の終焉に降火の硬貨)
炎上する宴℃の熱が気化すワイン
鬼化すは韻、淫in宙リップに銀輪廻る
溶けた砂金の雨rry 究理棲ます雨再度の金
沸き上がる或るCallはアルコ ....
夕焼けの空を
黄金色の飛行機雲が
針となってのびてゆくその先に
たくさんの人々の虹がたしかに架かって
そのたもとを掘る人もたくさんいるけれど
それはそれでいいけれど
それらの虹を針は突 ....
あったかい
あなたは そう言った。
すき
そんな あなたと
ああするのが。
あの日着ていたコートを今年はまだ着てない。
....
俺は
あなたに会いたいけど
会えない
俺は
愚か者に与えられる
金の杯に入った酒を
飲み干してしまった
俺は
愚か者に与えられる
銀のさじ ....
俺は
思いが通じるとか
通じないとか
恋が叶うとか
叶わないとか
そんなことばかり思ってた
あなたのことが欲しかった
今は
ただ
あなたの ....
分類されるここでは
術をしるひと なのだという
お陰で、あの子は勝手に育って
わたしを追い越して うちゅうになってしまう
抱きしめてあげられないちっぽけな かいな のこして ....
夜空の端で光る
冬のあいだ
君はシリウスの子供になる
かじかんだ手をポケットに入れて
足許だけを見て歩く
冬は嫌い
冬は嫌いだよ、寒いからさ
呟きながら
夏の海や{ルビ茅蜩 ....
思いを
どこに残すこともなく
証拠を
どこに残すこともなく
死ねることは
幸せなのに
人はまた
かわいそう
と 言う
一時 心を騒がせて
かわいそうと言っても忘れ去る
どうして空は 青いのだろう
どこまで空は 青いのだろう
とおく
とおく
尽きることはない
青の不思議
あの青空が
もし
嘘 だったとしたら
私という心も
嘘 になってしまうだろうか
一つの否定は
不安の輪となって
どこまでも どこまでも
同心円の 嘘
5844 5845 5846 5847 5848 5849 5850 5851 5852 5853 5854 5855 5856 5857 5858 5859 5860 5861 5862 5863 5864 5865 5866 5867 5868 5869 5870 5871 5872 5873 5874 5875 5876 5877 5878 5879 5880 5881 5882 5883 5884
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.44sec.