PS2ポータブルの
○
ボタンを押すと
ドン!
と
音がして
せかい壊れちゃった
あれ、これって
げんしばくだんのスイッチ
間違えて押してしまったよ
あれだけお母さ ....
田舎のネオンをにじませてゆく雪
ここには似合わない音楽ばかり流れている街
ガソリンスタンドにはタイヤ交換の長い列
観覧車はもう、来年の春まで動かない
寒いんだから
余計な言葉を喋 ....
君が望むなら
僕は優しい詩かこう
あなたが望むなら
僕は愛の詩かこう
でも 僕はうたえない
何故なら
僕の唇は
幾千もの意味のない
幾千もの汚れた言 ....
ありがとうって魔法の言葉は
笑顔も涙もみんな知ってる
ありがとうって魔法の言葉で
届けたい
気持ちがあって
溢れてくる想いはみんな
透明なシャボン玉みたい
消えたあとも綺麗な ....
今
私はここにいる
きのうの私は
都会育ち
こうやってみてみれば
日本だって大きいぞーっ!
もし
願いが叶うなら
私は翼がほしい
あの空の青に包まれてみたい
めぐる風や 雲と
遊んでみたい
何もかも忘れて
はしゃいでみたい
果てなく続く空を行け!
向かい風が吹いたと ....
ピンポンと
卓球する音
軽やかに
ボールを相手へ
打ち込めば
楽しい世界が
広がりだす
もしできるなら
あの人に
心のボール
すぱこ〜んって
打ち込みたい
稲荷寿司でも食おうと回転寿司屋に入り腰を下ろすと
隣の客がその隣の客を食っていた
食われながらもその客は
隣のトトロを食っていた
トトロは隣の山田くんを食い
山田くんは隣のお姉さんを ....
目のまわりが充分に黒ずんでいるから
メイクはしないむしろもっと顔色を悪くしたい
歯はおあつらえむきにぼろぼろ
煙草吸うから脂できたない
昨日から何にも食べていないから
うまいことやつれて頬が ....
やくそくしたやん
なんでよ
いつもいつも、、、
しらんかったらなにしてもええの?
ええことないやろぉ?
うそをつくより
つかれたらさびしいよぉ
うそをつくのは、こわいから ....
たくさん野次馬がいて
わあわあ騒いでいる
下りなのか登りなのかわからない坂道を
私は必死に歩いている
というか
這ってるみたいになってきた
インゲン豆が数限りなく空から降ってきて
今日は ....
左側の一番奥の銀歯には
チーズケーキ諸島、
穴の空いた石灰質な
地盤を埋めている
そこに煙草を持っていって
蜘蛛の糸製の灰皿を
忘れたくらいの絶望感
宇宙規模の退屈が
ゆったりと牙をむ ....
あのひとことのことが、、、
気になって、、、
眠れない、、、
朝早く目が覚めたの、、、
でも、ほんとは、、、
愛って、、、
好きって、、、
そう、なんだか朝早く目が覚めただけ ....
何が悪かったわけではない
だが私と君は
欠陥商品としてこの世に生まれてきた
故に苦しみもがきながら生きていた
君と出逢うも
欠陥している部分は治せなかった
ネジも歯車も噛み合わなかった ....
空調の音色が無色透明な夜
耳に血液を集めるイメージ、要するに耳を澄ますと
付近に野良猫が潜んでいるヒントを掴める
1匹じゃなく2匹か3匹
去年の冬に見た彼らか、もしくは彼女らか
野良 ....
あなたにとって
私はニュートリノ
とっても弱い
目にも見えない
身体さえすり抜けるような存在
この気持ち
気づいて欲しいのに
私はひたすら髪を噛んで
上ったら、下る、上っては、
下る、彼らが散らかっている、彼らの街で
折れてひざまずいた巨人が、ほろほろと朽ちてゆく
それは、もうずっと歩道橋に見えている
或いはそれは、もう ....
短めの夏の裾をめくれば
過ぎた夢の夜に迷うよ
月の光が僕を照らして
繰り返す闇を優しく包んだ
心のブランコを止めるのは
もう、君じゃない。
だけど
もう少し、もう少し ....
暖房のついた部屋
乾いた空気に
膝まで布団に入っていた
テレビから流れるクリスマスソングで
ふと君を想い出し
少し布団に潜った
何故か
布団をギュっと ....
破りとって
消えないという事に
みつけない
さらわれて
くず にした さっき
ぬるくなった キィ
叩き付けたいのに
整った 配列 に
とりもどして しまう
ひとみ ....
わたし、このままでもいい?
と言った 僕の 恋人 の首筋を見て
僕は 自分の背筋が 凍る のがわかった
薄ら寒くなる陽気 の 中で 彼女の放つ空気は すぅっ として
水色と桃色の合わさ ....
コーヒーカップの中の砂は
もうとうに飲めなくなっていた
日差しから種が降りてくるような
そんな海の上
向かい合いクラクションを鳴らしあう
勢いよく置いたコップから何かがこぼれ ....
無くしたのかな。
もうずっと昔に。
無くしたのよ。
ついさっき脆く崩れた家の中で。
Home away?
はだしの足を冷たく刺した。
雨が私を溶かした。
それでも ....
軽犯罪の発生率がとんでもなく高い
いわゆる要注意都市
そこに私はずっと暮らしている
千代田線各駅停車
マッドシティあたりに暮らす人間は
みなそう呼ぶが
本当は常磐線なんだ
東京メトロ ....
なっちに誰も突っ込んであげられなかった
肩叩いて
尻さわって
モーニング娘。の ....
改札を抜けて電車を待つ
寒くて固まっている
今頃あなたは何をしてるんだろう
流れる音楽は何も教えてくれないけれど
どこか温もりがある…
生きている限り、
肩を落す日もあるで ....
なにに一生懸命になったらいいかわからなくて
妙にシリアスになったり
バカなふりして楽しんだりしてたこと
全て時代のせいにしてしまいたくなる
っていうかなった
僕の憧れや嘆きは全てインターネッ ....
嗚呼、世界は狂ってるなんて声高らかに今日もアンタ等は叫ぶけど
本当は、そんな事言ってるアンタ等こそ、余程狂ってると俺は思うワケだ
うん間違い無い
嗚呼、間違い無いさ
俺じゃなきゃ他に誰がって言 ....
たかい ところ だったから
みあげたら よおく みえたんです
あいつら は
じつに いやみ に
きんぴか に またたいて いて
あいつら は ....
午前四時
遊泳をやめない夜
銀色に溶けて
静かに生きた
連続する人の群れに
並んで
あなたを探している
あなたという名の人は
存在しないけれど
忘却の跡地に
染 ....
5842 5843 5844 5845 5846 5847 5848 5849 5850 5851 5852 5853 5854 5855 5856 5857 5858 5859 5860 5861 5862 5863 5864 5865 5866 5867 5868 5869 5870 5871 5872 5873 5874 5875 5876 5877 5878 5879 5880 5881 5882
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