どんなに泣いても
どんなに叫んでも
神さまは
何もしてくれない
奇跡で
助けてはくれない

風はいつでも吹くけれど…
決して実を結ばないような
切ない恋を
初恋と仮定するならば
あれは
私の初恋なのだろう

初恋というには忍びない
青いトマト たった1つ
鮮やかな青だけを
私に残していなくなった
このところ毎日会っていたのに
今日すごく「久しぶり!」
そんな気がする

夢の中にいたの?
恋をしていたの?
孤独の中にいたの?

とぉくとぉくにあったあなたの心
今 あなたへ帰って ....
わたし、

たくさんの物を手に入れたけど

この手で触れていられる物は

少しだけで

埃にまみれた

ダイヤの指輪

大きすぎるけど

外せないでいる

反射する ....
何故生きていくのか迷った日
夢を追いかけて転んだ日
立ち直れたのはあなたがいたから
今なら言えるよ
“ありがとう”
雨上がりの図書館で:白紙のページにnadaと記す(終了)

電子レンジの中のハエ:電送:そして融合
組み替えられた献身:感情は進化する
延長された賞味期限:ラベルは貼り替え可能
(シリカ ....
眠り姫の起こし方は忘れました
と言いますか
眠り姫を読んでません

でも

とりあえず
キスで君を起こしたいと思います

よく寝る君は
ちょっと寝相が悪くて
キスしようとしたら寝 ....
ういた いずみ の におい
さけた きせき の あしわ

なけよ むけた つ こどく
つよく ふれる ね あつい
数時間前にはヨロイを着込んで
雨が蒸発したアスファルトみたいな
気持ち悪い空気を吸い込んでいた
それはまごうことなき嘘かも知れないけど
数時間前にはそこにあったのだし
伸びすぎた前髪も
邪 ....
ふかーい海の底へ飛び込んだら
途中で深海魚に出会いました

「深海魚さん、どこへ行くの?」
「なーに、わたしは夢を叶えに行くんだよ」

そう言って深海魚は浮上していきました

「深海魚 ....
チックタック チックタック…
効かない薬ばかり
散らばっている
僕は今夢の中…

チックタック チックタック…
刃物が赤く染まっている
シーツに飛んだような赤い点点
僕は今赤に餓えてい ....
君は真っ白な雪のように白く美しかった
君の心には十八年間凍えた雪が降り続いていたのだろうか
snowは優しい
と私に言っていたが
私と出逢い
君は暖かい雪に包まれる事はあったのだろうか

 ....
いまここに 書きかけの手紙があります
あと一言書き足せば
それは郵便やさんが届ける必要もなく
わたせることでしょう

「死ぬ」なんてことを
簡単に口にしちゃぁ いけない

こうやって命 ....
昔の紙飛行機を見つけたよ
不思議な文字が書いてあった
それはそれはびっしりだった
ここの野原のようだった



黒い服を好いてたひとが
白くて不安なちいさなこ
すべてがあふれ ....
実は僕
あんたの事
5回殺してるんですよね

ええ、頭ん中で想像して

だから罪にはなりません
心の積荷は少々重いですけれど

まぁ、現実にあんたが生きているのは
僕の想像力のお陰 ....
榊が揺れて鳥が鳴いた
庭の隅
雨粒が降りてきた気がする
雨音が聞こえた気がする
冬模様の服を着ようとする頃
紙の上を走らないペンの先で
言葉にならない
遠くの音を待っていた


本 ....
僕には二つの目があって
ちゃんと見てるのにな
君は背中だけを向けて
話しかける
君の目は何を見てる

手を伸ばせは
こんなに近い距離なのに
君の言葉は遠くかすれて
聞こえない
それがどういうことかわからなくて
聞いてみる

歌は心の柱だ
と言った人がいる

柱はなぜ支えるの?
何が柱なの?
柱はいつから強いの?
柱っていったい何?

例えば君がいるだけ ....
揺れている――
火が、無人の家に続く砂利道のそこここで、
揺れている、原野の風の行き来にあわせて
揺れている、枯れかけた草の群れが、
火が跳びはねて渦巻く、
日没前の世界に


揺れて ....
覚えたての九九を妻が口ずさむ
大切なものは奪われても
忘れなければいいのよと妻が歌う
夕暮れ前に一瞬空が明るくなり
テーブルのりんごやみかんやバナナが色を手に入れた
頬杖つきながら
文 ....
帰る場所はあるほうがいい
帰る場所がある人と
帰れないところまでは行かないで
少し遠いところで
夜の川を眺めていたい
もう何度も
傷を舐め合ったから
わたしもあなたも
優しくなれたから ....
あなたが後ろを向くと
私の胸から
レモンスカッシュが吹き出した

瞬く間に水の幕をつくり
私の前を一面覆う

そっと指で触れてみる
波紋は広がる

ほんの少し振り返った
あなたの ....
羽が舞い散る空。
辺りは白と黒の羽だらけ。
もう争いは、やめてよ。
誰もがそう思う中、空には、天使たちの羽・・・
             悪魔たちの羽で
灰色に染まっていた。
本当は天使 ....
とーもろこしで明日を占う。

ひとつぶちぎって口に放り込む
「いい日」
つぎのひとつぶ
「わるい日」
またひとつぶ
「ちゅうくらいの日」
そうやって半時間
ひとつぶずつむしり食べる
 ....
どんよりとした激しいスピードで
こみ上げてくる感情
今夜もう少しで落っことすところだった
男の子の部屋ではいつも同じような音楽が流れてる
だから昨日の男の子と
今日の男の子が違っていたって
 ....
時々思うことがあります。
         人は死ぬ前はどうなるの?
時々思うことがあります。
         人は死ぬとどうなるの?

この記憶。この体。この気持ち。

人は死んだら ....
今すぐ君に会いたい。
けれども、君には会えない。

会えないなら電話でいいです。
声だけでも聞かせてください。

電話でもだめなら、メールでいいです。
あなたの気持ちだけでも知りたいので ....
雨に濡れた傘の下
涙に濡れる君の頬

そっと震える君の肩
そっと抱き寄せくちづけを

二人が溶ける雨の中
想い重なる 傘の中
PS2ポータブルの

ボタンを押すと
ドン!

音がして
せかい壊れちゃった

あれ、これって
げんしばくだんのスイッチ
間違えて押してしまったよ

あれだけお母さ ....
田舎のネオンをにじませてゆく雪
ここには似合わない音楽ばかり流れている街

ガソリンスタンドにはタイヤ交換の長い列
観覧車はもう、来年の春まで動かない

寒いんだから
余計な言葉を喋 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
神風春日野佐秀204/12/15 17:01
はつこひ204/12/15 16:59
久しぶり!204/12/15 16:55
外せない思い出月山一天304/12/15 16:10
“ありがとう”ツクヨミ204/12/15 15:56
衝突がらんどう2*04/12/15 14:08
おはようまでの距離ヤマト704/12/15 10:52
砂木4*04/12/15 7:24
03テープ示唆ウゲツ004/12/15 4:29
夢見る深海魚ベンジャミン7*04/12/15 4:29
チックタック*くろいうさ...004/12/15 4:24
snowdrop1*04/12/15 3:27
書きかけの手紙ベンジャミン4*04/12/15 2:28
街行きフユナ5+*04/12/15 2:17
想像殺人[group]たいにぃぼい...11*04/12/15 2:06
言葉にならない霜天704/12/15 1:39
距離LEO1*04/12/15 1:03
同じアリランの狭間ではらだよしひ...204/12/15 0:59
火の断章安部行人1304/12/14 23:37
九九カンチェルス...1104/12/14 23:34
夜の川チアーヌ204/12/14 23:24
レモンスカッシュ木葉 揺7*04/12/14 23:08
天地の空想。天使104/12/14 22:06
もろこし占いらいみ3*04/12/14 21:59
男の子の部屋ではいつも同じような音楽が流れてるチアーヌ804/12/14 21:53
12:20に思ったこと。天使104/12/14 21:51
今すぐ君に会いにゆきます。004/12/14 21:38
rainy day緋乃村燿介104/12/14 21:13
AN IGNORANT CHILD月山一天504/12/14 19:23
ホットコーヒー ふたつあかり304/12/14 19:06

Home 戻る 最新へ 次へ
5841 5842 5843 5844 5845 5846 5847 5848 5849 5850 5851 5852 5853 5854 5855 5856 5857 5858 5859 5860 5861 5862 5863 5864 5865 5866 5867 5868 5869 5870 5871 5872 5873 5874 5875 5876 5877 5878 5879 5880 5881 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.16sec.