そっと私にはつかめないもの
あなたは見つめることができる
輝く星はここにはないけれど
あなたには星がある
輝けるの

切ないあの音
あたしをまた隠して

意味がある私たちは
これか ....
今日もこぐ自転車ペダル
冷え切った空気 ふりきって
わたしはたどりつかなければいけない
使い慣れた34番
ひびわれたくつぞこ
あのろうかのつめたさも 
もうすぐで角ざとうになる
固まって ....
一つではない音が
低空で飛行して
私まで押し上げていく
地面すれすれの
振り返れない朝は
きっと、昨日の
覚めない夢を残したまま


ここは水の集まる
ような、そんな場所
沈んで ....
リーマンガーデン晴れ晴れと
痛み分けするネクタイを
ぱらりとはだけて納まるベンチ
ワイフの創りし嵩張るランチ
ぼさぼさぼさと食べ溢し 
さめざめざめと泣き寝入る
けらけらけらと子供が笑う
 ....
あまりに{ルビ詩=ポエム}を書きたかった
衝動的に 衝動だけでまた頭の中で世界が広がる

自分の空想と現実との大きなギャップが
たくさんの想いを募らせていったけれど
あまりに普通に消化してゆ ....
 あの頃君は言った
 この世の全ては夢だよ
 夢見がちで弱かった君を私は上から見下ろしていた
 現実主義者?
 そんなものではないけれど
 15歳
 この世が夢で無い事を知っていた
 ....
私はあなたを取り巻く全ての事柄に嫉妬している
私はあなたが想像しているよりも遥かに独占欲が疼いている
抑えられなくなると一人闇の中で宇宙を見る
君は僕を愛していないと時々言う
宇宙からしてみれ ....
黒塗りの電話機がここ最近のお友達
うんともすんとも言わなくなったこの子が私のお友達
そこの誰かさん、意地悪な言葉を今は聞きません
そこの誰かさん、哀れんだ声はおやめください
狂ってはいません
 ....
窓を開ければいつも見える
いつも見えてる風見鶏
風にあわせてくるくるまわる

幸せを伝える
青い鳥になるのに疲れて
風向きだけを伝える風見鶏

そんな風見鶏なんて
チキンソテーにして ....
    今隣の部屋にいてFMを聴いてる

    時々声を掛けてくるので

    適当に

    「そうか」とか「どやろな〜」とかって

    さみしく無い程度に

     ....
暗い窓に写る

愛しいあなたの面影を

俺の中に沈めて


一人の夜の

あなたのいない寂しさを

俺の中に沈めて


ただ

当たり前のように

夜は更ける

 ....
何年前だったか

俺とあなたの

熱い夜は


ただ

雪の白さだけを

俺の心に刻んで


ただ

白い時だけを

俺の心に刻んで


かりそめの恋って
 ....
君は「優しさ」という諸刃の杖を使い
世界の果てを目指した

生があるなら必ず死もある
私達は「死」という意味不明の存在に
怖れた
辛くなった 哀しくなった
そして壊れた
だから
あの ....
        部屋からの風景は
        丁度こんな感じだ
     そう、丁度こんな感じだ
     この辺で頭出してるのが
     ほのぼのレイクのネオン
        隣の ....
僕には幽霊が憑いてる
見える?
右斜め後ろ約2メートル

こいつ
いちいち
格好良く見える角度で写真に写るんだ
かたちがない雲の
のんのんした響き


コロ

しばし倒れて鉄塔

はめられたんだ
生きる鋳型に
はめられたんだ

被害者意識それ
わたし

受け身をとれない

打 ....
明日人間ドックに行こうとしているのは
まぎれもなくあの時列車に飛び込んだあの人だ。

鏡を眺めながらしんみりと
最近、なんか顔色悪くてねえ
などと話しかけてくる。

そう言われても
な ....
 一人きり
 待っている間の孤独を埋める
 一人きり
世界の果てに来た気分で歌う
 一人きり
 これは嘘ではない
 誰もが独り
 それは嘘
 誰も独りなんかじゃない
 私以外は。 ....
 




 男の部屋なんて
 臭くてオナニー三昧だ
 自分ではわからない臭い
 自分の臭いしか返ってこない毛布
 畳にころがった週刊プレイボーイ
 ビデオを借りに行くほど熱心じゃ ....
雪降る夜のトナカイが
喧噪の空をゆく

昨日
回った家々の
窓の灯りがあたたかい

おやすみ
どんな世界にも
小さな平和はきっと 降るから

ボクは
小屋を抜け出して
一日遅 ....
歩くごとに
一枚ずつ
カードを捲っていく

高い数字を
待ち望んでいた

のに

ジョーカーをひいた



今の僕には

使い方が解らない
わっ!!
と大きく叫んでみろよ

夕焼けが目に沁みて
俺の目玉はぐっしょりだ

赤とんぼ 赤とんぼ
俺の体も染めてくれ

毎日 つま先を踏んで歩いてみても
未だに自分の影は捕まえら ....
人生の縮図を一枚の写真に托そうと
カメラを持ち出した午後

通い慣れた公園の道を黙々と歩いてゆく

木陰をなぞるようにしながら
景色に目を奪われることもなく 

いつしか長い上り坂の入 ....
目を閉じてもひらいても
夜に重なり現われる
光りかがやく胸のかたち
蒼のなかのからくりたち



高らかな鉛の奥から指さし
水面の緑と並んで馳せる
星と同じ色の曇
星と同じ ....
雨にうすく濡れた歩道の中心に
盲人用の黄色い凸凸道が
遠くへと敷かれている

いつもそ知らぬ顔で歩いていたが
凸凸道を求めているのは
よろけた歩みで目線の定まらない自分だった

黒いこ ....
定期券が消えた
ある日こつ然と定期入れから消えた
懐かしい色の子供たちが
僕の知らない歌を歌いながら
道の一箇所に立っている
煙草を吸う
定期券が消えた
煙草を吸う
わっこ ほっこ ゆぎっこ ちみで

なして おらえのほうさ ふるなだべ
まんじ あさはやぐがら おぎでしゃ

みぢ こしゃねば あるがれねべた
ゆぎっこ つもって あるがれねべた 
 ....
あの電線が
鎖に見えはしないか患者達
君達が決して出ようとしなかった
恐るべき街に病棟ごと出ている
ハイキングの歌を歌おう
バイキング気分でさ
バイキンみたいだなんて
もう自分を責めなく ....
空も飛べそうな気分なのに
なかなか自由は味わえない

いつまでたっても
君につながれたまま

見えない糸でくるくると

僕はただ
落とさないでと祈るばかり
何もかもくだらなく思えてきて
途方もない真っ直ぐな道を当てもなく歩き続けていた

しばらくすると海が見えてきて
老若男女が海辺や海に入って楽しくやっていた

誘い込まれたように
気がつく ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
流れ星104/12/27 2:51
うわばき304/12/27 2:48
上昇水流[group]霜天404/12/27 2:16
リーマンガーデン無言電話004/12/27 2:11
青年の夜幸亜004/12/27 1:45
Only dreamりぃ104/12/27 1:43
生もの暗闇れもん1*04/12/27 1:08
黒電話2*04/12/27 0:54
とりくしゃみ1*04/12/27 0:17
ドリカムの歌詞が好きな妻に向かってDr.Jac...104/12/27 0:13
☆183 ナゼ…貴水 水海204/12/27 0:12
☆182 アツイ、ヨル104/12/27 0:09
儚い命だけれど*くろいうさ...104/12/26 23:53
字景たいにぃぼい...10*04/12/26 23:51
フォトジェニック・ゴースト1*04/12/26 23:20
ひかりの後ろ姿石川和広3*04/12/26 22:57
人間ドック草野大悟304/12/26 21:44
全ての夜にりぃ104/12/26 21:07
コブラツイストガールカンチェルス...1104/12/26 20:50
ショコラ・クリスマスuminek...104/12/26 18:59
*あとら6*04/12/26 18:19
004/12/26 17:13
落日ベンジャミン6*04/12/26 16:53
夜と片目木立 悟304/12/26 16:33
浮顔服部 剛11*04/12/26 11:55
身辺雑記より(四)たもつ704/12/26 11:18
ちみで 雪砂木13*04/12/26 10:23
都電病棟[group]紀ノ川つかさ904/12/26 9:53
カイトベンジャミン3*04/12/26 6:05
海の住人みもる204/12/26 4:05

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