頑なな扉を
こじ開けた
君の言葉に
悶え続けるとは

確かな
居場所を作って
俺を
動かし始める

確かに
流れ始め
生暖かく
収縮して

凝視している
俺は
感じら ....
こんこん
こなゆき
ふりやまぬ

きょうも
あしたも
あさっても

こんこん
こなゆき
ふりやまぬ
人はみな
いい人なのに
どうしてか
集まると
悪くなってしまうことがある

願わくば
世の中の人々に
月がいつでもあるように
優しさが
いつでもあるように
センリツのように
かけぬける寒さ
終わらない
雨のスフォルツァンド
音の波は とぎれず
不自然な夢
 わたしは揺られてゆくのです
 暖房で濁った、暖かい空気に包まれて
 わたしはゆくのです

 赤い列車はわたしの知らない幾人を乗せて
 ここよりまだ寒い明日の方角へ向 ....
「 」が欲しい

「 」がすべてだ

あぁ 僕には

「 」が足りない

もっともっと

「 」で埋め尽くされたい

でも

「 」って何だろう

しばらく考えて

 ....
一.

シンクロしている部屋に棲んでいる。

「今日は、耳を貸してくれよ」

ということなので、油に包んで投函しておく。
私は目を借りて、360°サラウンド。

帰ってくると

 ....
体中の細胞がいっぺんにしゃべりだしたら
そんな素晴らしい詩はない

分裂を繰り返しながら受け継がれるのは僕だ
どこかで乾燥して剥がれ落ちるのも僕だ

みんなも感じているのだろうか
恐 ....
語る言葉が多すぎる

別れの言葉となる悲しいもの達を白い鳩に変えて
屋根裏部屋の少年は空に別れを放った

鼻をくすぐるのは焼けたパンケーキで
同世代の子ども達の幸せな笑い声を 
なり響く ....
悲しい話ばかりする君、こんにちは
あの朝は、原っぱの真ん中で、
ころりと転がる君の横に座っていた、
てらてら包む太陽のひかりのなかで
きみは、とてもとてもかなしい話を
笑いながら並べていくの ....
おれの言葉には

乾いた冬の浜を
指す松の葉の固い鋭さがない

防砂林の激しい
潮風揺れ
ふうらり歩く

めまい

えんぴつを
尖らせた
紙に刺した

的に突き刺す
激 ....
ダンボール
捨てたいものをつめた
ダンボール
は、ちいさかった
そしてなにもなかった
わたしはなかった
あ、あ、あ、
みじかい音をいくつも出して
壁に羅列のスタンプをして
そ ....
時々意味を見失うのは
年の瀬だからなのかも
そうではないのかも

くるしい

そう吐き出した言葉ですら
色の変化が見られなくて



失ってしまった光の眩しかったこと
眩しかっ ....
遥か彼方の水平線は
冷たい冬の空にとけ
薄雲の光る中に
青さも白く霞む

寄せる波の音を聞きながら
どこかに
懐かしさを覚え
元始の記憶なのか
あるいは
胎児の記憶なのか

い ....
ひこなに よいごと
つつぬく かきもや

ちよやに くれとく
わきふす みやむめ

ひにすく ゆきやけ
うつるて はうつめ
何処か行こうとして
結果自宅へと戻って
安心している人間に
戻ることができない

何かを語ろうとして
言葉が詰まる経験を
繰返している友人を
語ることができない

何時か思い出そう ....
わたし
生意気な
オトナ?

ガキよりタチが悪い
いやらしいかも
餓鬼よりさらに、飢えている

かわいやらしいかも

たぶん親父ほど稼げないが

わたしはエロい
ほっぺたをつ ....
シビレエイに
さわったことはない

海のふくらむ昨日


しらないことは
ありすぎる

とおりすぎても
とおりすぎても


新しい
ああ
かみさまはいるのだ、と
思った
そんな夜の話をしてあげる

雲をつんざく、青
無尽に動く、光
まっすぐ、
ひたすらまっすぐな、光
それから逃れるため
走った

(まっすぐ ....
クリスマスが終わると気がぬけて
好きな男のことを忘れる
冬休みなんて、大掃除だのなんだのってウソついて会わないで
それで忘れる
ずっと会わないでいるから、名前もすぐには出てこない
シャンメリ ....
つきのわぐまよ
つきのわぐま
私の町にやってきて
淡い夢でも見せてくれ
死んだ女を見下ろして
静かに歌をうたってくれ
お前の歌は宙を舞い、どこかへ行ってしまうだろう
それでもここに戻って ....
闇はひどく疲れていたようで
ほとんど私の話しを聞いていなかった

私もひどく疲れていたので
そんな闇を思いやれずにいた


そしてやがて静かに私たちは
重なることなくそれぞれに ....
声をかぎりに
叫んでも
届かない
未完の言葉
帰らぬ音色
雪の平原は
降りやまない
白い世界が
まなさきに広がっている

ほっぺはりんご
たったか たったか
かけだしていく
あなたのもとへ
たったか たったか
かけだしていく
空が剥がれ落ちていた

無音を描きながら

時間を奏でながら



空たちはみな地に落ちて

染み込んで消えた

あっさりと自由に




せめて僕は

空 ....
     今日の月は


        どんなだい?
脱ぎっぱなしの服とか
飲みかけのコーヒーとか
何も入ってないバッグとか
あけたばっかりのジャックダニエルとか

君のものを全部
全部
箱につめて
新しい家に送ろう

聞いたことの無 ....
料理を注文する君の声が
空気の振動のような透明さで店内に響く
放っておくと月明かりしか入ってきませんから
と、ウェイターがカーテンを閉めていく
中央のテーブルでは座高の高い男が
大声でメ ....
もう今年も終わろうとする日に
めずらしく大粒の雪が降るなんて

もう薄っすらと雪化粧をはじめてる

ぺたぺた点描画
世界を白く塗りつぶします

そう言えば今年も大変だったな

この ....
きみ
図鑑にのってるよ
知ってるかい

きみだけじゃない
ぼくも
きみの、
ぼくの、
おとうさんも
おかあさんも
きみの赤ちゃんも

さっき
赤ちゃんの手の甲をペロリとなめた ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
愛のかたち風船004/12/30 11:35
きつねの みあげる そらツクヨミ704/12/30 10:51
願わくば204/12/30 10:49
悪夢304/12/30 10:47
awayアルビノ504/12/30 10:45
「 」が足りないベンジャミン7*04/12/30 6:04
隣人計画 2[group]英水304/12/30 3:13
細胞たちベンジャミン8*04/12/30 2:56
遥か遠くの国[group]暗闇れもん104/12/30 2:33
たいようnomica304/12/30 1:46
忘れたトゲに怒られて海岸石川和広3*04/12/30 1:09
まばたきオオカミ804/12/30 1:09
振り返る瑠音004/12/30 1:01
いつか帰る場所LEO5*04/12/30 0:43
そえ ひわ砂木6*04/12/29 23:57
いつもなにかが間違っている煙と工場304/12/29 23:47
まもる、弱さで石川和広0*04/12/29 23:30
波の兆し8*04/12/29 23:21
夜の欄干望月 ゆき9*04/12/29 22:13
クリスマスかなりや004/12/29 21:42
つきのわぐま204/12/29 21:23
松本 涼5*04/12/29 21:09
終わりなきウタ春日野佐秀204/12/29 21:03
たったか たったか504/12/29 21:00
松本 涼7*04/12/29 20:56
知ってるかいTシャツ004/12/29 20:33
引越しヤマト504/12/29 19:48
身辺雑記より(六)たもつ1004/12/29 17:06
この雪は積もりそうですベンジャミン4*04/12/29 15:01
こんにちは図鑑Ⅱ望月 ゆき9*04/12/29 14:21

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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