今日、拾ったんだ

あの川の輝くあたりで

あの空の疼くあたりで

あの山の轟くあたりで

幾つかの種を拾ったんだ



今日、種を植えたんだ

この氷のような胸に

 ....
うるさすぎる世界


のに無駄な音はないの

拾うために
あなたの言葉

街を歩く
電車にのりこむ

(必要がなくなりつつある金属のクサリの) ウルサイ!

耳栓をつけている ....
そばのつゆだと思っていたものは
実は雑煮
餅が沈んで姿を眩ましていただけだった
陽動作戦だ

存在しないそばを探した数分
二度と戻る事は無い、だから
恨み節の碗に雑煮を注ぐ、そして
食 ....
明るい娘たちだ

美知子が寝込んだ今日も
夕食を作り、洗濯をし
ピアノに行って
キャッキャと笑って
ぐっすり眠っている

小学六年の薫は
ふくらみはじめた胸を
ホイホイとかかえて笑 ....
朝まだ誰もいない原っぱの真ん中で
歌をうたいました、きみと
かなしいのだろうけど、
むずかしくてわからない、
外国の歌をうたいました、きみと
どこまでもどこまでも、
でこぼこの道を、今にも ....
ありがと 今までありがと
もー無理だよ だって
キミには他に愛しい人ができた

何だって?
僕は哀しくなんてないさ
キミに幸せになってほしいだけ
この歩道橋 この書店
一緒に行くのが ....
今まで愛した人は誰一人と
本当の愛を知らなかった
不安だけを知りマイナスに考えちゃうの
でもあなたは大丈夫みたいね。

いつも傍に居てくれる
そんな気がするよ
将来を誓い合う仲になって ....
夜の空に流れる
淡い冬の天の川
ムスウに散らばる
心のかけらたち
目立ってなくても
変わらずそこにあるの

忘れないでね 私が
いつでもここにいること
たとえ見えなくても
いつだっ ....
たとえば の予防線
あなたのくしゃみとてもかわいい
それなのに


てをつなぐ あたたかい
哲学の蝶がひらり とまっても
むしです やさしいことがすきだから


ウインクのひびきに ....
未練なんて無いさ
夢なんて無いさ
好きな子も無いさ

ただ 腹は減るんだよ
苦笑いをする 最高のニヒリズム

僕は天然記念物
光と闇…私は闇がいいな
だって 優しいもの

光は怖いわ
何もかも さらけだすの
それが本当の光よ

君はそっと微笑んだ
そして
暗い穴の底に身を投げた

僕は…追うことも逃げる ....
鳥の声が聞こえる・・・風の音が聞こえる。
青い空が赤く染まってゆく。

すべて、いつもと何一つ変わることはないのに、
ふっと気付く、この自然。
何日も何年もこの繰り返しだったのに、
日々、 ....
桜並木の道で出会った二人。
君は薄紅色に染まってゆく・・・

海岸で小さな貝殻拾って、幸せそうに笑う君。
夜はホタルの光に照らされて・・・
二人幸せだった暑い夏の日。

もみじが道いっぱ ....
もうすぐ夜が明ける・・・
僕は・・・いったい、いつまでここにいるの。
ただ、日々が過ぎ去って、僕は光さえ見つからない。

“なぁ。誰か教えろよ。俺はどこに行けばいいんだよっ!”

僕は、暗 ....
感染に気付かずとも
俺は病に救われる何故なら真剣そのもの

俺の免疫が秒針をはやめる
免疫は免疫を生みそして俺を蝕んでいく

分泌ではない
分裂なのだ

顎髭の瞬く
滴り落ちていく ....
世界市民への憧れは
画一化へと転換した
感情を押し殺す為に
人は笑顔をパッケージにして売る

 あざやかな青空も
 美しき木々も
 目を見張るような絶景も
 貨幣で買える時代だ

 ....
キスのやり方なんて忘れてた

なのに君は僕の気持ちも聞かずに
その潤んだ瞳で見つめて
何の前置きもなく小さな唇を
その潤んだ瞳を閉じることなく
ためらいもせずに何度も

そういう僕も目 ....
あなたは
一匹の子猫をみつけた
木枯らしの吹いた夜
寒さに震え、怯えている

「よしよし」
「いい子だ」
「こっちにおいで」

警戒をしながらも
あなたの優しい声と
安心できる匂 ....
帰宅したら
水槽の中で人魚が
ぷかりと煙草を
吸っていた

煙草は健康に良くないよ
と声をかければ
貴方だって煙草を吸ってるじゃないの
と返して水槽の中に潜る

風呂を沸かす
ゆ ....
Dingdong
You're wrong!
Rub-a-dub
Bear cub

As someone said
Heaven's been trying to embrace the ....
明けましておめでとう
という類の
電子手紙が数える程だけ来て
明けましておめでとう
という類の
電子手紙を数える程だけ送り返した



それにしても
ぼくときたら
「ア・ハッピー ....
きっぱりと割り切れるものは

割り切れないものたちに

負けてしまった

くるりと円いものは

いびつなものたちに

負けてしまった

さらさらと流れるものは

意固地に止 ....
無闇に 夏が好きだった

何もかも心開け放して

えんえんと暑くてたまらない中を

息はずませながら歩く

汗まみれの夏が好きだった


今は 冬もなかなかに好きだ

ストー ....
雪がふるたびに
おもう から
積もろうとしては消え
消えては積もろうとし
傘のしたから手を投げだし
雪をひらう
どこまでが雪なのか
わからなくなる
輪郭を
な ....
おめでとう
あなたは三億だか五億だかの精子から
たったひとつ生き延びた
毎月トイレに流れてゆく卵子から
たったひとつ生き延びた
なんて運がいいのおめでとう
私も運がよかったのだけれど
あ ....
恋の雑草を切ってみよう
無駄なものに違いは無いから


けたたましく鳴く蝉の声
夕立を示す雲
君の差し入れの レモンジュース
すっぱいからね、と言ってた君の声


あぁ 僕は全部を ....
タチアガレ!ワカモノヨ!
タタナイトナニモデキナイゾ!
ハイッテイケ!イレテミロ!
ヒタスラウゴケ!
ハゲシクウゴケ!
アセヲナガセ!
コシカラクダケロ!
ジブンヲコスリツケルンダ!
 ....
雪が融けて道の脇で泥とまみれてるから
僕の視界の半分はマーブルで
初夢の材料にはおあつらえ向きでした

 日本全国各家庭の皆々様が食べるおせちで
 ごったがえした胃の中で
 未来を失った数 ....
おいらの心には爆弾
おいらの頭にも爆弾
心爆弾はいちど爆発し
おいらいわゆる臨死体験したけど
頭爆弾はどうやら
いまのとこ静かにしている

心爆弾も頭爆弾も
とてもスリリングな付き合い ....
なにかしら
いくぶん
こころおけない
ところがあって

たとえば
たのみごとを
したときのような
あじけなさが

かのじょに
つげなければ
いつまでも
ふらふらしているよ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
人間の種Tsu-Yo405/1/2 21:07
み・み石川和広2*05/1/2 21:00
オペレーション雑煮たいにぃぼい...2*05/1/2 20:21
太陽の有給休暇草野大悟6*05/1/2 19:43
きみに飛蝗nomica005/1/2 18:16
それで離衣005/1/2 17:14
005/1/2 17:12
淡き想い春日野佐秀205/1/2 16:30
星にもみえる あれはオオカミ1005/1/2 15:21
天然記念物Tシャツ205/1/2 13:55
***205/1/2 13:43
自然に消える天使005/1/2 13:09
四季〜siki〜105/1/2 13:04
KURAYAMI005/1/2 12:58
陶器の内不老産兄弟005/1/2 12:30
都市へ拝啓煙と工場105/1/2 9:31
禁じられた口づけベンジャミン13*05/1/2 3:52
子猫かなめ5*05/1/2 3:24
ピラニアを飼う煙と工場305/1/2 2:46
Ding-dong Theoryクリ105/1/2 2:36
TrUth iS stRanGer tHan fiCtIoNたいにぃぼい...2*05/1/2 2:32
負けてはいないこむ4*05/1/2 1:31
夏と冬205/1/2 1:26
冷たさのようなものバンブーブン...205/1/2 1:05
春風献上[group]佐々宝砂605/1/2 0:53
雑草くしゃみ2*05/1/2 0:40
18 overくれいじー・...005/1/2 0:39
非業の朝半知半能205/1/2 0:07
爆弾草野大悟1*05/1/1 23:57
放心のむ305/1/1 23:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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