亡くした君の
夢のカケラ
砕け散った
夢のカケラ
今も私の心に
つきささったままで
赤い雫をしたたらせ
ふさがることを
知らない
果てなき夢と消えてく
すりぬけた腕に落ちる
ひとつぶの涙それさえ
幻だというのでしょうか

月揺れる海に
君の思い出
いつまでも続く
君への恋心

夢見る朝は星の中
君と泳いだあ ....
カレーを作る

じゃがいもとにんじん

たまねぎの皮を剥く

ちょっとおおきめに

サクサクと切る



ねえねえ

たまねぎのなかから

うすみどりの芽

春が ....
いつだってただ生きるためだけに眼をこらしているけれど
たしかにあの頃はそうして寝転んだまま泣いてさえいたら
おいしい物だとかやわらかい声だとかあたたかい手だとか
そういうものはいつもかたわらにあ ....
あの一歩が
貴女の全てを変えたなら
この一歩は
また誰かの全てを変えるのだろうか

この一歩が
そんなにも重大な事だとは思わなかった
あの頃

誰かの道を壊してしまうこの言葉
手  ....
アートが聞こえるよ
みんなで作り上げた響きだよ

例えどんな力が加わろうとも
アートはここにあるよ

それは
アートだよ

そして君の響きも
この中で

今ある
アートさ
 ....
泣きたいなら
泣いてください
わんわんと
周りの人がひくくらい

泣いて
多少なりとも
機嫌がなおるなら
泣いてください

でも
やっぱり
最後は笑ってください
笑った顔が見 ....
目覚めの呼吸が
ぽこっとまあるい泡になって
光差す天井へ
ふわりふわりと上っていった

仰向けのベッドで
それが弾けて消えるまで
ぼんやりと目で追っていた

ここに置いたはずの眼鏡は ....
やぶれた風が僕に聞く
ここから呼ぶ?帰る?
木の葉がすごい速さで
転がり巻き込まれてく
浮遊の憧憬の走りみち
風の声を小脇に抱えて
笑う木の葉を追いかけ
走るんだよ走るんだよ
三つ ....
  
追いかけることは好きですか?

あたしは好きだ。

届かないことがわかっていれば。なおさら好きだ。
  
  
  
 
 
逢いたい 
けど
逢うのは 怖い

知りたい
でも
知るだけ つらい

ゆらゆら
遠い
てんびん座

あなたと
わたし

つりあえないの
  
  
  
 
空が白けて
窓にしがみつき
指先で書いた文字も
ただの水滴

さくっと
逆立った地面から
突き出た衝動のような
脆い僕だから

結晶を解いても
蒸発してしまうだけだってね
わか ....
なんだか聴いたことのあるオルゴール
傍に君が居る気がして
綺麗なオルゴール
耳元で聞こえるよ


私を棺に入れて
囲まれた花の中
どうかお人形のようにして
泣いてる声など聞きたくない ....
浴槽。

膝。

俯いて、抱えて、
今、誰か出会った。

あまい波が
寄せては返す。

わたしは、
匂いに飢えてたね。
カーテンが光を帯び始めて
うす暗闇に慣れた目が
平たくなってくる
今朝の五時頃

半身を起こすと、目の前の壁に
ぬりかべみたく、だれか胴が貼り付いていた
気が付くと、部屋の戸の前にも
 ....
小さな君は 小さなまんま子供を産んで
子供を産んでまた子供を産んで
100%は素直に喜んでいない僕を尻目に
(僕といっしょにいればよかったのに)
腕だけが太くなってみっともない と言う

 ....
一気に見た物語に
夜中のわたしはすっぽりくるまります
にゃあんにゃあんと泣きたい気分
全身でなにかを目覚めさせたい気分
全身だけで終わりを見たい気分

お昼寝の途中で
いきなり体が震える ....
あいもかわらず
あたりはブルーベリーガムのにおいばかりしていて
もちろんそれもあなたのせいだった



ねえ
、と珍しく呼びかけてみると
暗闇の方にブーメランを飛ばしたみたいに
見え ....
ぐるんぐるんと取っ手を回せば充電できる黄色いラジオを見つめながら
本当に聞けるのかどうか

ぐるんぐるん 回したら思いのほか音がけたたましくて

隣の兄貴がなにしてるんだって言ってきた
な ....
たとえば、庭に米粒を撒くこと
集まる鳥たちの名前をよく知らない
色、とりどりに、鳥
天空から降ってくる音
羽ばたく、空
それさえ分かれば、自分のどこかで
満足している誰かが在る

遠い ....
白檀訛りの笛ed OUT...
..........
汚血る雨ーター2秒で卯臆す
枯れ咲くラッパの故障に
街灯条霊が吭笑ショート
万ホールに隠れた万月達の
社交辞rayが空を射る..... ....
   ONする

   ラベルの文字が回り出す

   回り出したLPの縁が

   なめらかに波打ちながら

   キスを待つのを見る

   じらしているつもりで
 ....
ストローの紙袋を
できるだけ遠く
白く、吹いて
氷の空へ飛ばす

コツンとあたった
かすかな点から
ぱきぱき、と
空はひび割れて
肝油ドロップがふりそそぐ
雪乞いの
甘い甘い、 ....
封印された ひとつ
立ち止まれ

立ち止まる
行き止まり

封印された ひとつが
全て封印して
何も動かない

見て 聞いて 触って
何も残らない
ただの空白

忘れて行く ....
せかいのきを 
みつめていると
ああ おおきいね

だれにも
かぞえられないほど
えだわかれして
たいへんだね

ひとつひとつのえだに
はっぱがついて
あったかいね

ねもと ....
てくてくと
歩く足にすりすりしながら
猫になる
おひさまの匂いがする
ぽっこりしたお腹にのって
重いって言われるまで
だだっこしたい
ことばあそび
ことば は あそび
あそび いきる
いきる あそび

あそべ あそべ
とんとこ とんとこ 
あそべ ことばたち
ことばたち あそべ

いのち あそび
あそべ あそべ ....
右耳の穴から垂れ出した
一筋のサンショウウオがてろりんと着地し
長い尾をぞろびかせながら水の
水のある方へと歩いていく
一方僕といえば
家の前に横たわる幸福な犬の死体を幸福な面持ちで ....
寒い冬に啜るラーメン
お腹いっぱいになって悩み事も棚上げ

白い息を吐くバス停
空を見上げたまま待つこともう10分

唸り声をあげる鉄の塊
プシューっと開くドアに身体が吸い込まれる

 ....
舞台の上
寺男と教会女
つっこむ警官A
通りすがりの主婦A
その主婦を追いかける主婦B

観客席
拍手する客AからZ
眠る客AからZ
激しく相づちをうつB1
その他 202人

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
罪と罰春日野佐秀205/1/8 14:51
スピラの夢2*05/1/8 14:49
「 こんなところに春が 」椎名205/1/8 14:18
カラスは仰向けに望月 ゆき5*05/1/8 14:15
一歩桐野ゆき5*05/1/8 13:49
アート不老産兄弟2*05/1/8 13:16
ヤマト105/1/8 12:12
海を抱くRT505/1/8 11:47
木の葉松本 涼5*05/1/8 9:51
蜃気楼uminek...205/1/8 9:20
てんびん座705/1/8 9:15
銀世界ベンジャミン8*05/1/8 8:05
白い部屋*くろいうさ...105/1/8 7:09
膝のむすめ。かのこ505/1/8 4:51
裏顔005/1/8 3:40
チイサナクリ205/1/8 2:47
ヒアゼア船田 仰605/1/8 2:09
いいわけからふ705/1/8 2:04
黄色いラジオYAMATO...105/1/8 1:48
鳥の音、遠い声霜天605/1/8 1:41
night walker六崎杏介105/1/8 1:10
ターンテーブルをDr.Jac...105/1/8 0:47
肝油ドロップ望月 ゆき16*05/1/8 0:40
立ち止まれこむ2*05/1/8 0:28
世界樹8*05/1/8 0:21
ねこにんげん(2)暗闇れもん5*05/1/8 0:19
あそびこむ105/1/8 0:16
身辺雑記より(八)たもつ205/1/7 23:43
冬のある景色緋乃村燿介205/1/7 23:23
劇場らいみ1*05/1/7 23:16

Home 戻る 最新へ 次へ
5817 5818 5819 5820 5821 5822 5823 5824 5825 5826 5827 5828 5829 5830 5831 5832 5833 5834 5835 5836 5837 5838 5839 5840 5841 5842 5843 5844 5845 5846 5847 5848 5849 5850 5851 5852 5853 5854 5855 5856 5857 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.41sec.