城蜜草の土葬のマーチ、「肢」出づるSeeds蒔く
Sui-エルンスト街にて 土星の膜性縞瑪瑙の感凹に
Oh!メロウな一閃、一千銅貨の月はどうか万力に
A、ルコホゥルで歩くポールの電顔にヲッカで蛾 ....
ちずと ちり
すきに ゆく

わたゆき こゆき

とおに まわりに
さからって

かすり とけ しみる

ながい
そら
バス停のベンチに
毎日のように
座り続ける男がいるんだ

超然と背筋を伸ばし
ただ一点だけを見つめ
来るはずのないバスを
ひたすら待っている

廃線になった
路線バスのベンチで
 ....
朽ちる物質はいずこへ
俺の動脈に記憶される
一つの日時計となる

形なき真実はいずこへ
真心という舞台に
役者は惰性の流れ
さらに垂下した綺麗なカーテンが
それなのか
せつなき寂しき ....
金にあふれる雲間には
鳥も魚も子らもいて
紅と灰の問いかけに
青と銀の応えを返す



にぎやかで静かな暗がりの廻転
こぼれつづけるうた受けとめるのは
やわらかなやわらかな ....
蓮の蕾六つ咲き
今日する連呼
火を!火を!火を!
朱はきませり
汚血る熱に
白くザクロ死
灰世界の沼にて
蓮糖ミルクに
張る死亡のヴェール
紺in花弁
魂姻は水辺
春肢onベル
 ....
 「今夜も夜空が見えない」と
  老いた猫が嘆きます
  だれも教えてくれませんでした
  嘆く猫の目が閉じられたままであることを
  だれも老いた猫には教えてくれませんでした

 ....
つづら坂のてっぺんが赤く燃えて
曲がり角のそれぞれに暗がりが生まれる
それがくねくねと蛇のように眼下の町へ
影法師が一組
手前の角の煙草屋の暗がりからあらわれて
穏やかな夕日にそっと目を伏せ ....
アホになりたいと
願う
アホになりたいです
山さん
アホなことでありたいです
おひーさま

壊れていけませんでしたから
カナグリ捨てられるのも
惜しみましたから
引きずったまま
 ....
近所には小さな墓地があって
近所には野良猫がたくさんいて
墓地の奥は鬱蒼と暗く
木々が生い茂り
墓地を取り巻く壁は
どこまでも白い

その白さに毎朝
昇ってくる日の光が反射し
仕事に ....
手に入れたいものがあった

走った先にはかすんだ景色

冷たい風
慰めあうように
癒しあうように

雪は掌の上で溶けていった
熱いのはココロだけ
冷えていかぬよう

急ぎ足で帰 ....
俺の血液型はO型です
大型じゃありません
O型なんです
俺は血が薄い男で
時々頭がくらっとして倒れそうになります
美しい女性を目撃したときも
頭がくらっとして倒れそうになりますが
それは ....
気がつくと
見知らぬ部屋に、彼は立っていた

窓から吹き込む夜風に
カーテンはふくらんでいた

鏡に顔を映すと彼は
ふと 自分を
のっぺらぼうにしたい衝動に駆られた

ポケット ....
何かが
この胸に落ちた

何かが
この顔に触れた

でも
それが“何”なのか
分からない

冷たくて
温かい

落ちてきた“それ”は
いったい“何”なのか

降り続いて ....
庭先の塀の向こうの柿の木を見ていたのです。落葉し、柿の実も捥がれてしまった骨々しさを、なぞるようにして、夜通し吹雪いた柔い名残りが露となるのを、ベランダの陽だまりから、しかも寝ぞ .... チューインガム七月に
アルデンテがどうだとか
ミディアムレアがどうだとか
そんなもの俺にわかるはずなく
ましてや指で確かめる
てんぷら油とか

タイムズスクエアの根元を支える二万と六百人 ....
きみとぼくのあいだに
けされたせんが
たくさんあって
そういうふうに
きょうかいせんは
あいまいになって

こういうのがいちばん
むずかしい

きみはそこまで
ぼくはここまで
 ....
8つのおとうとは
私が夕飯時になっても
食卓に来ないので怒っている

8つのおとうとは
私を呼んでも返事もしないと
私の部屋のドアを蹴り
「何か悲しい物でも、隠しているのか」
と問 ....
僕はチラシ 綺麗に丁寧に作られた

僕はおっきく街中にはりだす

みんな僕を見るかな かっこいいだろう


ある日僕は恋をした とっても素敵な女の子

僕が街中におっきくはりだされて ....
障子を そりで 滑る
目で 滑る

黒い瞳は 夜で
誰かが つぶやいた

名前が 揺れて

ずっと そばにいるんだ
閉めた囲いの


すべっていくんだ
You are my false.
You are my false.
Therefore, I can't be identified you.

Eyes of you cunning.
 ....
みじんと鳴って落ちる月
高い梢にキタキツネ
朝露の
濡れる重さに耐えていた

非体験の罪状は
朝日の中でも暴かれて
憎々しげに現れる
認否を迫る百済の観音
内蔵する
輪廻 ....
疑問符をつけてはいけません

押し付けてはいけません

まずい状況では
さらに状況が悪化することがあります

何かをねだるときに使うと
見透かされたときに危険です

正直、あまり使 ....
生まれた時
道が始まるのではない
死んだ時
道が終わるのではない

万物に生命あるもの
全てに死は待っている
早かろう遅かろう
必ず死は訪れる
誰もが経験することなのだ

それで ....
今日は寒い雪の夜で誰の声もしないよ
もしかしたらもう世界で生きてるのは
たったひとりかもしれない

降り積もる雪で
もういなくなってしまった母と
とっくの昔に結婚した妹と
一緒につくった ....
永遠の命を与えられた
血を飲めば
眩暈は無くなる
人間の血はとても効く
だから
私は君の血を奪っていたのだろうか


ドレもコレも
永遠の命等無く
儚い命だった
十字架の壊れた教 ....
あんなに濡れて光っていたのに、

干涸びてシオシオになってしまった。

ゴム毬のようなあの弾力は無くなって

何か奇妙なブツブツもできてる。



晴れるかなあ、明日。


 ....
きらした 夕陽
しけこんだ 空

ひざっから ころころ
てかり けろけろ の

さとされたりは しない


 

 
七つ星の見えない
ちいさな窓
風通るアスファルト
街灯に白い息が消えていく

ネオンの隙間に
ちいさく瞬くは 願い星
どこかで誰かが
ちいさく願ったのだろう
そのちいさな手を胸にあて ....
公園が
冬のアスファルトに落ちている
黒く、その輪郭が切り立っている
黒く、切り立つ枯れ木立が鉄条網に混じり
黒く、その輪郭が主張されている


けれど
空は、白濁した眼球 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
寓話六崎杏介105/1/10 1:01
しろ もじ砂木4*05/1/10 0:53
虹を掘る草野大悟405/1/10 0:36
恵贈純太205/1/9 23:39
手首木立 悟505/1/9 23:20
血痕六崎杏介005/1/9 23:19
黒猫の話嘉野千尋5*05/1/9 20:34
つづら坂[group]ワタナベ18*05/1/9 20:22
R&B石川和広4*05/1/9 19:30
墓地の壁[group]岡部淳太郎7*05/1/9 19:10
ある冬の静かな慟哭Kanata...105/1/9 18:27
血が薄い男のバラッド岡部淳太郎4*05/1/9 17:17
ましろいかお服部 剛7*05/1/9 17:12
What is this...?Lily o...2*05/1/9 15:37
雀の観察バンブーブン...105/1/9 15:23
トップスピン不老産兄弟105/1/9 14:53
てがみなこ405/1/9 13:48
おとうと、怒る月山一天1505/1/9 13:20
チラシTシャツ205/1/9 12:47
滑走砂木8*05/1/9 7:11
あなたはわたしの嘘(You are my false)e_naoy...005/1/9 6:19
A River Runs Through It[group]あおば4*05/1/9 4:37
「愛してる」の使い方ベンジャミン11*05/1/9 4:04
ロード*くろいうさ...005/1/9 3:12
雪の夜ソラノツバキ1*05/1/9 3:02
ヴァンパイア*くろいうさ...105/1/9 2:20
キイ、キイ、キイ。恭二005/1/9 1:43
砂木3*05/1/9 0:18
まっすぐな夜LEO2*05/1/8 23:57
鬼の行方A道化705/1/8 22:11

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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