午前一時
俺のあのころが
反転する

ベレー帽かぶった美知子が
学生集会からとび出し
目の前に現れる

上気した頬に そばかすをちらし
瞳をキラキラ輝かせて
俺にささやきかける
 ....
雪が降り
終わりを告げ
また始まる可笑しな世界
いつでも世界に反発した私は
何処が世界なのかわからなくなった
君と出会って
初めて世界の中心を見つけた
私と君が世界の中心なんだと
君を ....
つい と指に針がささったとき

こと   りが一羽

しにました

めをとじても渦をまき

なきやまないの です   ( そう木の葉たちは)


あなたはうつくしい

指 ....
いらないもの
ひとつひとつ
思い浮かべて


どくんどくん
主張している
命というもの


黙らせようか


ことき り

こと きり

こ と

  き り ....
砂場ではいつも
大きな壁が作られようとしてる
水をかければ崩れてしまうのに
公園の片隅で花が咲き
人びとの心の中にも花が咲き

そよそよと
良い香りの風が吹き
そわそわと
気のはやりがちな人はあせり出し

山の斜面にも花が咲き
人びとのくらしの中にも花が咲き ....
僕は淋しかった
または、淋しくなかった

だから 僕は森を歩いた
だから 僕は空を仰いだ
しんしんと
珍しくも降ってくる雪に合わせて
その降ってくる音に合わせて
僕は息を吐いた

 ....
今は
雪の鳴らす音だけ

冷えた心と苛立ちと
私というワルモノ

押し切った答えと
振り返る今日

君という真実

無力さ 儚さ 私のチカラ 願望
誰も知らない

何も聞こ ....
ピンクの屏風
歩き出すのを見ていた
「そういうのって続くよね」の果てに暗がるのを
見ていた


出来事は起こっている!
ガラス球、目
ぼくらビー玉の先に
ほころんだり、なだれこんだり ....
たった一度の


『I LOVE YOU』





ドラマティックな{注出来事=きめて}があれば


君と

僕は



二人っきりの明日が作れるだろう
ある週末
気絶してる小鳥を拾いました
何かのガラスにでもぶつかったみたいです

次の週末
交差点でうろうろしてる鳩を保護しました
群れからはじき出されたのかもしれません

次の次の週末 ....
雪が溶けたら
やわらかい地球の黒土花壇に
「火星たんぽぽ」の小さな名札をたてよう

ひとが植えたわけでもないタンポポが
好き勝手に咲いてるような
そんな花壇がいいだろう

そこから芽吹 ....
みんな白や金を胸に受けとめ
白や金の朝に溶けそうだった
目を閉じた笑み
草のなかの笑み
肩から上を
地の陽に向けて



誰かが果実を抱いているとき
どちらが果実かわか ....
 あねもねの花を持って
 歩く、わたし

 1月の風がごうごういって
 わたしの身体を強ばらせる
 こんな日に
 アスファルトの上で転んだりすると
 とても痛い
 ここを
 早足で通 ....
             伸ばしっ放しの爪が
             裂いた冬空
             洩れるのは月の、光り
             南西の空に落とした方舟
      ....
  古い町並み
  もう、思い出は薄れて
  それでもまだ
  オルゴールの音はかすかに響いた

  緩やかな下り坂の終わり
  あの曲がり角を越えて
  少女時代が
  降り積もった ....
おッ母さん
久しぶりに夜更けに実家に帰って
ダイニングテーブルでうたた寝してる
アンタの背中を見ていたら
おッ母さん
なんだかもうアンタは
死んじまってるんじゃないかって
そんな気がして ....
すべての葉を散らした体内で
葉たちはもう
おしゃべりをしているころだ
プリンが食べたいの
入院している妻がそう言うので
会社の帰りにコンビニに寄って
プッチンプリンを買って面会に行った

病室の硬いベッドに二人並んで腰掛けて
プッチンプリンを食べながら
や ....
君の向こうに
何かを見つけた気がして
目があった瞬間
見失った
昼に目覚め
夕を知らずして
去る小鳥は
惨めであろうか

否 そうではない
というのは
小鳥は
夕日によって
目を焼くことは
なかったのだから

(夕日が真赤に染める
 ので ....
あいつはダメだよ
馬鹿だから
何をやらせてもダメ
馬鹿だから
生きてる価値ないよ
馬鹿だから
どうせ無意味な人生を送るだけだって
馬鹿だから
言っても無駄だよ
馬鹿だから
関わんな ....
星のようなお月様も
月のようなお星様も
それはまるで
するめでした



(エリック・キツネメ)
雨ィー℃の熱で育つ寒by燐寸の蕾
雪解けを麻つ草花の森ebを慰撫する手
指先color甘露、歓答の声々シジマ-地肢は赤
明かす三千夜ードのラードのen上にA嬢の踊り
大通りは鉄製霊の通り道、未 ....
 
君の苦しみ、悲しみが 伝わるたび
私も苦しみ、悲しみは するけれど
君の一部を共有したようなつもりで
実のところは嬉しいのかもしれない

君の苦しみ、悲しみを もったまま
私も明るく ....
3DKの家から
1トン車1杯分のゴミを運び出した

できるだけ静かに運ぼうとしたのに
荷台の上で何かが崩れ落ちる音がする

7年前の秋
そこで始まった生活が思い出せない
ゴミ袋に放り込 ....
狂うっていうのは
ケモノの王様
そういって
君がくすくす笑う

だからね
アナタは違う
王様なんかじゃ
ないから

たぶん
君も正気のままで
コートの匂い
確かめたりして
 ....
濡れている足は響かずに沈む
ただ長雨が叩く水面の下
黒衣を纏う葬列は
禁欲者の残骸を掻き集め
漆喰の壁に塗り込める
墓碑銘もなく 
知らぬ人が緋文字を記す
生の環の外周で 
水 ....
 静かな夜更けにピアノが流れています

 泣くように 或いはまた 笑うように

 時計を失くした夜は

 言葉を亡くした夜は

 鼓動を無くした夜は

 胸を三日月に晒し

 ....
返事はそっけないのに、
もっとたくさんそっけない返事をすると、
たくさん話す君は、
不安ですか?
手で上着の裾を引っ張ったら、
あったかい手じゃなくて、
使いかけのカイロを握らせた、
君 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あのころ草野大悟405/1/15 0:33
哀しい歌/君の温もり*くろいうさ...2*05/1/15 0:00
ざわめきなるせ005/1/14 23:35
こときりベンジャミン3*05/1/14 22:11
砂場チアーヌ1205/1/14 22:10
歌 2岡部淳太郎3*05/1/14 22:10
歌 15*05/1/14 22:09
itKanata...005/1/14 21:33
画面のnm6705/1/14 21:13
二人YAMATO...205/1/14 20:59
名前はポチです   小池房枝10*05/1/14 20:24
火星たんぽぽ   8*05/1/14 20:23
ノート(冬と手)木立 悟305/1/14 20:19
あねもねSix405/1/14 19:53
らばらばアルビノ105/1/14 18:43
オルゴール嘉野千尋9*05/1/14 18:41
母に[group]大覚アキラ605/1/14 17:49
若葉の言葉たもつ1005/1/14 17:21
プッチンプリン大覚アキラ1105/1/14 15:22
何かとは何だったのだろうツクヨミ405/1/14 14:01
再起しそして回帰する煙と工場105/1/14 13:51
俺の魂不老産兄弟3*05/1/14 13:09
すみれ205/1/14 12:34
We泣ed六崎杏介205/1/14 12:24
魔性LEO1*05/1/14 12:23
費やした時間の重さベンジャミン11*05/1/14 7:36
ゆきほこらuminek...405/1/14 5:18
水の葬列がらんどう205/1/14 2:45
フレデリックのようにのら305/1/14 1:40
ふつふつnomica105/1/14 1:08

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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