JUSSAが声をあげたのは
 疲れて帰ってきたわたしが
 テーブルの上に並べられたコップの
 右から3番目を何気なく飲みきった後だった。

 JUSSAは、本気で怒り
 また「ミ」を ....
砂粒のそろわない浜辺で、

泣いている、子どものわたし。

君は遠巻きにそれをながめ、

すこしだけ、微笑ってる。


こころが鎮まれば、

もう、海にかえるよ。


その ....
起きたらずっと雨で


雨で雨で雨で


そのまま夜がきちまえ



太陽なんか今日はみたくねぇ
馬鹿みたい、と
吐き捨てる口癖がたまらない。

マルボロに火をつける横顔も
最高なのさ。


何て言うか、お前は、

昨日 車で聴いたFMのジャズで、

中目黒の川沿いの並木道で ....
いなびかりが消える前に
濡れた制服の女の子に
ワイパーが生む摩擦に
思い出してしまって大変
黙って指なんてなぞる

雨に拒絶された車の中の
あなたとわたしと蚊
輪郭があ ....
がらんどうになった部屋の中で
やめたはずのタバコ吸いながら
思い出せない
思い出を
思い出しながら
なんとなく泣いてみる

からっぽになった部屋は
ただただ広くて
僕の4年間は
な ....
赤身よりトロと思てた自分が恥ずかしいわ

毎晩赤身を喰いにくるおっさんがおる
「この赤!」
何がこの赤やねん
思い切ってどーんと脂ののったのいけっちゅーねん


「やわらかさ強さ唾液の ....
ことばの夢の季節のような図鑑のなかで
あしたの少女たちが眠っています。
かすかなひびきがきこえます。
青い虫の名前のようにそっとゆれてることにしましょう。
彼は 十四の夏に 獅子を 背に背負った
と 言う
かもめが 一羽 仲間とはぐれて 波間を 漂っていた
と 言う
もう一度 言う
彼は 十四の夏に 獅子を 背に背負った

かもめが 好きだ ....
にょろにょろと地べたを這い、
うねうねと藻掻いて息を吸う。
俺はぐにゃくにゃだ。




01/16/2005
"PULL. aka PePULL.&quot ....
道は渋滞で
バスの中は混み合っていて
みんな一日の疲労でうつらうつらしていて
外はもう真っ暗で
バスはなかなか進まなかった

ドアの側に坐って
ぼんやりと前を見ていた
ふと目に留まった ....
きみの血ばかりつらい祖父のように
記号は書かれるまま
自然においては匂うまま立ち止まります。
無秩序の希望より隔てる韻律のほうがましです。
柔らかな性器もいくども祈れば
全世界を願う神になる ....
夕明りの文法でねむる
涙のようなガラスですから
青いコンタクトレンズ。

それをつけたぼくには
青雲のみずのような波と
月の光のようなこころで、
ノートのうらの
神経のかすかな生の魂の ....
死ととなりあわせている
あるいは、死を内包している



ささげる言葉などないけれど
とおくのよろこびやかなしみに
わたしは ひっそりとよりそう
息をつめて 身じろぎもせず

 ....
ありがとうは あさからばんまで
いろめがねは いくらに いっぱい
うつくしいは うつむき うっとり
えがおは えのなか えになって
オニヤンマたちは おころりよ

かぜは からから かわき ....
眠るのが恐くなりました
夢を見なくなったからです
夢のない眠りほど
恐ろしいものはありません

眠っても
眠っても
一向に夢を見る気配が無いので
仕方無く眠ることを諦めました

あ ....
ひなどり食べたい
焼き鳥の
ひなどり食べたい
炭火焼き
やわらかな肌も
こそばゆい羽も
なにもなく、
私がほしがっている
香ばしい肉や
串刺しの美が
ただあらわになっているだけの
 ....
批評書きます
ラーメン屋には最近行きません
夜の空気は、見慣れなきものになりつづけ
脂っこいものは、
もうごめんなさいよ

空がまばらな光線にけぶるし
いのちの100当番にはかけたことな ....
君のそばに

まだ天使はいるよ

黙って

君を見守っている


僕は天使じゃないけど

君を見捨てたりしない

君の笑顔も泣き顔も

心に焼き付いている


僕は ....
君が泣き止むまで

僕は待っているよ


邪魔と思うなら

その辺をぶらぶらしている

助けが要るのなら

何でも話してくれていいよ


誰にでも

辛いことはあって
 ....
「薔薇を食べた豚の脂を眺める
 屠殺者の歌うバラードが月を増やす
 哀切の涙か、喝采のチップか
 どちらにせよ銀色として墜ちる為だ。」
安楽と高揚を巻いて吸う再度のヘッドフォン
L(unluck)to(call you)Rの多声楽に
コップ一杯のミルクで溺れると
Dancing in the Sun!讃プリングは
雲間の廃校舎 ....
ある日 ふと手首を切る女の子を思いついた
切った手首から溢れる血で白い壁に絵を描く女の子
その娘に対してのなんの肯定も否定も投げかけずに
ただ無言でその姿を使い捨てカメラで撮影する男の子

 ....
うわぁ
鳥になりたい
神様いつの日か
鳥になれますように

なんだ
そんなことか
今すぐにでもなるがよい

 ―

どうだ
鳥になった気分は

 ―

どうだ
鳥は
 ....
よき うた は
みむき も しない

のど の うえ

こち から くひ ゆき
こい すず はせ よに

ふれ も せず 
とん で ゆく
仕掛け箱の中で
アンナはただ寄り付き
刀は錆びた

ポラードの残骸
あそこで燃えているのが
お母さん?

ある寒い冬の日
ひとりが出かけ
そして消える
今日をキャラメルの日と制定します

晴天
ひるがえる白い洗濯物
何気ないラジオ放送から始まったキャラメルの日は
全国の老若男女を巻き込み
いまだかつてない展開をみせた
神棚には全てキャラ ....
むせ返る 熱帯のような渋谷の夜に、
美しいクラゲが浮かぶ。

透明で ひんやりした 水底のような夜の闇に、幾つもの、
ネオンの色を帯びた 美しいクラゲが浮かぶ。

僕はと言えば、緩めたネク ....
11時50分きっかりに
私は事務所を出て
お弁当を買いに出かけます。
12時になってからではだめです。
混雑するから、いけないのです。

今日は、チンジャオロース弁当が食べたいです ....
僕は鳥と冒険に出た
初めてのところ
知らないところ
わからないことに
こわいこと
僕は鳥と冒険をした

最後の冒険
鳥は羽ばたいた
僕は銃を構えて
狙いを定める
銃声が響くけど
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
緒方ハリガネ...1005/1/16 23:51
君に眠る。かのこ205/1/16 23:41
なしYAMATO...105/1/16 23:27
ドレス ダウンイグチユウイ...105/1/16 23:11
沸点の雨______...8*05/1/16 22:52
からっぽになった部屋でヤマト305/1/16 22:46
トロ下さい山内緋呂子605/1/16 21:08
予感青色銀河団605/1/16 19:59
十四の夏に獅子を背負った(即興)[group]虹村 凌3*05/1/16 19:47
「 ぐにゃくにゃ。 」PULL.0*05/1/16 19:03
求めています岡部淳太郎10*05/1/16 18:33
秩序青色銀河団305/1/16 18:12
青いコンタクトレンズ[group]605/1/16 17:33
よりそうしかできないpoetas...0*05/1/16 14:51
ちきゅうぎ(1+1)/...1*05/1/16 14:23
Fly Me To The Moon大覚アキラ4*05/1/16 13:41
ひなどりかなりや1*05/1/16 11:30
夜のあてつけ、終電、ああそれから批評石川和広6*05/1/16 4:28
★125 エンジェル貴水 水海305/1/16 3:49
★124 マッテイルヨ405/1/16 3:48
A氏六崎杏介505/1/16 2:35
remix diary6*05/1/16 2:31
loveリヅ11*05/1/16 2:17
序・その芽不老産兄弟105/1/16 1:57
みち みち砂木3*05/1/16 1:42
摩擦黒川排除 (...105/1/16 1:42
イメージ・キャラメルの日ワタナベ10*05/1/16 1:20
ジェリーフィッシュの夜イグチユウイ...205/1/16 1:14
チンジャオロースにさようならうめバア6*05/1/16 1:13
飛ばない鳥Tシャツ105/1/16 0:57

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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