羊飼いが私を見ている/それはどうでもいいことだ/ただ君はそこにいてくれればいいんだ/死んだ魚のように/私は泳ぎを知らないまま/あなたの流れてくる涙を眺めている/好きだったような気がするけれど/あま .... 「そういえば、貸してもらったお金は私はもう返さないからね。」

 冷蔵庫の唸りはここぞとばかりに、時間を引き延ばした。

「何でかって言うと、さっき真っ黒な宣教師の人が来たの。
 それで、よ ....
今朝、あまりにも小鳥がうるさいので。

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・

・・・・・闇で射った。

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・ ....
て ぶくろう
ほけちょ

たるんだ
ゆめ み

あしあと ついばんでる

って ふく ろ
あ ほう
おとぎばなしで
ねむらせてください

ちいさな わらやね
ふりつむゆきで
ねむらせてください

おにさんのなみだで
ねむらせてください

たろうどんや たごさくどんと
いっしょに ....
はめこまれた ものがたりに
はめこまれる必要はないので
かなしみも あちこちと 
さまよっている

そのへんに いっぱいの ものがたり
悲劇も 喜劇も 
不条理劇も 無意味劇も
はめこ ....
名前のない子供が
後ろから話しかけてきた
かたんかたん
電車はどこまでも
行き場のない子供と
片道切符のわたしと
だれかと
おんなじ空の下で
かたんかたん揺れている
 ....
この前
青白い顔をして
「死にたい」
と言う客が
いましたので

僕は宮沢賢治にならって
「怖がらなくてもいい」
と言ったところ
「私はそんな事を聞きに
 きたんじゃない」と
ぷ ....
きみといた場所に
花を植えました

きみが笑った時間を
音楽に変えました

きみの言葉に
鍵を掛けました

涙が零れそうになったら
空を仰ぎました

それでも
ぽっかりと穴の ....
おぼろ月
まぶたにうつる
きみの影

月となりきみを
蒼く白くうつしたい
終わりのない夜へと
誘うように


月夜ごと
きみの影をさがす
凍てつく氷の川に
散りゆく桜の花びら ....
たまに突き放したくて
夜を越える日もあるけれど
そうは言っても、やっぱり好きだから
たぶんそれは偽りなのだ と思う

静かな夜の細道で
ぶるぶるとなって寒いと一人呟きながら帰っていたら
 ....
どこにでもある
暗く深い裂け目

ふと街を歩いているときに
入り込んでしまった細い路地
何回往復しても
出られない

ああ、裂け目だ

しゃがみこんで
目をつぶる
目をつぶって ....
スピードスターが見る夢は、
進化した 銀色のハイウェイなんかじゃなく、
トウモロコシ畑を貫いて、地平線まで続く スーパーストレート。

時速180マイルで、落ち葉の紅を思い出す。
墓場のよう ....
不意、A!土星からの怒声の一閃に
幽れる街灯の非直線 交環るは
千弦のスイスギター 歌現の未過月が
高塔無敬の時計台でカラカラと長針と
歓談 カウントダウナーの蝶信仰
Q天巡るシープの前足の ....
死んだように
たなびく空
が、どうしてこんなに美しいの

カリフォルニアでも
カリブでも
底抜けの空が
この世にはあるはずなのに
どうして
死んだような空ばかり
僕の心を撫で付ける ....
スノーワルツにあわせて
銀盤の上をまわる少女

胸を押さえ
そらに向かって

左手を掲げる

壊れて出ない
一番たかい音を求めて

未完のワルツを踊り続ける
先生のケツの付け根あたりからなんかコードがでてたのを見つけた佐藤君が
「先生 ケツからコードがはみだしてますよ」と言ったら
いきなり先生が「みてんじゃねえっ!!!!」と叫んで
佐藤君の左目にコー ....
社内、おはようございます、僕、おはようございます、君

会議、報告、書類、相談、連絡、確認

視線、君、瞬間、交差、僕、逸らす、君、電話

昼、行き、通り、硝子窓、向こう、会話、君 ....
ぱすてるからーで ぬりつぶした
あの かなしいひびは

ぼくのてのひらから とびだしてしまった

ぼくが ぱすてるからーで ぬりつぶしたのは
きれいになったら わらえるのだと おもったから ....
駅ですれ違った女子高生が
「アンタ詩人になりなー」
と友達に言っていた

ポエジックってのはなんて恥ずかしいんだろう
否定しようか?簡単だけどさ


「詩人病ですね」
「詩人病?」
 ....
かーごーめ かーごーめ

  うずくまっていました、ずっと
  赤い空がぐるぐる回って
  頬を舐める風が怖かったから

かーごの なーかの とーりーわー

  怯えた背中を公園の木に ....
さしこむ月明かりに
浮かび上がる
窓枠におかれた青白い手
古びたホログラムのような
その手の
輪郭が、ぶれ
はしる、ノイズ
握られたナイフの
かるい重み

ナイフは澄んだ鏡
凪い ....
冬の上空で爆風が唸る
大きな空気の塊が
私の頬を圧す
熱くなった目蓋を
どんどん冷やしていく

また私、
此処に飛ばされてきたんだね
波にのまれて
飛ばされてきたんだね

髪は泣 ....
曇空が緑にとどいて
海を見せてゆく
緑は
しあわせになる



船が船を呼んでいる
砂浜と鉄路のむこうに
声にかがやく枯れ野があり
波をこがねに照らしている


 ....
脳みそが痒いな
朝から痒いな
のこぎりでギリギリと開けて
痒いところを掻きたいな
掻いたら脳みそぐちゃぐちゃになっちゃうかな
ぐちゃぐちゃになった脳みそは味噌汁になるのかな
 ....
猫の眼のような月が
僕を見ているようでしたが

見ていたのは実は僕でした

そこには宇宙が広がっていましたが
実は僕こそが宇宙でした

常に生まれ
常に死にます

それは調和のた ....
かどをまがると。
うんこがあった。
ふんでみた。

うんこぷぎゃぁ。

哀れ路傍のうんこ、
「ぷぎゃぁ」と踏まれて、ただの糞。

きぶんはるんるん。
うんこはうんうん。 ....
突然
だけど
さりげないカンジで
手をつないでみたりして
そんなことには
深い意味なんかないや
とか
ぼんやりと考えながら
やっぱり
手は離さないままで
歩く
陽が当たっていると ....
詩は
傷ついた者のためだけに
あるのではない

詩は
弱い者のためだけに
あるのではない

詩は
死にゆく者のためだけに
あるのではない
(見舞われたのは界王拳10倍かめはめ波では無く)
(24時間降り続け吹き続けたドカ雪でした)

薄暗い部屋の中で 電気も付けずに
軋む ベッドに横たわったまま
ずっと液晶画面を 眺めていたん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
_e_naoy...205/1/27 5:49
誰かがついた嘘による寸劇ういち005/1/27 3:33
ルーシー・ダウト佐久間 肇3*05/1/27 2:43
あさ よる砂木5*05/1/27 1:44
おとぎばなしでこむ5*05/1/27 1:38
ものがたり1*05/1/27 1:27
今日のこと105/1/27 1:13
貴方はどんな言葉が聞きたかったんだ煙と工場805/1/27 0:20
空白をうめるものLEO3*05/1/27 0:04
朧月2*05/1/26 23:16
ドカンKanata...005/1/26 23:02
どこにでもあるチアーヌ405/1/26 22:10
リリィイグチユウイ...105/1/26 22:02
プラネタリウム六崎杏介105/1/26 21:47
ある晴れた空しゅう105/1/26 20:20
壊れたオルゴールベンジャミン3*05/1/26 19:15
見知らぬ惑星加藤泰清305/1/26 18:49
Unlimited daily routine, wor ...L nazo...105/1/26 16:22
きょうきシギ1*05/1/26 16:20
詩人病ピッピ1105/1/26 16:09
かごめかごめベンジャミン3*05/1/26 16:02
ノイズワタナベ15+*05/1/26 15:17
爆風かのこ105/1/26 13:42
緑のうた木立 悟605/1/26 13:28
図鑑たもつ905/1/26 12:54
宇宙ベンジャミン6*05/1/26 11:28
「 うんこふんだ。 」PULL.5*05/1/26 10:51
歩く[group]大覚アキラ1*05/1/26 10:19
無題005/1/26 10:14
モアイ(鼻からティッシュ)[group]虹村 凌2*05/1/26 9:48

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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