ホッチキスの針よ
俺の兵隊となれ
兵隊となり武器を持て
突撃
そして発射
せよレトロ光線
七十年代のビビビ
人間万事バンジージャンプ
ロープをつけずに
ジャンプした俺の恋人
ば ....
WWEみたくブックかましてくれるなら、まだいいけどさ。
昨日も今日も明日も、
ずぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと繰り言ばっかじゃん。
もういい加減にしない?。
まだ、やめらん ....
真夜中に
車を走らせて病院に
きみを隣に乗せて
きみは知らないかもしれないけれど
真夜中の病院というのは
何度来ても落ち着かないんだよ
物音一つしないのに妙に騒がしいんだ
救急窓 ....
冬の陽射しの中
公園のベンチに座って
君のことを想う
悲しみの後には
きっと喜びが来る
凍りついた涙も
きっと雪解けのようになくなる
冬の陽射しの中
....
コスモスクエア
まるで一昔前のSFにでも出てきそうな
そんな名前の駅に向かう最終電車が
もうじき発車する
酒臭い息を吐くサラリーマンや
妙にイチャイチャしている中年カップルや
おぼつか ....
君は
冬の湖に白鳥を観に行きたいって
言ってたね
お互いの休みが合わなかったり
忙しかったり
すれ違った日々もあったけれど
僕たちは乗り越えてきたね
冬の ....
脱ぎ放した靴下のフォルムは流線型だった
2つある
手のひらの皮が剥けていく
郵便局の先が乾燥して
弓のようにゆする足で蹴忘れてしまったことを
シャワーを浴びずに行くべきなのを
....
すこしだけ、遠くを考ることにして
足元の言葉など
深めの空へ向けて投げる
そこまで
届いた音を見届けてから
ぼくの窓からロケットを打ち上げる
高いところ
見渡せる、空が近い
た ....
はけ が とどいて
ぬられる めと て
ほおばる いろいし
つめたい みみたぶ
ひ に すか され
ひ に こげ つき
そら の くに よ
ほほ さらわせ て
図書館にあの人がいた
いつも難しそうな分厚い本を開いて
へんてこな眼鏡をかけている あの人が
パチンコ屋にあの人がいた
今日も目押しがうまくできなくて
恥ずかしそうにコールボタンを押 ....
わたしのあかちゃん、どこいった
ゴリラ雲のおかあさん
ポロリ、ポロリと大粒の
涙をながしてさがすから
だから雨が降るんだね
きっとそうだよ、そうだよね
ランドセルをほうりなげ妹迎えに保育園 ....
蛙
青葉の無限について
ひもとくうたは
いつの日か
にぶい戦争として
終わりを迎えます
それでも
雨のこと
肌にしみついて
忘れません
うれしいね
きっといつか
血は海のた ....
「付き合った半分の時間が経てば失恋の痛みは消える」
なんて、どこからきたかも分からない法則だけど
私とあなたには別れなんてないから
そんな深く考えたこともなかった
でもでも
あなたが ....
いつでも喉を潤すのは固定された
焼酎と烏龍茶のありきたりなコラボレーション
生み出されるのは十人に一人は注文して
「オヤジ、オヤジ」と騒がれるウーロンハイ
甘ったるいカクテルとか
お洒落 ....
こんなに 深い夜の中を
白い救急車、真っ赤なライトを振り回して
猛スピード、過ぎて行きました。
歪んだサイレン、ちょっと間抜けで、
それでも結構 必死みたいで、速くって、
見えなくなるま ....
入ったことのない部屋から出て、
出たことのない部屋に入る。
笑えない冗談はしょっぱいよ。
01/27/2005
"PULL. aka, PeP ....
雑踏 歌舞伎 午後8時24分
はじめて見た指先の細胞
甘んじて削り取られた心がうずく
穏便な感動はもう既に地中深く
ぐるりと回ってそれもまた同じ場所へ
君が教えてくれた寒さを今感じようと ....
そうなんだ
存在自体が嘘みたいな
存在自体が奇跡のような
存在自体が夢のような
そんな人が好き
そんな人ばっかり気になる
私の見えないところでどうやって生きているのか
私の見えないところ ....
空からたくさんの手紙をわたされ
緑のなかへ入り
迷ううちに手紙を失くし
戻ってきたときにはいつも
お礼の手紙が積まれている
迷うために迷うのではなく
たしかにどこかへ ....
遺伝子ってのは
忘れてても
覚えている奴
あんまり頭を使わずとも
友よ
あなた
考えてないけど
市バス乗り場て
読めるなあ
習ったからだけや
ないでしょう
【覚えている】 ....
歌が聴こえない。
碁盤の目の街角で、
うなぎの寝床のその奥で、
紋屋町に紋はない。
糸屋町に糸はない。
今織町に今はない。
上七軒の花が枯れている。
織機の歌が聴こえ ....
セーターの首をつまみます
えりが首を小さく噛むためかゆいのです
ふわふわの小さな猫をつまむ指
もう悪さはするんじゃないよと離します
まだ生きているのに
上にあるのは冷たい土ばかり
そんな私の運命を
悲しんでくれる者はない
指先の冷たさは
声なき罪の思い出
生きているとはいえない
今の私の存在は
むしろ
むなし ....
やらなければいけない仕事のファイルを開きすぎて固まってしまったPCをいじられているような・・・そんな気分の瞬間。
たくさんの紙片が撒かれて散って落ちてきます
これは誰かのカーテンコールなんでしょうか
私はそれを静かな病院の採血待合室、
大きな等身大以上のガラスから見ていました
降り積もる紙片
溶 ....
どこにもない慰めを
深い色にまぜてとかしてみたら
少し落ち着いたみたい
ぬくもりって
だんだんと冷めてゆくものだから
あたりまえに溜息なんてついてみる
琥珀色の鏡に
吸い ....
目から汁がでちゃうよ
鼻からも汁がでて
口からも汁がでちゃう
僕の顔はぐちゃぐちゃで
丸めた新聞紙みたいで
まったく正体がないんだ
君の事を考えると
いつもそうなってしまうんだ
....
誰もいない小屋には
誰もいないので
屋根に雪が降っても
積もるばかりで
誰もいない小屋には
誰もいない部屋の片隅で
蜘蛛がぢっと巣を張って
誰もいない小屋に飾られた
日に焼けた ....
君を好きとただ、言えればいいのに
簡単に言葉にできない僕だから
ノートの切れっぱしに
好きです って書いたら
風にのってどっかに飛んでいってしまった
草原を走る少女がそれを見て
....
いつからだろうマフラーがすっかり
魚だ
巻くと冷たい鱗がささり
しかも時々鋭い歯でかみつく
工場からの帰り
俺の手は油と煤だらけだが
首のあたりからは
腐った泥の臭いしかしない
明 ....
5798 5799 5800 5801 5802 5803 5804 5805 5806 5807 5808 5809 5810 5811 5812 5813 5814 5815 5816 5817 5818 5819 5820 5821 5822 5823 5824 5825 5826 5827 5828 5829 5830 5831 5832 5833 5834 5835 5836 5837 5838
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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