錆びたネジがぎゅっぎゅと鳴る
ぼろぼろとクズが落ちて
今日も

切れ味の落ちた
ハサミでぎしぎし
茶ぱけた髪をぎりぎり落とす

歯軋りのキミの上には煤けた天井

湿気た部屋に
コ ....
 あの頃
 お前の肩や脚はとてもしなやかで
 あまやかな長い髪を靡かせ
 気まぐれに
 そう   気まぐれに
 柔らかな胸を預けては
 誰とでも踊っていた

 高層ビル街の端っこの ....
              
家事にかまけて読書をさぼる
ざけんなよ 罵声一声
こてんこてんに殴られた

古典抱えて駆けて行く
ふたりづれにも殴られた

追っかけても追っかけても
 ....
えにゃあ。
ぽみ。
ぽみ。


ぷ。
ぷぷ。
ぷぷぷぴ。


っ、


ぱにゃ。
にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃぺ。



ぷにょん。
ぷにょん。
 ....
今、入門書が熱い!
という情報を聞きつけ
俺は師走の街をかっ飛び
かっとーび
許されるならすべてを散財し
強弱も忘れずに
強も弱も
俺の大切な兄たちたちが教えてくれたよ
引き連 ....
すべてか無か
どちらかでなければいやだとおまえは言う
絶対でなければ安心できないか
愛か憎しみか
そうでなければ信じないとおまえは言う
決定的でなければ答えられないか
おまえを見つめるまな ....
ゼロから誕生するものなど
あるはずもなく
すべては発見であり
けっして発明ではない

オリジナルであるという幻想
オリジナルでありたいという病

きみの頭の中に
天啓の如く降り立った ....
あなたの子供は駈けていきました
あなたの急を知らせに
道の向こうの
そのまた向こうまで
私が知らない間に
他の多くの大人たちが
それぞれの世界の片隅で
何も変えられないでいる間に
あな ....
もぅ つかれちゃった

ぼくはなにもできないのに

みんな、きたいをかけてくるから

ごめんね おかあさん おとうさん


そう言い残して

四葉のクローバーは自殺して


 ....
どうして と云うた
鋭い眼差し あの人の冷たい声

どうして と云うた
私が 悪かったわけでは ない と

私は此処に居ただけ

どうして

あの人の鋭い眼差しは私を絡めて
あの ....
金は天下の
まわり物
はまり
はまって
うん百回
昨日も
はまって
貯まってる
ここで
出さなきゃ
エラー出る

まわせ
  まわせ
 光よ
走れ

  ああ
   ....
午後に揺れる はちみつ色の池が
   とろり とろり
  眠くて仕方ありません

医学的にホルモン・バランス
春の陽気を否めませんのよ




かすんだ景色を走るの 普通電車が
 ....
荒れるといった 天候はやはり
買い物に行こうと 車だしたら
あたった

ふきさらしの 水田に積まれた雪は
風にたたかれて 横に 流れる

降る雪と 流れる雪で
前も 後ろ も見 ....
あのね、母さんこの犬ね
父さんも母さんもいないのよ
1人ぼっちで暮らしているの

あのね、母さんこの猫ね
足を怪我してうごけない

小さな子犬や、仔猫たち
みんな母さん見つかって
ち ....
  雪が白く彩るために切なさは増すのか
  薄紫の雪原に伸びる影はただ一つだけ
  記憶の奥深くにあの憧憬を閉じ込めて
  氷の枝の先に探す冬の太陽は遠く遠く
  深く俯いて一月の短い午後 ....
友よ、
すでに日の光を受けている君の震える足で
「初めの一歩」を踏み出そう
まだ描かれてはいない、空白の明日に向けて

深夜の闇の部屋の中で
耳を澄ますと聞こえて来る

胸 ....
年を重ねるごとに
また一つ新しい痛みを覚えて
段々と臆病になっていく
諦めることにも慣れた
この頃は

ただ抱きしめてくれる腕を探して
他愛もない嘘だけを積み上げる
砂で作った城のよう ....
私はどこへ行けばいいんだろう?
外に出たいけれど、外に出られはしない。
誰にでも出来るけれど、それは出来ない。


もちろん、いつでも遠くまで行ける。
自由なのだから。
泡が心地よく頬を ....
並木道の
みえない、ずっと向こう
から
容赦なくやってきた足音

かんたんには受け入れられない、
決して受け入れちゃいけない、
と わたしは
いつまでも
スカートのすそに
砂のま ....
夜倶楽部 アヴァロンで誕生日を迎え
トランス野郎に囲まれる
逃げ出した喫煙所では 他の誕生日お姉さんのパーティー
「ハイファイブを呉れ」と言うので
「今日は俺も誕生日だ」と言いながら呉れてやっ ....
その手は
私のために生まれた
私のために

私のために生き
私のために寄り添い

ねむり

私を愛した

その手は
私を愛した
(私を愛した)

夜がある
そこ ....
耳が痛くなった

僕は死なない

雷が鳴った

僕は死なない
そうして
僕らのこれまでの順路を
紙の上に書き出してみる
その上に雲なんか浮かべたりして
無駄に力を入れて笑ってみたり




過ぎ去ったあとで
自然に昔話ができれば
それはそれ ....
朝 僕は目が覚める
昼 僕は元気な振りをして
夜 僕は幸せになる
ライトアップされた満開の夜桜は
どこか
厚く化粧をした
美しい女を思わせ
その穢れた美しさが
夜の闇をいっそう暗いと想わせる

赤いぼんぼりが
点々とぶら下がっている
風に揺れ
大 ....
春は

ただよう白いもやの中に
黄色の細胞が増え続け
形を変えて
流れ続け

桜はぼうぼうと
かたち無く
浮かび上がり

若草がやわらかく
たなびき
獣のように
ゆっくりと ....
こんなことがあった

母親が
桜型に切り抜いた紙で
破れを塞いだ障子に
西日が差し込んで
燃え上がるように
輝きわたった

またこんなことがあった

暗い土間から
正午の光に
 ....
りんりんと
しなびた空気をいま
のみこんで

ナイフを もっています
ナイフは 金物屋のおじさんが
よく切れるよ と言っていたので
(おじさんは嬢ちゃん、といった)
(ナイフを売っ ....
 ヘッドフォンはあたしを救ってくれない
 次第に締め付けられる頭
 バロメーター
 あてにならない
 不可能に蛍光ペン
 それから
 食卓

 世迷言 垂れ流す 毎日
 途切れない  ....
――毒に気付かせない様かつ頼り無く感じさせる程優美に――



鏡と鏡

鏡 鏡

あれ?あなたはお仲間?
それともここに映るのは私なの?

演技をする人の間で演技は分からない
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
mac105/1/31 3:14
スロウダンサーのら105/1/31 2:20
温故知新あおば105/1/30 23:49
「 えにゃあ。 」PULL.1*05/1/30 22:39
primerたもつ905/1/30 22:00
おまえのために一筆2*05/1/30 21:54
コピー・アンド・ペースト大覚アキラ2*05/1/30 21:54
駈けていった[group]岡部淳太郎12*05/1/30 21:29
クローバーくしゃみ11*05/1/30 21:26
どうしてシギ1*05/1/30 19:45
燃えろハイエナ打法 〜スロット哀歌〜北村 守通5*05/1/30 16:40
うたた寝 うらら千月 話子9*05/1/30 16:27
吹雪 サバイバル砂木6*05/1/30 16:12
11匹のお母さんひろよ2*05/1/30 15:14
雪原の墓標嘉野千尋4*05/1/30 14:56
迷える若人へ服部 剛7*05/1/30 14:35
ただ哀しくて快晴3*05/1/30 13:49
サンマういち105/1/30 13:43
誰そ彼(たそがれ)望月 ゆき5*05/1/30 10:28
踊る踊る下着の姉ちゃん[group]虹村 凌3*05/1/30 10:09
その手は浅見 豊1*05/1/30 4:08
眼鏡の無い部屋に落ち着いた僕は無造作に髪をかきあげる君にe_naoy...005/1/30 3:31
通り雨が過ぎても霜天1505/1/30 2:43
***Tシャツ105/1/30 2:06
春(その5)ty105/1/30 0:43
春(その4)005/1/30 0:42
春(その3)005/1/30 0:41
いきをするオオカミ405/1/30 0:09
ファミリアル細川ゆかり205/1/30 0:00
霊感 I(自然と水銀の調合物についての注意事項※愛が足りない ...汰介205/1/29 20:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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