太陽の塔は見たことがあるが

大阪万博は知らない


火輪塔


直視できない

地球が周る限り

いつも明日をくれるのに

私は

朝と夕の太陽しか

見ていない ....
四つん這いで夕陽へ走る
ずっとたどり着けないだろう
俺たちは理解している
なぜ青春は人生のほぼ前半部分に据えおかれているのか
そのあとの人生について俺たちはどうしたらいいのか
二足歩行でやが ....
じぶん かってな ゆめをみて
あけっぱなしに していた ひきだしは
かたかた とじることも あけきることも できない

ときおり ほかの ひきだしを
あけっぱなしに してみるけど
あた ....
コウテイペンギンは
子供のために家を作ってはあげられないけれど
ブリザードが吹けば 子の風上に立つ

コウテイペンギンにとって
二人の子供を育てることは困難だけれど
できるだけたくさんのえ ....
いつか私が死んだら
その時くらいは
思い出してくれても
いいんじゃないかって

そのくらいのこと

望んでも
いいんじゃないかって

もう
私から
伝えるすべはないけれど
 ....
甘甘してそうなんだけど

どこかぴしっと引き締まってる


そんなかりんとうみたいな


恋してみたい


そんな気分になる

3時のおやつ。
遠くから はさみの鳴る音が聞こえる
それはとても正確で 狂いの無いリズムで
冬の雲を切りそろえ 月の出る準備を
飛び散った雲は星に変えよう

はさみの刻む音で 月がくる
光輪のファーを巻き ....
夕べ 腐った天ぷらは
生ゴミとなり
土となり
芽となり
葉となり
猿となり
類人猿となり
赤ん坊となった
息子

どっかで間違えたらしい
私の見えている
見えていない
神の住まう処でない場所で
黒猫が鳴いていた
それは確かに墓地で
決して泣くこともなく
林を歩き
ただただ此処へ来た
来てしまった
独りの自分に
笑って ....
デュシャンにはなれない。
誰も。
だから僕は言葉をぶつける。
誰も映らない鏡に向かって、
その後は末永く
ぬくぬくと暮らしましたとさ
で寓話は
おしまいです
きっと
ぬくぬくと太って
ぬくぬくと死んだのでしょう

巨大な筆でした
ある男が一生涯をかけた筆でした
これ ....
“信じる”って何ですか?
“信じろ”って誰をですか?
友達を信じろ?人を信じろ?
そんなモノ信じられるはず
         ないでしょ?
信じて何になりますか?
ただ、信じれば裏切られる ....
僕は魔法を使えるよ

魔法使いのお母さんに教えてもらったんだ

みんなの目をみてニコッと笑うんだって

お母さんの魔法は僕をふらふらにしちゃうんだよ

お母さんがニコッとすると、魔法使 ....
君と出会った時から時間は流れ始めた・・・
少なくとも、あのころはそう思っていた。
君がいたあのころは・・・すべてが大切で・・・。
君といるからこそ時間は動き、流れていると
思っていた・・・。
 ....
錆びついた思い出たちが
時を越えて目覚めだす。
ほこりにまみれた君の笑顔、
すべては遠い記憶のこと。
思い出さなくてもよかったのに、
思い出したくなかったのに・・・。
わざと雨の中に置き去 ....
ぽーん。



手を拍ち、
耳を澄ます。

帰ってくるのは、
弱々しい、
まるで他人の音。



ぽーん。



もう一度。

やっぱり他人の音みたい ....
僕は波に濡れ
波に濡れたままずぶ濡れとなり
絶え間なくそれは
断続的にそれは
いつまでもそれだった
それって
日テレ?
いえ蛋白質の軽めやや三十倍程度の喪中
ツモ
ラスハクで ....
昭和元年が
自宅の階段から
滑り落ちて
踊り場の手すりに激突
品よくあつらえられた手すりを粉砕した。

七人兄妹の末っ子である昭和元年は
戦時中もすくすくと
ちりめんじゃこを食べ続けて ....
わたくしたちのことばで
それはうた

わたくしたちのことばで
それはかぜ

こぼれるしずく
はなれ
かたられる
とき

それは

わたくしたちのことばで
真昼のみずうみ そ ....
 
 冬には空が降下する
 みんな誰も見てないし
 奪えるものがあるなら
 私から奪って構わない


(雪霧の向こうに浮かぶ
 あれは管制塔の光源だ
 低い轟音を響かせて
 離陸す ....
パンツ を はいていない わたし は

はいていない わたし の パンツ を

わたし は パンツ を はいていない

はいていない わたし の パンツ を

パンツパンツパンツパンツ ....
朝の空、彼女の機嫌は悪かった

昼の空、彼女は突然泣き出した
僕には彼女の涙を止められなかった

ポッ、トッ、ポッ、トッ、パッタッタッ

黄昏の空、彼女は真っ赤だけど泣き止んだ
僕が彼 ....
揺れている。揺れている船の上、喉が渇くので、ペットボトルの口を開ける。ミネラルウォーターを飲む。
(ひたすら漂いたい気分だ)
 わたしは退院後、船で島に向かっていた。誰もいないところに行ってみ ....
たぶん祈りには何の意味もなく
そんなことなど承知の上で
とうに終わった宴のあとを
涙ぐみながら眺めているのです
宴が終わっていることは知っています
でもそれを認めたくはないのです
訪ねてい ....
 垂らした糸に願いを込めた
 貴方の祈りは壊れて消えた
 それでも好きだと私は言った
 いつしか祈りは
 いつしか願いは
 私達をあざ笑い
 私達を見捨てて逃げた

 握り締めるも ....
真っ白な雪ンコ
真っ白な雪ンコ
にじんだインク
真っ白な雪ンコ
真っ白な雪ンコ

居座ったススキ
降り積もる綿雪
降り積もる綿雪
降り積もる綿雪
居座ったススキ

くだされた冬 ....
食堂で向かい合って座ったのが忘れられないよ


ずっと探してたよ
1日中考えまくったよ

顔合わすと
いつもほんのりしたよ
普段はじっくり見られない
桜の薄紅色って
こんな気分なん ....
ハイライトには大抵映らない
話題に上がるのは二の次で
上がる話題も
異性との下らない関係についてばかり

話が盛り上がると
キレたり叫んだり暴れたり脱いだり
ネタ、なんやけど
気が付け ....
最終電車はとっくに出たけれど
たまには線路の高架に沿って
歩いてみるのも悪くない
街路樹にはクリスマスの飾りが
まだ残っているし
星も今夜はきれいだ
誰もいない公園のブランコ
月に照 ....
*
声とともに遠ざかる
深い闇はいつも僕の外側にあった
それは宇宙とつながっていて
私はそこにひかれたの、と彼女は言う

その声に僕は身をかたくする
夕暮れに開け放たれたテラスに
路地 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
火輪塔 - かりんとう -蒼木りん3*05/2/7 1:01
ふいるむ馬野ミキ505/2/7 0:58
ひきだし玉兎405/2/7 0:34
ペンギン小太郎105/2/7 0:19
いつか私が死んだらuminek...205/2/6 23:30
かりんとうくしゃみ2*05/2/6 23:28
冬夜の月ふく8*05/2/6 22:04
進化の過程加藤泰清405/2/6 21:35
梼瀬チカ105/2/6 20:58
「 デュシャンにはなれない。 」PULL.2*05/2/6 20:57
未来アンテ305/2/6 20:50
信じて何になる?〜grudge and hate〜天使105/2/6 20:03
小さな魔法flame2*05/2/6 19:58
時の流れ〜Negai〜天使005/2/6 19:54
心深切な3*05/2/6 19:48
「 拍影。 」PULL.0*05/2/6 19:29
白の終わりたもつ7*05/2/6 19:01
驚異の骨密度草野大悟4*05/2/6 19:00
わたくしたちのことばで浅見 豊1*05/2/6 18:56
揮発 (2005.1.16)和泉 輪1705/2/6 18:43
パンツ革命大覚アキラ105/2/6 18:32
雨の色flame2*05/2/6 14:36
漂着 (連作8)[group]光冨郁也8*05/2/6 12:35
祈りの日大覚アキラ605/2/6 11:36
海にロザリオりぃ005/2/6 11:03
冬道程感人3*05/2/6 10:27
卒業する日くれいじー・...005/2/6 3:04
セカンド・スター005/2/6 3:00
狂気に至る夜アクアステル205/2/6 2:09
カワグチタケ...6*05/2/6 1:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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