なんだか重いな寝苦しいなと思うと
大きなわけのわからない生き物が
胸にのっているんです
そんなことが毎日です。

ふうっと煙草の煙を吐いて
彼女はティーカップにくちびるを寄せ
とつぜん苦 ....
屋上に登るとそこが彼の家で
夜空は曇りがちだったけれど
さそり座の鈎がどすぐろい雲間から覗いたので
東西南北は把握できた。

方角がわかっていると気分がいい。

屋上の端には手すりも柵も ....
女とキスした。
俺は鳩のことを考えた。

俺は鳩料理と言うものを食べたことがないのだが
この世に、鳩料理は結構メジャーに存在しているのであるらしい。

俺が平和公園の鳩の一羽になった ....
ロープが風に叩かれて言う言葉、

きゃらん、くろん

鉄に嫌われ、

きゃらん、くろん

ロープは泣きもせず歌う、

きゃらん、くろん
闘争は常にあり、ときとして高みより眺めれば静かなれど、戦場はその内より崩壊の曲を奏で、その旋律は土台からくつがえされる。  真昼の冬空 
風は片っ端から雲に形を与えていたが
僕は言葉に出来ず 見つめる視線は気絶した
灰色が潰れた雲の上でジェット機が飛ぶ
ぼろぼろとなった空の鼓膜は 僕の声はおろか 
トラクターの ....
もう さびしくないように って キスをするから
唇に 紅を ひく
鮮やかさが こぼれて そんな気に ならないように

からだは かるくなるけど
きもちは おもくなる
どうか はくいき  ....
追いつけない、見つからない、過ぎ去った、つかめない。

最早、ただの羅列。

太古の世界から受け継いだ遺産。

使いこなせなければただのクズ。

溢れても、流れても、すくっても、結局つ ....
鳥影は
かなしくさせる

水辺で
鳥影を目で追う

目の動きだけがあり
もう鳥影をみていない

その向こうの
そのまた向こう
考えのたどりつけない
向こうを

見たいと願う ....
空気を柔らかくひねり、光と背中で遊ぶ。

足で闇をかき混ぜ、冷気の衣を優雅にまとう。

思考を弄ぶが如く身体は流れる。

夕日の涙は乾いた。

片手に全てを望み、片手に破滅を与えた。
 ....
じーっと
使い終わった注射針を見つめて

「まだ使えるじゃない・・・」
つぶやいてみる
もったいないし

でも

私のお給料に関係ないからいいか
捨てる

リサ ....
月が真っ黄色に輝いて
鈍い青の夜空に貼り付いている木曜日
橋の上の素人ミュージシャン
調子ハズレの流行り歌
ギター掻き鳴らし喉も裂けよと
タバコの煙と一緒に風に乗って
電柱よりもビルよりも ....
上から下を眺めて
もし落っこちたとき
やっぱりコンクリの上じゃなくて
芝生の方に落ちたいなあ
なんて考えてるうちは
無理なんだろうな
デパートは
大好き
熱帯魚売り場と
屋上が
あ ....
ヒラヒラと舞うのは雪ではなく
ただの紙きれ
暖房のきいた部屋の中は
身体をほてらす
静かに静かに
枯れたヒフは
白い雪のようになって
視界は
いるまでたっても曇ったまま
青い丸が
 ....
左の指先でお前の乳首をつまみ、

右手はお前の後頭部にやさしく

そっと添えて、

お前の両足を俺の左足で、外側から

刈り倒し、叩き付ける。

それからそっと、

くちづけを ....
恋をすると毎日が楽しいだなんて嘘
充実するなんて嘘
人に優しくなれるなんて嘘
肌のツヤが良くなるなんて嘘
とにかく全部嘘
恋をすると
何もかもが色褪せて見える
世界はなんてつまらないんだ ....
歩きなれてる道が
私を飲み込む波に見えるの 
 黒い波に
 
 「会うかもしれない」 
 その淡い期待
 この苦しい想い
 言ってしまいそうになる
 
 覚えきれないほどの 
 ....
悲しい目をして、どうして僕を見つめるの?
僕ってそんなにカワイソウ?
ボクッテソンナニ・・・。
ねぇ、僕をまっすぐ見てください。
僕と目をそらさないで下さい。
僕は僕です。ここにいます。
 ....
愛する時間がないの
といいわけをして飛び出していった彼女

空が青く
それでも雨の降っていたあの日

僕は
声を掛けることも
追いかけることもできず

ただ
彼女のために傘を編む ....
理系少女とやりたいな
サービスがたりないよっていうアイツも
掃き溜めの希望よりクズなんだよ
うすみどりの扉をしめたら
きっとあの子はがちがち震えだして
知る由もない未来にどんな方法でもいいか ....
とかげのしっぽ
途切れたしっぽ
さらに細かくして
きれいに並べた
つながらない先端
二番目、三番目
つながらない
動かなくなって
それは死んでもいなくて
近づいた胴 ....
今 は 雪国 にいる あなた をおもう
と、窓のそとが 曇った 気がして
ただただ あいたいなあというか とおまきに見てみたいなあというか
そんな気が する

(クリーム色のカーテンを 薄汚 ....
ガラス瓶に入ったら
出られなくなった
壁は透明で
外のようすはよく 見えた


きれいなものが見えて
手に入れたいと思った
愛しいかたちがあって
触れてみたいと思った

透明な壁 ....
おれは今朝、

22口径のリボルバーを携えて
川沿いの安アパートを出て
車検切れ間近のポンティアックで
43号線を西に向かって
安物のカーステレオで
大音量のジョン・ゾーンをかけて
掌 ....
世界とは、人間の「認識」の上に成り立っている

人間は、認識出来ないものを世界の一部としない

私たちの観る世界とは、それら個人の認識の集合だ

自らの顔を肉眼で観た者は終ぞ居ない
 ....
煙草の煙で描いていた
ジェット機の音に掻き消される夢

安アパートのベランダ
眩しい太陽 確かに感じる光の温度
眼を細める

真っ青な空 コンクリート造りの白い建物
陰鬱にさせる
あ ....
狼狼と遠く哭け

逆立つ体毛の針先に
銀の水滴をほとばしらせて
疾走する闇の底

毒毒
独独
激しく胸を打つ響き

叩き潰された虫の死骸
赤でも青でもない色に染まり

涙草  ....
バスの窓から今日の陽がまっすぐこちらにあたります
木の影のリズムが頬を通っていきます
それは前にいる車のテールランプよりも少し早いテンポで

傷だらけの窓から入る暖かさは 春がもう来ているよう ....
お前らはまず働け   
働いて金を稼げ
その金でうまいもんを食え
腹がいっぱいになったら女を抱け
SEXに飽きたら早よ寝てしまえ
起きたらまず自分の存在を疑え
疑いが晴れたらそう言い張れ
 ....
ねぇ、君 この世は辛かったね

こんなに詩ウ事が出来る
でも 哀しくなってしまうんだ

いつもギャグを言って笑わしてくれて
時には私の心を掴んだ様に抱いて泣かしてくれる

ずっと一緒に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ガーネット佐々宝砂405/2/11 3:52
オパール205/2/11 3:35
クルックドゥー!糞尿死から飛びたて!瓜田タカヤ505/2/11 2:41
風の唄flame0*05/2/11 2:02
失われた言葉ベンジャミン2*05/2/11 1:50
こみあげる景色プテラノドン6*05/2/11 1:29
交錯玉兎305/2/11 1:10
洪水flame0*05/2/11 1:02
鳥影ty1*05/2/11 0:58
flame0*05/2/11 0:46
この世界YAMATO...105/2/11 0:27
メロディ大覚アキラ105/2/11 0:26
午後のデパートチアーヌ705/2/11 0:09
on the chairio005/2/11 0:07
男の技雑魚ヒロシ105/2/10 22:14
恋をすると毎日が楽しいだなんて嘘チアーヌ705/2/10 21:22
bomくるす1*05/2/10 19:24
大丈夫天使105/2/10 18:02
編み傘桜 葉一005/2/10 17:09
覚悟ファイブ示唆ウゲツ5*05/2/10 17:06
散らばってるベンジャミン5*05/2/10 15:55
6畳の果て吉原 麻205/2/10 15:27
寄生虫アルビノ505/2/10 14:22
12秒間のニューヨーク大覚アキラ205/2/10 13:17
点描世界[group]成澤 和樹1*05/2/10 13:15
回帰する夢1*05/2/10 13:14
銀狼一筆3*05/2/10 13:10
影リズムふく2*05/2/10 9:23
鉄を喰え、死んでも豚には食いつくなudegeu...205/2/10 8:05
うさぎのレクイエム*くろいうさ...005/2/10 6:36

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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