いのせんとな いのせんす

ち が かたる いのせんとなそんざい

どこかへいってしまった いのせんす

だれかがささげもつ いのせんす

ほねが さししめす いのせんす

しろい ....
私はオレンジ色のバッグを持っている
私は眠っている
私はオレンジ色のバッグを持っている
私は夢を見ている
私はオレンジ色のバッグを持っている
私は夢の中にいる
若い男が私に言う
「そ ....
とおい ひとりごと

いつも とおすぎる ひとりごと

まよなかの いすにすわって

どこかへ ひとりごと

すこしうえのくうかんをみながら

ひとりごと

しずかに はばたい ....
英国風の音楽 聞きながら

時計台と 断頭台

落ちてくる刃

鳴り響く 鐘の音


そこに誰か立っている

立っている誰か

私に語ってください

時と いのちを

 ....
 
 
 
 
鳥角度、見た(ぼくの)ひとにちを終電車、ふりかえり逃げる。どうしてあんなことを(こどもの)と流れてゆく(せせりだしてしまう)蛍光灯。つるつるとした(足の爪で)金属の棒にもたれか ....
ミルク飴 の包み紙
くちょっと 丸めた

剥がされた まるみ
ころがされ とろけ

消えた 
来る日も
また来る日も
毎日 毎日

朝も昼も
そして長い長い夜も

あなたのことばかり
想いつづける

何気なく交わした会話や
時折みせる少年のような微笑や
偶然に触れた
 ....
はらはらほろり
あのひとが帰る
肩に降り積む雪のひとひら
ついてゆきたい
それはできない
せめても帰路の足跡を埋めて
なかったことにしておくれ

夜半の月
鏡の中に白い顔
黒髪の雲 ....
山道を
いつのまにか
はずれて歩いていることに
気づいていなかった

立ち入り禁止の札
気がついた時は
すでに崖から足を踏み外し
谷底へ
落ちていく

その瞬間目が覚めた
私は ....
地へ
冷たい雨として
雪終えた空が
地へ
雪終えた空が
冷たい雨として



黄色く丸く
眺める
ショーウィンドウの
ウールの子供服の



の方角、の ....
火曜日は華奢だから
水曜日にはいつも勝てない

真夜中にかけられた時計は
秒針を
文字盤といっしょに
廻している
そしらぬふりで廻している
口をあんぐりと開けたままのなら
虫歯が痛んできて

ポロンと

鳴り出すのでしょう。
あなたにチョコをちょこっとあげます。
ホワイトチョコにいちごチョコ、
ふつうのチョコにブラックチョコ。

あなたはどれが好きでしょう。
わかりませんので、
全部入れちゃいます。
ホワイト ....
畳の上で死にたいとは思わない
むしろ畳の下敷きになって
老人ホームにも行かないで
遠く遠のく意識の果てで
頑固ジジイと罵られ
諦めながら死んでいく
そんなカッコつけた
馬鹿げた死に方
 ....
飛べないのに
鳥であり
翼をもつ苦しみが
お前に分かるか
僕は黙っていると
アナタはその足で
歩いて行ってしまった
あの時何も言わなかった事が
本当に正しかったのかと
今も考える
大切なモノって誰にでもあります。

大切だからこそ、キズつけたくなくて、
大切だからこそ、人に触れさせたくなくて・・・。

大切な人も同じです。

けれど、大事に守ってあげたいと思っても ....
今年もまた春が来て、
今年もまた桜が咲いて、
何度も何度もこの季節はやってくるのに、
君は一度も私のところに来てはくれない。
「春になったら逢いにいく」
その約束は、いったいいつの春でしょう ....
銀のスプーンで愛撫して、
ダージリンはシューベルトを歌う。
ラジオなんかいらねぇ
氾濫するチープなラブソング
終りも始まりも
聞きたくないね一切

早く忘れろなんて
ありふれた慰め
必要ねぇし欲しくねぇ
携帯電源オフ 72時間

趣味の悪い ....
がっこうからかえると
おかあさんのからだがばらばらになって
いえじゅうにちらばっていた
あわてて
ぜんぶかきあつめて
しんちょうにくみたてると
とりあえず
おかあさんみたいなかたちに ....
区別する
やつらを
心底
差別する。

青炎を秘めた
冬の向日葵が
太陽を見据え
{ルビ白骨=ほね}のように
カタカタと
笑う。

街灯のなかに
きょうも
娼婦は
立ち尽 ....
僕は走っていた
景色のない闇は
音も無く 後ろ
から

転んだと思ったら
既に
転び
過ぎた跡は
降り注ぐ刃よりも恐ろしい
風と

僕を微笑う
狂い咲いた花びらは散る

 ....
エレヴェータ
ボタンを押す
こうして
ひとつの街が沈んでいく
そんな日があってもいい
ひとつの
エレヴェータのために
ぴちぴち
ちゃぷちゃぷ
らんらん   らん。

ぴちぴち
ちゃぷちゃぷ
らんらん   らん。



だれかが歌ってる。
雨音のリズムに合わせて
しあわせそうに
しあわせそうな ....
クマになりたい
ぬいぐるみのクマに
ちょっとツルツルした
手ざわりのいい布地で
中味は綿
ただの綿
コットン100%
内臓も骨もいらない
脳もいらない
心もいらない
そんなクマに
 ....
雨が降っていた
罪は風化することなく沈下する
想いは風化することなく沈下する

  ざーざー

まるで テレビの砂嵐のような
まるで 何かが歌っているような

  ざーざー

記 ....
出勤途中
春の雨が降り始める
傘をさしながら
自転車でこぎ急ぐ
信号待ちの時ふと気付く
この雨が一日一日春を呼び
急に芽吹き出した緑の木の下
緑のカッパを着た老人が
信号待ちをしている ....
仄暗い公園のベンチで
みかんの皮を食べろと言われている老人が
喜んでと言って頬張っていたのは新聞紙
これでいいですかとにこにこしながら
鳩の目で少年たちを睨みつける

ぽおっぽっぽっぽ ぽ ....
色恋にては
もっともな誠実さを伝える手段として

    愛しています

なるものを
免罪符として
挿入することが常套手段とされているが

さぁ
よぉく考えてみたまへ

この言 ....
橙色が満ちる 日のあたりすぎる部屋
ふたりきりじゃ どうしたって辛すぎる
あがききれない程 浅い沼

銘柄の違う ふたつの煙草
互いのそれを吸った瞬間
あたしたち 落下した


 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いのせんすこむ1*05/2/13 2:09
AN ORANGE COLOR BAG梼瀬チカ305/2/13 2:09
ひとりごとこむ4*05/2/13 2:05
英国風に005/2/13 2:01
鳥角度nm6905/2/13 1:50
ひとくち砂木4*05/2/13 1:43
せつないということフォマルハウ...9*05/2/13 1:27
雪月花一筆4*05/2/13 0:51
覚醒かなめ005/2/13 0:20
黄、丸、釦、春A道化7*05/2/12 23:57
永続する二秒ディレッタン...105/2/12 22:54
ピアノくしゃみ3*05/2/12 22:34
チョコをあげます。天使005/2/12 21:21
子宮ヶ原発、老人ホーム行成澤 和樹405/2/12 20:52
加藤泰清405/2/12 20:44
大切なココロ。天使005/2/12 20:29
何度目かの春2*05/2/12 20:21
「 不思議な紅茶。 」PULL.2*05/2/12 20:02
Hb3851*05/2/12 19:23
なにか[group]アンテ20*05/2/12 18:14
白骨草野大悟205/2/12 17:40
綴じる闇を見つめてユメミ リル3*05/2/12 17:21
エレヴェータ辻野克己205/2/12 13:55
ドロップの歌。かのこ205/2/12 13:09
クマになりたい大覚アキラ2*05/2/12 12:22
雨の音楽シギ2*05/2/12 10:31
梼瀬チカ3*05/2/12 8:57
仄暗い公園でベンジャミン33*05/2/12 4:58
題名を表記できない考察北村 守通205/2/12 2:53
落下するあかり105/2/12 2:30

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