二刀流の俺の刀には
赤いセロファン越しに
うめく外国人が写り込んでいた
反り返る刀を太陽までかかげ
そのまま地面へ降り下し
堕情と意味の解らぬ言葉を断ち切った

すずらんはスローモウ ....
もう覚えていないのかもしれないけど
いつか僕らは勇気を振り絞って
透明なオレンジを踏んだのさ
たぶん僕たちだけは幸せになれるし
それでいて限りなく近づいていた夜空に
顔向けできないことをした ....
思い出が溜まっていくことが とても怖いといった
きっと目を尖らせて 僕を止めた

ぼくはきみの その目の中に写るものがとても見たいのだ
ただ それだけで ぼくは きみから なにも奪い取りはしな ....
きみはまだ覚えてるかい
場末のカラオケボックスで
きみにせがまれて歌ったあの曲
就職活動の真っ最中で
髪を切ったばかりだったぼくは
苦笑いしながら歌ったんだ

就職してからもう十年以上も ....
なんで 私が
あなたの詩が好きかっていうと
ソウルフル だからだよ

どんな アプローチでも 言葉も形
完璧じゃない

音や みてくれから くるものが
ほっとけない感じなんだ
 ....
ジューシィな感情を垂れ流して
日常をサヴァイヴする彼に賛美
叩き割る両手のひらの拍手喝采に
彼はさらによだれを垂らして
日々をサヴァイヴすることに興奮するでしょう、か。

そうやって、彼は ....
物理的にいうと
今現在あなたとの距離は
約10センチメートル

ここは
広大な宇宙の拡がりと
気の遠くなるような長い時間の交差点

次の瞬間!
あなたは
もう二度と
わたしの手の ....
白く光る雲が流れていく冬空。
夕暮れの橙色が水色と混じり合って、それは綺麗。
烏の群れが西の空へ向かって飛んでいきます。
帰る場所があるの、良いね。
冬の短い日が暮れるのは、何よりも寂しい ....
また、浴槽にヘアピンを忘れた。
浅い位置で、小さな褐色が揺れてる。

やっぱり、まだ無理だ、私。
デジタルは、夏の中



よせる波に追いつくスピード

車を走らせて
たどりついたなら
うすむらさきに暮れゆく
空と海のあいだを
歩こう
風にもゆるがない
涼しい背中

 ....
右手にもったきゅうすを傾けたら
青い湯飲みの底に花が咲いていた

一瞬にして
そそがれた緑のまどろみの下に
花は消えた

この湯飲みで
数百杯の茶を飲んでいるというのに
知らなかった ....
  風が吹いて、あたし
  かんたんに飛ばされてしまう
  未完成な結晶のすがた、まだ
  花にはなれない
  舞い上がって、遠いところへ
  行ってしまうなら、
  今がいいと、思ったの ....
1985年頃は

クリスマスケーキを
駅前のお店で買って
家で食べるのが
1年でいちばん、楽しみだった。

お正月は7日まで静かだった
お店なんかどこも閉まっていて
いつもの景色がど ....
セロハンテープで止めてあったポスターがはがれた



















 洗濯物は廊下に投げ出して、
        洗いもんもなんもかんもうっ ....
トキくんはひどい

トキくんは天才科学者

トキくんは発明がスキ

トキくんはたまに変な機械をあたしに使う



トキくんはひどい

トキくんは時間を止める機械を作った
 ....
空を

どこまでも飛んでみるということを
振り返った視線の、端のほうの夢の中
ほんの少しの香りで、漂っている

今、この辺りで



いつのまにか、梯子がなくなっている
あの木の ....
今さっき ここで ため息の漏れる音を 聞きませんでしたか?
それは 僕のため息なんですけれど 聞こえてしまいましたか
そうですか わかりました
ならば 貴女はどうしてくれますか?
僕のため息を ....
電線の五線譜を見上げる
三日月は細い弧を描きながら
歩くリズムで夜を唄う
譜を行き来し 生まれて三日の自分を唄う

夜毎に変わる 自分の歌を
                このウタを
         すぐに「愛しいている」「好きだ」と言う
           愛情表現の大バーゲン野郎共に捧ぐ



jesus, jesus ....
しゃぼんだまふくおだやかな日
ベランダへと長い優しい風
息を 吹きこむ私、から私 を

駐車場一つ向こうの昼寝してるおじいさんにも
広場で太極拳してる団地のおばさんにも
公園で笑う子達にも ....
g                
                
                
     goooooooooo      
     ooooooooooo    ....
夕方になると

俺を呼ぶ電話が入る

俺は真夜中のゴールキーパー

真夜中だけ

ゴールを守ることを許される


俺が守るのは

俺と俺の仲間達


夜になると気がふれ ....
雨降り
バス停

ザーザーとうるさい雨の音の中で
今、生まれたばかりの泡が産声を上げ
早くも、言語を取得し
俺に向かって 叫び始めた

「俺はもっとでかくなりたいんだ!」

そう言 ....
第一の幽霊

{引用=私は待っています。
この地表に縛られて、待つこと以外に何も出来ないのです。誰を、何を、待っているのか、と問われても、私にはまるでわからず、それでも、
私は待っているのです ....
寒い

冬がなにより似合うシーニックバイウェイ



ガチガチに凍結し

ていて

八時間前



チャット

で知り合い練炭自殺

に向かった

男女五名 ....
全てを量る僕のものさし

あなたのものさしと違うものさし

あの娘もまた違うものさしを持っているよ

自分のものさしで量ったのと違うからって怒らないで

僕のものさしでは量りきれないこ ....
乾いた風に刻まれて
ひび割れた唇は
冷たい鉄の味がする

樹液で貼り付けられたように
言うことを聞かない両足

遠い国で起こった悲劇で
消えていったものの軽いこと

目の前で起こっ ....
2人の時間はやがて蜂蜜のように

とろけるける様に零れていく。

今ではもうどちらが火を点けたのか分からない。

静かだが時間は確実に重みを持っていて、

2人に時間という秘密の証を与 ....
詩なんか
書くなよ
●1点
見捨てられて、早5時間がたっちゃった。

あれだけ暖かかったのに、コンクリの上に放置されて冷えちゃった。

見つめても、鳴いても誰も気にしない。

挙句の果てにはコンクリに噛みつかれ、
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
眩しげに瓜田タカヤ305/2/14 4:09
発熱ブルー示唆ウゲツ105/2/14 1:14
under your skinGGP305/2/14 0:04
「いちご白書」をもう一度、をもう一度大覚アキラ205/2/13 23:55
詩の言葉砂木12*05/2/13 22:53
juicy細川ゆかり105/2/13 22:48
スクランブルフォマルハウ...11*05/2/13 22:43
カムパネルラ。有邑空玖9*05/2/13 22:21
4本目かのこ105/2/13 20:06
夕ながめ望月 ゆき4*05/2/13 20:00
顔のうらがわ服部 剛10*05/2/13 19:29
幻視、桜嘉野千尋5*05/2/13 19:00
1985年頃はうめバア2*05/2/13 18:01
生活史udegeu...005/2/13 17:58
トキくんはひどいMonk505/2/13 17:42
いつか、忘れるという日のことを霜天1605/2/13 17:20
ねぇ あなた[group]虹村 凌4*05/2/13 14:59
夜の歌ふく3*05/2/13 14:39
皆殺しのメロディに合わせて[group]虹村 凌2*05/2/13 13:59
しゃぼんだまわたしびわ205/2/13 13:23
the original sin.槙田雪105/2/13 12:21
☆188 マヨナカノゴールキーパー Ⅲ貴水 水海4*05/2/13 12:06
くしゃみ3*05/2/13 12:05
幽霊たち[group]岡部淳太郎3*05/2/13 11:41
氷点夜(ひょうてんや)3851*05/2/13 3:43
ものさしflame1*05/2/13 2:49
その木を切らないでみもる205/2/13 2:37
flame2*05/2/13 2:34
●1点大覚アキラ305/2/13 2:21
一円玉flame1*05/2/13 2:14

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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