痛いの痛いの飛んでいけ
お母さんのおまじない
お婆さんの祈り
叔父さんの戯言
ボクの不貞腐れ
子牛の好きな
芋羊羹
手を出すお金に
叩かれて
傷だらけになった
青春
春なのに ....
アンダルシア鳴り響き、
呪いの言葉も吐き尽くされ続けて、
尽くされているのに続けられてて、
僕は、僕たちは、
アンダルシア。
そのなんたるかを知らない。

朝になったら、
彼女は少女に ....
君は誰だ
僕は誰だ

人それぞれに顔がある
それなのにわからない

心の何処かが冷たい
君を感じるほど堅い

心はわかりはしない
人はわかりあえない

君は何だ
僕は何だ
 ....
全く私情を挟む気などない
現状を変えるのに恐れなどもない
消えゆく日と
数える星で
過ぎし時間を感じ取り
愛してしまった彼を想い 考え事なんかしてたら
一つ下の階で止まったエレベーターを
 ....
快速貨物船讃岐丸が
潜水艦に見つかって
撃沈したのは
一昨日のことだった
夢みたいだった

逆さ狐に狸汁を振る舞って
今朝も降る降る雨が降る
土俵の上は水浸し
錆びたトタンに ....
?
スマートな風に乗って
消し屑が飛んでいく
べーっ!!
舐められた態度にいきなりたじろぐ俺
女の子は難しい
のせてきて なめてきて のせられて なめられて
困ってしまう

?
馬 ....
お気に入りのネイルも爪を噛むことで剥げた
冷たい指先を満たすものもなく
今日の夕刻に死を意識し始める
一方的な負荷に耐えられるだけの強さを
持ち合わせているなら
またわたくしの手を掴んで
 ....
強い風が吹く

 北から異国の匂ひを乗せて

  胸の奥を吹き抜ける

   心は晴れない


明るい陽が注ぐ

 空から世界の暖かさを添えて

  体の芯を突き抜ける

 ....
一昨日から
こめかみのあたりに
ずっと居座ってる
ギュッとした感じを
そっと解いてやりたい

縁の欠けたグラスに
丸くて大きい氷を
ガランと放りこんで
安物の焼酎を
ドボッと勢いよ ....
ぼくは
火星の永久凍土の中で
10億年以上
このままの姿勢でいる

ぼくは
なぜこんな所にいるのだろう

全く
解らない

1億年に一度の頻度で
異星からの
メッセージが届く ....
この手は何も持っていないのか
教科書をめくり単語を拾い
公教育の真っ只中を走る君に
少しでも伝えたくて

勉強なんて出来なくていい
ただ強くなって欲しい
自分に克つ強さを見せて欲しい
 ....
なんで
私を 花にしたのですか?


花が言った
流した涙は
冷め冷めとして心に
凍らされて
綺麗な花びらになった。
何がしたいんだ?

どうしてほしいんだ?

何が違うってんだ?

僕はしているんだ

僕は一生懸命だ

僕は必死だ

ただ
君の為ではないけれど
ハニー ぼくは
ぼくを語ってもいいかい
ピーターラビットが
ぼくのハートをつかんでさ
地平線まで駈けていったころのことだよ

ハニー そのとき
ぼくはみんな好きだったのさ
B型の女の子 ....
私が暮れた
それは見事な暮れ方だった
爆竹が散って
散っただけで火の気がない


何か分からないものが
動物に乗っていた
乗り回して
尋常でない速さでいってしまい
草原は暮れる
 ....
僕らが同じここという時代で言葉を向き合わせて日々に紛れる、こと
昨日川から汲んできた水をコップの中で回転させると底に小さな刺がたまった

アスファルトを雨が叩くと決まって空を見上げる人がいた
 ....
静かなひかりありました
わたしなにも言いませんでした

歩いていると辿り着きました
足下に打ち寄せてくる全ての波の約束を聴いています

ずっと前のところにはずっと前のことや
或いはずっと ....
ぽおん、ぽおん、と、バスケットボールを畳の上に寝転がりながら、
両手の掌で適度に弾みをつけ、天井に当たらない様に何度も放り投げている。

僕は、何よりもこの空虚な時間が好きだ。

そ ....
瑞々しい感情など
とうの昔に失くしたと思っていた

ワイシャツの襟汚れに
靴下の泥汚れに
石鹸を塗りつけ
揉み洗いをする手

夕飯の買出しに行っては
20円の値引きに目が留ま ....
きみがわたしじゃないってことをいまのいままでわすれてました


今日雨が始まった
冷たくなった指先をいたわる、握り締める、げんこつ
ためいきも残り少な
そしてずっと泣かないまま ....
   牛乳を飲む
   ジェームス・ディーンのように
   世の中は甘くない
   だから牛乳を飲む
   アメリカのようなボトルの牛乳はないが
   紙パックの牛乳でたくさんだ
   ....
煙る空の
灰の深く
空は、どこか深くに
航空機を押し殺している
その、灰色の腸の痛みが
低音部に、轟く


その下で
タンポポを
想像妊娠した人たちの衣服だけが
黄色 ....
聞こうとするんではなく
聞くことを拒否するんではなく
ただ空気を見つめて
同化することに集中するだけ
くうきでいたいくうきでいたい
知らんぷりじゃなくて何にも知らない
うざいんじゃなくて何 ....
ひとりで、
ベランダに腰を下ろし、
F-22米軍戦闘機の、
プラモデルを手にして、
雲のない、
午前の青空を見る。
(わたしの両手が湿っている)
あたたかな風は、
わたしの、
首筋か ....
ぼくが自炊する時によく使う副詞
「ケツが割れるほど」ナツメグを摺りこんで
「気がちがうくらいに」コショウをふりかけ
「めまいがしそうなほどに」焼酎をブチ込みます

猫のフクちゃんが匂いを ....
たあくんは
生えかけの歯が かゆくてかゆくて
何でも口に入れてもぐもぐしている

おっぱいも よく噛んで
痛がるカミさんの反応を見て
ケタケタと笑う

この年で女を泣かすのか。
近くのスーパーで2480円で買った
ドリアンが いい具合に熟れたので
苦労してむいたら その匂いで
カミさんが騒いで 赤んぼが泣いて
しかたなくベランダで立って食した

昼食はクサヤの ....
ユング

ゆくゆく

ユング

ゆく

うりうり帰る

うり売りの

うりうり泣く横

ユングゆく

ピーターパンシンドロームの群れから逃げゆくゆく

まだまだ子供 ....
みんな



つまり
空気ではなく
激しいやりとりなのだ


参ったか
参ったぞ
発端:わたし今全部投げ出して死にたいけど死なない





時計の秒針は刻んで 地球は自転・公転を続けるけど
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
戯言050227aあおば1*05/2/27 3:10
アンダルシア(抜粋)佐久間 肇1*05/2/27 3:06
冬が巡る午前零時に紫音1*05/2/27 1:39
無意味2*05/2/27 1:32
紅梅あおば105/2/27 1:15
無駄意詩(無題詩)三つくしゃみ1*05/2/27 0:55
ふゆのきらいなわたくし3*05/2/27 0:54
風は吹き世界は回り紫音1*05/2/27 0:51
Leaving Osaka大覚アキラ105/2/27 0:27
火星の山椒魚043BLU...105/2/27 0:24
あるんだろう?底力KEIKO005/2/26 23:48
運命くしゃみ3*05/2/26 22:50
真実の歌ポンテク2*05/2/26 22:39
ハニー ぼくは ぼくを語ってもいいかいtonpek...3*05/2/26 21:46
lackサカナ305/2/26 20:24
夕暮れの流れ霜天305/2/26 19:35
波/リフレイン/tonpek...6*05/2/26 19:35
虚構の空白汰介105/2/26 19:13
欠片さち6*05/2/26 18:52
まばたきの振動______...2*05/2/26 17:53
苦悩しながら天野茂典305/2/26 17:37
色彩冷戦[group]A道化705/2/26 16:59
同化小宮105/2/26 16:40
もうひとりのわたし光冨郁也4*05/2/26 13:25
食べる(男の料理編)角田寿星305/2/26 13:07
食べる(そろそろ離乳食編)605/2/26 13:06
食べる(家庭の危機編)905/2/26 13:05
せがむセガールayu-m205/2/26 12:52
人であること吉岡孝次105/2/26 12:06
ゆれて、poetas...0*05/2/26 10:34

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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