結婚しよう
スキップしながら
手をつなぎ
ダブルベッドを買いに行こう
黒い下着身に着けて
純白のドレスを着よう
アネモネの花ぶちまけて
パーティを始めよう
あなたが見ててくれるなら
 ....
独りなの
どこまでも遠く
風は髪を揺らして
此処は寒いの
薄く浮かぶ地平線
白い吐息

行き交う雲たちにご挨拶
ごきげんよう、皆さん
南に行けば
誰かに会えるでしょうか

頷き ....
白梅が咲きほころぶ庭先に
この冬最後の雪が
チラハラ舞い散るころ

女の子というだけで
チヤホヤされる日
それがひな祭り

今年も我が家はちらし寿司
もちろん具から仕込んでます
食 ....
星をむすび
いのちを芽吹かせ給う引力(ちから)が

見よう見真似、受精を試みただけさ。
いびつな部屋の構造は
上下が逆転しているから
ぴかぴかのミラーボールが
生えていて
生まれたての光が
おとなしく回転するから
豹柄の少女も大人のふりして
がらがらと楽器を鳴らす
 ....
なんでおとなはこーひーをのむの?
おいしいからさ
じゃあのみたい
ダメ、これはとても苦いよ

なんでおとなはおさけのむの?
おいしいからさ
じゃあのみたい
ダメ、これはとても苦いよ
 ....
白いメモ帳に落書き書いた
そうしたらただの紙屑

白いメモ帳に言の葉書いた
そうしたらただの紙屑

あのね。
でもね。

君から見たら紙屑は
うちから見たら心のカケラ

そっと ....
いつまでもぼくは待ちつづけた
待ちつづけていると
いつしかぼくには重力が堆積して
不確かな形になっている

見上げると
空は鳥につかまって
ぼくの上を慌てながら広がっていく

ときど ....
繰り返す、過ちを。
繰り返す、喜びを。

繰り返す、悲しみを。
繰り返す、楽しみを。

繰り返す、涙を拭って…
繰り返し、笑いたい。
  あれから、もう何年経ってしまったのか
  思い出したくないような そんな気持ちで
  今を生きていることを 許してください。
 
 *********************



 ....
ソファさー、右側にどいてよ

なんでよ? 座りたいならそっち座れば?

いや、左側に座りたい気分なんだよ

だからどうしてよ?


いいからどいてくれ
雑草達にひたすら除草剤をまき続ける日々
撒いても撒いても次から次えと生えてくる
そして、直接手をくだす
抜く抜く抜く抜く

雑草達は地面に深く深く根を伸ばし地球から離さないでと必死にあがく
 ....
バカ男!ドス、バギャーン、コトン
バカ男!ズー、スー、プー
バカ男!キキキ、ドドド、ゴゴゴー
バカ男が信用するのは音のでないもの
バカ男!がたがたがたがた、びちゃびちゃびちゃびちゃ
 ....
指先であそぶ旋律がピアノの鍵盤の上を流れて 
部屋に溢れるやさしい音階のすきまに
天球図は青くひろがってゆく
東のかなたの
さそりの心臓は自ら発火し
そのきらめきは引き出しの奥で眠るルビー
 ....
おへその穴が気になって
ゆびをつっこんだらするする入ってしまった

はじめてさわった内側は生温かい
こりこりしたものがあったので
ひっぱり出してみたら癌だった
知らないうちに入り込まれてい ....
足跡は沈み
足音は飛び
すぐそばを歩む風から
三つの異なる色を受けとる


手と足を失くした煉瓦色の天使の
翼と頬に抱きしめられて
夜の蔦の鈴は鳴り
白と金に土を照らす ....
希望と不安
いりまじり

よろこびかなしみ
交錯す

そんな巣立ちの
季節です

冷たさ温(ぬる)さ
いりまじり

みどり枯れ色
交錯す

そんな節目の
季節です
宇宙とジャングルを
真一文字に結ぶ線上に
おれは屹立していて
おれの中で
宇宙とジャングルは
混ざり合って溶け合って
宇宙ジャングルになる
おれの中に誕生した
新しい世界が
爆発的に ....
バカ男、ひょーしょーじょーがかゆい
でも、バカ男、ひょーしょーじょー、持ってない
ああ、ひょーしょーじょーがかゆーいよー
でも、バカ男、持ってないから、かけないよお
バカ男、痛いの ....
なに戸惑った顔つきで叫んでるのさ
ワームホールはもう閉じちまったよ
ぷんぷん漂うのはメタンぽいな
どこの惑星から来たのか知らねーけど
諦めて寝てたらどうだ
弥勒が来るころには
 ....
三日前から風邪気味で
声がハスキーで格好いいよお兄さん
マスクは子供用なので、
すこし顔が窮屈そうです
風邪薬は粉薬は
無理矢理ジュースでながす、
いけないんだよ、お兄さん
熱でフラフラ ....
白濁のコップで
ネオンテトラらは
ヌルヌルと
無様に泳いでいる
その限り
は張らない

午後の暖かい日差しがかき混ぜた
白い布で覆われた群衆が
バラエティーとかのテレビを見て ....
どうにもまだ遠いこと
そんな手のひら
迎えの来ないバス停は
その日も閉じたまま
窓際の階段は駅前で途切れる
どうにもまだ遠いこと
私は少しだけ、溶ける


ポケットの中の余白を
手 ....
カメラを現像に出す
忘れていたカメラ

いつ買ったか、なんて
今の僕には思い出せるわけもなく
ただ
なんとなく現像に出す

そこにうつっていたのは
忘れていた過去であり
忘れていた ....
ぼくは流れてゆく、洗面台から消えてゆく、洗面台の排水口から、少しづつ、消えてゆく、冷え切った蛇口と、無造作に放置された、石鹸の反目、ぼくの手は、今日も汚れてしまった、ぼくは石鹸で手を洗う、今日一日分の .... 無視 S…、という
微かな子音
の、雨の群れ
の、中


鼓膜に触れるそれ以外は幻聴だと
どこかで知っていたのに
この視線が向かってしまうのは
桃、という発音の


 ....
春の雪はかわいそう
すぐ溶けてしまうのに
どうせなら、来年までまってたらいいのに




























 ....
似合って無くても着たいモン着て
身体に悪くても吸いたいモン吸って
悔しかったら男泣きに涙を流して
下らねぇモンには鼻クソつけて歩く


確かなモノは己の欲望だけだけど
理性を捨てちまう訳 ....
「ノンアフロ会社員 田中」

お前が言ってるカッコつけと
かウソくせぇっての
は”若さの話をして見知らぬ中年の精神を殺した”
と懺悔室で泣いて悔や
む一昨日キャバクラデビューの会社員 田中 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
恋人の目の前でチアーヌ305/3/3 22:40
トラベラーdew205/3/3 22:22
箱入り娘3851*05/3/3 22:12
群落がまたひとつ滅び去る吉岡孝次005/3/3 22:09
静物あおば205/3/3 20:57
大人の事情3*05/3/3 20:48
落書きしらいし い...4*05/3/3 20:43
法則tonpek...4*05/3/3 19:00
リピートクラウン205/3/3 18:32
misa千月 話子7*05/3/3 17:51
おだいりさーまとおひなさまーふじわら2*05/3/3 17:16
涸れて逝くポンテク1*05/3/3 15:52
信用するものバカ男2*05/3/3 15:21
さそりの心臓ワタナベ3105/3/3 14:56
とどかない!ベンジャミン4*05/3/3 14:12
翼と頬木立 悟2*05/3/3 13:59
弥生Smile ...005/3/3 13:02
宇宙ジャングル大覚アキラ105/3/3 12:59
困るバカ男4*05/3/3 8:37
遅れてきた奴佐々宝砂4*05/3/3 4:26
三日前nomica105/3/3 3:09
腹はステージで膜瓜田タカヤ205/3/3 2:16
春風音霜天205/3/3 1:55
思い出ヤマト005/3/3 1:21
洗面台から消えてゆく043BLU...505/3/3 1:14
最終兵器[group]ポンテク1*05/3/3 1:01
幻想的な発芽A道化805/3/3 0:57
ハルの雪くしゃみ1*05/3/2 23:52
正直な詩(みんなのうた)[group]虹村 凌4*05/3/2 23:48
3つの章節(みんなのうた)[group]1*05/3/2 23:25

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