ぼくは声をあげたりする

うわあ

この星では
六十億の孤独がみんなと暮らしている

地球よ
ぼくの古里はここでいいのか

地球よ
この銀河で 水と空気と緑の孤独が
ぼくたちを ....
あなたは届いたり
届かなかったり
する

ふゆのなかでは
わたしはあなたにもぐり込んだり
息をとめたり とめなかったり
する

わたしは海のように
いくつもの約束を
忘れたり
 ....
パチ パチ (拍手の音)
パチ/ オキテヨ

新しい世界はいつだって、制服を着てやってくる
下ろしたての制服に袖を通し
黴の匂いを嗅いだ

ボタンの悲鳴
にゅ、ぷるん にゅ、ぷるん
 ....
何時からか此処に居る
ふと気付いたら其処に居た

僕をじっと見てるんだ

僕が何処かに行こうとすると
必ず先回りをしている

僕を付回さないでくれよ

お前自分の家に返りな
お前 ....
幸せな朝を覚えてる?
雲は切れ切れに
日の光の存在だけを際立たせるあの瞬間に
私は生まれた

その存在を覚えてる?
震える手が触れるあの瞬間に
私は力一杯泣いた

触れて触れて生 ....
 人はいずれ帰るのだと思う
 生きゆく人々の群れを掻き分け
 愛しい人の下へ
 
 優しい指先を思い出して
 遠のく記憶は其の日のままに
 手を取り合ったその日に
 帰る

 きっと ....
キックしたら死にそうな犬が路上で流行っている

キックしたら死にそうな犬

死にそうな犬

死にそうな犬

死にそうな犬







閑静な住宅街では週1ペースで人が ....
あなたを誘って

映画でも観たいけれど

観たい映画がないんだ


あなたを誘って

食事に行きたいけれど

誘いたい店がないんだ


俺は自分がいやだと

何だかんだ ....
どこか寂しい目をした

あの人が好きだった

今はどこにどうしているか

わからないけれど


どこか俺に似ていた

あの人が好きだった

綺麗な思い出だけを残して

言 ....
すっかりと未確認飛行物体となってしまった彼女が
少しだけ湿り気のある青空の中を泳いでいる
僕らはそれを見つけては
もうそんな季節だね
と、確かめ合う


動き出さない車の列を、指先の
 ....
おいおい、そこの若者よ

悩むなかれと諭しはしないが

死んで花実は咲かぬもの

死んだ気になれ

減点2





こらこら、そこの色男
 ....
ミネストローネを食べたあとのタバコは

懐かしいお口

夜をピカピカ光る飛行機を

懐かしいお口のあたしで

とろとろと見やる


パッケージを開ける君の手は

初冬の肌寒さ ....


結局 カネか カネなのか
いろいろなモンダイのほとんどは
なんだかんだいっても
カネで解決できちゃったりするじゃん




それを言っちゃあ おしまいだよ



 ....
亡霊の色をしたヘッドライトが、だらしなく
光る尾を断ち切れないまま、23時の速度を更
新していくこの瞬間に、ハイウェイですれ違
う時のスピードで、出会って、触れて、離れ
ていく二人を、ストロボ ....
なにげなく肩に手を置かれて
無理すんなって言われた
たったそれだけのことで
我慢してたはずのことが
ぽろぽろとこぼれはじめる
無理なんかじゃないって
言おうとしたのに
あとからあとからあ ....
青空の彼方に黒煙のもうもうと立ちのぼるのを見る
一匹の小鳥は 枝につかまりながら悄然と錆びていた
次に炎が見える時 それは爛々とうごめいているか
子供たちは黒いマスクを被って物陰を抑えていた
 ....
     π   朝の日差し  ♯
夜の静謐              午前の陽気
      幼な子の 小さな手のひら
  ×    水をすくい 光の陰る   ÷
        黒い眼に  ....
     _____     
      _____    
     _____     
               
 ※             
     _____      ....
3丁目の交差点で事故があったらしい
信号無視による無謀な運転のための事故だったらしい
ひどい現場で車はクチャクチャになっていたらしい
すぐにレスキュー隊が来て救出作業を行ったらしい
そしてすぐ ....
桜並木の堤防沿いの道
一人の少年が走っていく
後姿にすばらしく
映画のような櫻吹雪

「少年よ!走っていけ!」

見送る私の後ろから
初老の男が叫ぶ
振り向く私に

「言っちゃ悪 ....
1.
湿った韻律へ。
肋を晒す木々の懐を遡行し、
喪失のしぶきを散らす探索の漕ぎ手に
なり果てたね、影は。
(見立てられた「白紙」も
 やがては人身を嘯き・・・)
鼻先をつまむ苦笑いの、 ....
練習試合を見に行った
監督も居ないようなチームで
遊び目的のメンバーが
夕方になると集まっている

サッカーの
ゴールキーパーなんて
やりたくない

そんな顔し ....
雪に立つ輪の空洞を
冷めた光が過ぎてゆく
無言と無音の歩みは終わり
道は網目の匂いに浮かぶ


さくさくと昇り
空の火の交点を覆う音
あたたかな臓腑の高鳴りが
雲のくぼみ ....
 一月前のあの輝きは無い
 追い越されてゆく喪失感が襲う部屋で
 一人立ち尽くした
 目の前に広がる二人の世界に
 泣きそうになりながら
 貴方の居ない世界に狂いそうで
 買ってきた植 ....
いつだってそう
私には命の音が聞こえないから

以前獅子座がくれた暗号…
1 0 1 0 1 1 0?
分からないよ 答えが見えない
赤いセロファンを張った懐中電灯が
不確かな未来を照ら ....
静寂が満ちるのを待つ

あなたは
広げた想像の張力に身をゆだねて
空を映す水面に静かに浮いている

手のひらをつぼみにして
ゆっくりとふくらませるとき
わずかな空間の揺らぎが
水中を ....
沈めば沈むほど明るい場所へ近づいてゆくの
暗闇をかきわけてわたしは沈んでゆく
少女は画用紙に赤いクレヨンで仕上げをはじめる

彼はその後ろでにっこりと少女を見つめている

自分の娘の絵の才能を誇らしく思っているのだろう

私は少女を正面に見つめながら

彼女の真 ....
さてさて。。。両の腕まくり
かあさん残したくれた味
思い出しつつ逢いに行こう。

蓮根、牛蒡に人参を
ごしごし綺麗に洗ったら
トントン乱れに切りまする。

色とりどりの野菜達
お鍋に ....
張りつめた風の端
やわらかい記憶の糸をほどけば
泣いてしまうかもしれない
あなたは

ほころぶ桜の薄い花びら
その散り際の光景を思い浮かべるとき
過ぎた時を惜しむ眼差しで
未来を見つめ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
古里tonpek...2*05/3/8 8:18
ふゆのこと10*05/3/8 8:10
新世界英水205/3/8 7:19
棲みつくものしらいし い...2*05/3/8 7:14
朝靄の中でりぃ005/3/8 6:59
晴れた空に一つ星105/3/8 2:48
光線馬野ミキ3*05/3/8 2:34
☆190 アナタハ、ヒトリデ…貴水 水海405/3/8 2:27
☆189 サミシイメヲシタ、ヒト105/3/8 2:24
僕らとUFO霜天305/3/8 2:00
【 人生交通法違反 】豊嶋祐匠2*05/3/8 1:45
セロリぱぴ子205/3/8 1:23
おカネのモンダイ大覚アキラ205/3/8 1:19
深夜高速[group]イグチユウイ...305/3/8 1:07
我慢一筆3*05/3/8 1:04
ささくれ立つ蔦の一振り黒川排除 (...105/3/8 0:34
結晶 バリエーション1金槌海豚205/3/7 23:15
切り口槙田雪005/3/7 23:03
口は災いの素ポンテク1*05/3/7 22:56
父や、母が死んでも走り続けろ!初代ドリンク...4*05/3/7 22:42
水夫吉岡孝次005/3/7 22:18
道草あおば2*05/3/7 22:01
包音木立 悟105/3/7 21:57
窓辺の花と最期の日へりぃ105/3/7 21:26
12の星屑魚骨堂005/3/7 21:21
睡蓮ベンジャミン3805/3/7 19:57
そこまでチアーヌ305/3/7 19:54
絵画というもの桜 葉一005/3/7 17:49
++++筑前煮++++しらいし い...6*05/3/7 17:38
それが旅立ちならベンジャミン705/3/7 16:33

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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