あんたなんか流される雲みたいに
空をぐるぐるして
たまに雨を降らして
木々に癒しを与えてさ
そんななら、尊いと遠くで見てるから
夢にだけおいでよ
全て手の中に閉まっておきたい
大 ....
茶色がとてもきれいな
マンションだった
フローリングも
壁も
キッチンも
なにもかも
わたしのマンション
自分で見つけて
自分でなにもかも整えた
わたしの居場所
わたしだけ ....
正しい話しは
声に出して
言わない方が良い
正しい事ほど
目立たず
早めに隠せ
....
テレビの画面に
鏡をはめた馬鹿がいる
お茶の間から
お茶の間を覗けるという
プライバシーの侵害
ニュースが見られないと
不満を垂らすお父さん
お父さんが垂らす
不満の顔は
家族の ....
突入へ
その俊足を踏み込む
一歩という瞬刻に
黒靴で走る音の重さと
同じだけのナルシズムの
警笛が鳴る
敵 それは城としての呪縛として
血液の慟哭へ
つまり我の血脈へ
警笛は鳴 ....
昨日までの不運は
さっきポケットの紙屑と一緒に
コンビニのゴミ箱へ捨ててきた
家までの帰り道
すれ違う車の中で
黄色があったら
明日、君に告白しよう
タクシーも走らない時間帯
....
いつものビルの
屋上の
錆びた欄干の上で
ボクは君を待っている
たとえ1/10000分でも
ぼくを疑っているのなら
ぼくは空を飛んで見せるよ
たとえ1/10000でも
....
+++ + + + + +++
+++ + + + + +++
+++ + + + + +++
+++ + + + + +++
+++ + + + + +++
+++ + + + + +++ ....
青いリボンが似合ってる
テディベアを抱いて
恋の炎を静かに燃やして
君の顔を見て
静かに告白
月がちりん、と
揺れました。
大きなスズメバチが
まるで土下座しているみたいに
地面にへばりついていた。
よくみると
それは死んでいた。
散乱が止まらない新宿で
途切れない音量につぶった目の裏の
堆積を泳がせるかなしげな夜に
それは冷えきった街灯の指先だった
視覚のぽつりとした後
肌触りがしびれて遠くをめぐり
ぼくは静かで硬 ....
たっている りょうあしのうらから
じわじわ と だいちが しんどうしている
そらは がんがん あたまへと ひろさを まし
わたしは ちきゅうから つるり、
おちてしまうんじゃないかと ....
I
切り抜けられるかNOBUKOさん
結論の下った炭鉱の島から
あなたは僕の行方を指し示さなければならないのです
II
21の夏
生まれたばかりのNOBUKOさん
雲が多い、ねず ....
ホットなココロで行こうよどこかへ
良いコトが待ってるから
ホットなココロでいると自然に
笑顔がこぼれるよ。
人を愛して、好きという気持ち、
守りたいと思ったり そんなことだけで
君はもうホ ....
「ごめんね」と君に言ったなら・・・
君は僕を許してくれる?
約束が守れないんだ。
もう少しで行かなきゃいけない。
泣くことなんかないんだから
その笑顔を大切に・・・
大丈夫。僕が君を守って ....
僕たちはいろんなことがあったね。
笑ってみたり、怒ってみたり、泣いてみたり、哀しんでみたり。
そんなすべてのことが二人の思い出。
時々、やきもちもしたり、ケンカしたり、
寂しくてたまらない時も ....
ショッピング街の人ごみの中で
ふと立止まった歩道の向こう側で
僕は君をみつける
常に君の影を追い求めているから…
僕が君を探すとき
君はどこにでもいる
誰の中にも
どんな場所にも…
....
壁に体を少しずつ
感情を引き換えに飲み込まれてみる
疲れ果てた魔法使いにハルシオンと交換で得た安らぎの場
飲み込まれるのも怖くない
恐怖を一番に喰ったのか
わたしはおれはきっと楽になる
安 ....
あの
しろまどのむこうにふくかぜ
それがうみにきこえるんです
ちいさなゆきが
ぽつりぽつり
ふゆうみのなきごえ
あの
しろかべにすけてみえる
てんてきのくだ
それがくものいとのよ ....
黒い円盤に封じこめられた過去の叫び
くるくるまわる盲目の蜥蜴
蜥蜴の王は
わたしを
見ない
幾千の音符が
それぞれは鎌のかたちをして
わたしの胴と四肢とを裂き
全体 ....
部屋の隅の埃や
ガスレンジの油なんかを
うまく避け見ないようにしてきた母
そんな母を、
うまく避け見ないようにしてきた父
そんな父母を、
うまく避け見ないようにしてきた弟
そ ....
後ろを振り向いたなら
雪が降ってくる 腫れ物を引掻いて
little 雪が吹かれている
....
どことなく これで終わります
人が列をなしている
待つ人の
意味のないため息と期待
本当に? と聞き返す声
始まったのかもしれませんね
音も無く
油のにおいも無く
老いていく顔 ....
僕はここにいると
程なく生きてしまうんだ
きっと 辞めたりなんか出来やしない
もう 街も人も 友さえも捨てて
一人山に行く
そう思って生きてきたのに
このまま なんもしやしないんだ
....
ぼへらっとテレビを流していると
詩のボクシングを番組でやってる
対戦する人
対戦する詩
対戦するための 態度
アナウンサーがいる
板金業者がいる
学生
主婦
カリスマ
職業 ....
笑っているバカ男と
笑ってないバカ男
右手ではしを持つバカ男と
左手でちゃわんを持つバカ男
プランターにラクダの名前をつけようとするバカ男と
ささみと胸肉のあたりでいつもうっ ....
春の目覚め!
それは溶けて行く薄氷のように
儚く危うい!
風は今だ強く
その中を燕が泳ぐ!
http://www.geocities.jp/art ....
気が引ける僕の手をひっぱって
闇の中に浮かぶ大きな四角い白は
両腕を箱と椅子に変え
僕の心をドルビーサウンドで
鳥肌のひとつひとつをひっぱってみたり
背筋の真ん中 ....
猫が踊るから
物心つかない時
レモンのあらかると
おひさまのしたでおひるねです
いつかの腫瘍が
ごろごろしてる
舌根のあたり
ゴージャスにおやすみ
宝石なんかも
ちりばめてさ ....
水槽の中で亀が暴れている
僕はひとり部屋の中で息を殺し
水槽で暴れる亀の手足を見つめる
透明なガラスの先にある世界を信じて
懸命に手足をのばす亀の甲羅には希望が詰まっている
絶望する ....
5758 5759 5760 5761 5762 5763 5764 5765 5766 5767 5768 5769 5770 5771 5772 5773 5774 5775 5776 5777 5778 5779 5780 5781 5782 5783 5784 5785 5786 5787 5788 5789 5790 5791 5792 5793 5794 5795 5796 5797 5798
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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