祈りは貴方の血の流れを感じること
希いは死の安寧に勝る愛を得ること

貴方 腕輪をください 首飾りをください アンクレットをください
それらはわたしの枷となり わたしは生存を許可される

 ....
笑顔を絶やさず笑わず拒まず
二本の足で突っ立って
いつまでそこにしゃがみついてんだ
毎日欠かさず水をやり
汗を拭き
一体何人もの嘘をついてきた
それほどまでして守る価値があるなら
どうし ....
でんしんばしらのよこにすてられた

さんびきのこねこが

じりきでそだつ
乱暴な優しい時間を共有してることに
最早 優越感なんて湧かないし
愛の歌を耳元で聴きながら
私が全てを許して心を開いていても
あなたが同じペースで
心を開いてくれてるとは限らなくて

私 ....
夜の海底を
一人漂い
手にした物は
誰かが捨てた
ありふれた地図

答えなく
光なく
彷徨い続ける
運命なのか

分かり合える人もなく
いつか契った絆も今は

頭打ちの日常 ....
永遠に来ない地下鉄の、プラットホームの彼女の声。
青いレンガの双璧が、僕に届く音のすべてを断ち切っていく。

港の、船の、煙の、消える、空の、僕の、小さな、声は、
永遠を知りはしない。

 ....
自由はみな、無重力の選択圏内を潜行している。
そして、揺るぎない遅れを知る。

 しわくちゃな角笛を持ったサンチョ・パンサ
この身を一体此処からどこへ連れて行ってくれるんだい?
 二月の闇に ....
ごらん
あれはとても雨ににている
夾竹桃
その下に小さな蜘蛛がいて
そこにもやはり雨はしとしとと
濡れて
いるのだろうか

いい
匂いがする
傾けた視線の先には
何も映っていないように見えたこと

帰り道
車の窓から見えた景色の一つ一つが
過去に押し流されてゆくみたいで怖かった
あなたは
シートに身体をあずけて
窓ガラス ....
逆立ちをすることは、あまりない。けれど空を見上げることは多いし、できるなら見方を変えたいと思っている。溜息、ハア、でこの東京のネガティヴをまたひとつ、ハア、でふたつ、そしてたとえばお母さんは星になった .... スナメリにのった
花売りの少女が
散弾銃を
差し向ける方角に

炭にぬられた
羽ばたく蝶が
砂糖菓子で
砂城を造りあげる

すり鉢の底で
徘徊する私は
彷徨いながら
再生を切 ....
{引用=


それは例えば
閉園前の遊園地
閑古鳥の鳴くデパートメント
誰も通らない非常階段
埃の積もった工具箱
空気の止まった閉架図書室
星光をただ通し続ける真空空間
そこにはや ....
そういえば、と

一行で綴られた手紙を
まだ読み終えていないことに気付く





しん、と
静まり返った日には
覚めない雨が降っていなくても
どこかで
音がするものだから
 ....
傾いてる って それが僕のバランス
わかるやつにだけわかればいい
そこに君がはいってたら ベスト

ああうん と階段を降りる途中でふりかえった背中
オレンジのニットがはりつく腰のあたり
千 ....
苺のボタン
黄色い小鳥柄のリボン
かたつむりが殻に隠した乙女の涙

花びらに乗りながら、春風ティーを飲む

隠れ湖に潜む銀色の魚のうろこ
雲の切れ目から現れた虹

オレンジ
ジャ ....
き み が 愛 ら し い の は
た し か な も の の 温 度 を 知 っ て い る か ら
11 が つ の 澄 ん だ 絶 望 を
小 さ な 口 に 含 ん で い る か ら
 ....
俺はつまり暴虐の限りを尽くした
俺が俺ではなく まだボクだった頃だ
じいちゃんばあちゃんアルゼンチン旅行
父親、修学旅行の引率 なんかの用事で夜 母親も出かけたし
いもうとは叔母ちゃんのところ ....
むっつ前
私は アルバムの整理をする
出し忘れた手紙と 昔もらった手紙を 交互に積み上げて
そうして また お菓子箱にしまう

いつつ前
私は キッチンを磨く
いつもは手の届かない  ....
  海岸沿いを走り始めた電車が
  古い町並みを置き去りにするから
  わたしは前を向くしかなかった
 
 
  「さようなら」


  雨上がりの午後
  西日の縁取る横顔も静 ....
目を閉じれば思い出す光景がある
あの人も私も笑ってた

私の唄は何処まで響くんだろう
歩き出せずに ただ
そんなことばかり考えていた
貴方にも届くだろうか
私は途方に暮れるばかり

 ....
心臓の近くでセミの声がしている
冷蔵庫を開けると
大きめのロブスターが、ヤー、ヤー、と
おもちゃの銃を振り回しているのが見える
いつだって無邪気な者には罪が無い

野菜室からよく冷えた ....
大切なのはFUCK

ただひとつの真実はFUCK

叫ぶようにFUCK

呟くようにFUCK

囁くようにFUCK

口ずさむようにFUCK

歌うようにFUCK

生きる ....
敗者には 栄光も 敢闘賞も 名誉も 光すら 無いのだ

弱者に 栄光あれど 敗者には有らず


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ....
あなたが夜中に電球を交換したから
母子手帳にないものを確認したわたしです
今朝は自然に目が覚めました
これが普通だったのかな
なんだか病気のようで
そう思ってしまって
それでも反省する気に ....
えんとつからしろいけむりがもくもくとはいしゅつされる

たてもののなは

へびーすもーかーしゅうようじょ
こどもたちがつくりわらいをうかべるまちでは

おとなたちがまいにちびーるをのんでいた
涙する者は
死んだあと

青いかなしみとなって
宇宙遠方の

つめたいの霧のなかを
何かを考えてるふうに 歩き続けます


ひとが何光年もの希薄のなかを
さまようはずは ないです ....
とても新しい
墓石に刻まれた文字が
読めない
わたしの名前が
書いてある
はずなのに
気色の悪い風景を目前にしたときに回転体は急に速度をひるがえした

諸々の事情は飲み下す事はできたがあめ玉のように喉奥にのさばっていた

それのお陰で僕は死ぬのだと白いのに告げられて ....
そうしたら              君のもの

     どうやったとしても         なのだ


              人生なんて

北から          ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
LOVELESS桜鬼弓女2*05/3/25 15:02
ついばんだ不老産兄弟105/3/25 11:38
平和な街3桜 葉一405/3/25 11:22
愛の歌4*05/3/25 10:39
月に佇む快晴4*05/3/25 2:17
プラットホームチャオ2*05/3/25 1:47
rootsプテラノドン4*05/3/25 1:22
夾竹桃浅見 豊7*05/3/25 1:18
こんなにも知らないベンジャミン305/3/25 1:16
そして彼はジュ・テームとnm6805/3/25 0:36
スピカ3853*05/3/25 0:16
一時停止の観測半知半能405/3/25 0:15
残像する花束の霜天605/3/25 0:07
可能性吉原 麻2*05/3/24 23:54
おもちゃ暗闇れもん1*05/3/24 23:08
おいでよ待針夢子3*05/3/24 23:02
母の登場ひかげ105/3/24 22:47
revolving lantern月音305/3/24 21:31
雨上がりの午後に嘉野千尋6*05/3/24 20:38
例えばあの時、私がああしていればこんな未来などなかった筈だっ ...シギ005/3/24 19:50
減速たもつ1305/3/24 17:48
FUCK大覚アキラ2*05/3/24 17:42
求めた 週末 (皆の詩)[group]虹村 凌2*05/3/24 14:48
あなたが夜中に電球を交換したから辻野克己605/3/24 13:51
平和な街2桜 葉一105/3/24 13:10
平和な街105/3/24 12:48
冬空の通信朝倉キンジ1605/3/24 11:01
チアーヌ1305/3/24 10:35
ガンayu-m205/3/24 9:14
saga105/3/24 9:13

Home 戻る 最新へ 次へ
5747 5748 5749 5750 5751 5752 5753 5754 5755 5756 5757 5758 5759 5760 5761 5762 5763 5764 5765 5766 5767 5768 5769 5770 5771 5772 5773 5774 5775 5776 5777 5778 5779 5780 5781 5782 5783 5784 5785 5786 5787 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.31sec.