ふわふわの月を
もぐもぐかじって
あぁーおいしい
メロンパン
ぺらぺらの月を
くるくるぽいって
おかえりなさい
ブーメラン
しゃきしゃきの月を
はむはむかじって
あーあまい ....
激しく感情が高ぶる時
スピーカーの振動と心臓の鼓動とが同調し 始める
リズムとシンクロし最高潮に達した時
瞳孔が開く
気が付くと 見慣れた門の前に
門は狭く 狭くなっていく
その門を突 ....
あなたが求めている
融合を
与えてあげたいけど
それはムリなの
外側があるから
ねえほんとは
そんなものはないとしても
現実には
溶け合えないでしょ
夜の片隅で
小さな小さな二人だ ....
{引用=
?.
地球の脱落者たちは
異星人となり
飛行船の
順番を待つ
誇大妄想やら
、被害妄想やら
、が
今更
セピア色の空から
激しく降っている
....
黒い夕暮れ
かたちのない傷から
夢のように沁みてくるものがあり
壊れがちな覚醒
鋭角的な儀式の
あるいは 金属的なサーカスのさなかに
暗く降ってくるのは
誰の声なのか
蜥蜴の閃 ....
頭という宇宙の中に輝く星たち
文字という星をひとつの線でつないでいく
ばらばらな星たちはその線に導かれられるように
文章に形を成していく
....
幸福を抱きとめて静止するあなたは、蕾のすがた
胸に手をあててわずかにうつむくその、
長い祈りにも似た、沈黙
春を知る朝の、淡い喜び
風が冷たくても、
....
私は変容する
その数は
あなたに「愛している」と言ったそれに
匹敵する
私は蛾の幼虫のように脱皮し
(どうやらその皮は蟻の巣へ運ばれてちょん切られているようだ)
裸で、濡れた背 ....
もうすぐ貴方より
大人になるけれど
私はずっと
子供のまんま
時は流れても
記憶は止まったまんま
いつまでたっても
死んだまま
いわば 経済動物 と 呼ばれる生き物を見る目にも 相変わらず似ているのだが
なにか かんじて は いけない親近感を帯びている 微妙にやばい宴の玉けりで
余りに 暴力的だ が なんて感想をたやす ....
善意
この言葉は
人間界だけに通ずる
造語です
....
「魚の目ん玉だったら、コラーゲンだし、役にも立つのに」
そう吐き捨ててアイスピックを洗いに踊り場へ
階段の壁面に喰らいついている蛇口をひねる水は冷たい
目ん玉は、掌の上で ....
また新しい一年が始まるね
君も今年から年中さんです
今度の日曜日は進級式
また一回り大きくなった君の姿を
目に焼きつける日がやってくる
君が保育園に入園したのは
1歳半のときでした ....
消しゴムが風邪をひいたから
ぼくのテストはまっ黒け
お母さんは口さけ女
お父さんはたこ星人
お姉ちゃんは鼻毛ぼうぼう
えっちゃんが
青くて丸くて大きいカンカンから
花の消しゴムを ....
手のひらを日傘にして
眩しそうにする
あなたの顔の半分は照れている
隙間という隙間から
光は影を埋めようと入り込む
もうちょっとと思える瞬間が好き
たとえば少し困らせて
泳い ....
女だったら
ほぼ誰でもいい
面倒くさくなくて
うざくなければ
だって忙しいから
一年契約の
派遣の女の子に
毎年手を出してる
そういう噂
大した自信だね
断られたことないの?
な ....
その断片的な思いの
端々を
つなぎ合わせて
つなぎとめて
創りだしたものは
見たこともない形
見たことのない形
その淵を
なぞるように
この手で
....
スウィートルームに行こう
悩んでないで
キャッシュじゃなくても
カードでいいよ
いろんなことに
悩んだら
スウィートルームに行こう
お金がもったいないだなんて
そんなこと言ってたら
....
ゆるい灰色の坂をのぼる
両側につづく
新しい建物たち
風に前かがみになり通りすぎ
雪にまばたきながらふり返る
さみしさには おそらく
終わりはないのだろう
雲の流 ....
嵐のように 心が乱れているときに
ふと春のささやきが聞こえてきたら
私の中で乱れていた心を支える勇気が
あふれでてきた
まわりの忠告はまるで効き目がない
心だけが空回りしていて
別 ....
なに?デカよ
「眠れないし便秘」
ナイス ナイスな憂鬱さ加減だ
オマエはいつだって面白い
オー おまけに目の焦点が合ってないぞ
そしてここはスクランブル交差点だ
斜め横断OKだ
....
おっさんのニオイを嫌がるのは女の子だけじゃない
オレだって嫌だ
終電でおっさん三人に囲まれた (マエちゃんが寂しがり過ぎるせいだ 今生の別れじゃないっつーの ☆コンチキショウ☆)
かなり強烈だ
....
{引用=
AM1:45
解熱剤を飲む
解脱する
赤血球の、ような
未確認、
思考、
物体
白熱灯に
照らされた
戯画
舞台の上を、
這い回る
私の ....
早番であがった日
明日のこともわからず
夕暮れに、川の流れを見てる
社員さんの嫌味も聞き飽きたなと
すこし考えてみる
あたしなにやってんだろ。
お金を触るから、指が汚れる
手 ....
透明なアメーバのような発言
それは 広がり 包み込み 大きくなる
何者もそれを止めることは出来ず
言葉が引き伸ばされ 薄く薄く
広がりを見せていく
大きくなりすぎた 意味は
たくさ ....
イチゴをすり潰し
白く若い四肢に塗り
舌を這わせる
そろり
そろりと
泣き叫ぶ自分の声をパンドラの箱に隠して
赤く熟れたイチゴを潰す
食いしばる口から流れた赤い糸が
知らず ....
地下街の外れの寂れたゲームセンターの
UFOキャッチャーで手に入れた
「丑の刻参り」セット
藁人形
五寸釘
鉄輪
蝋燭
白装束
かなり重くて相当苦労した
意地になってやったおかげで
....
ふけよふけ風よふけふらふらとふらつきなが
ら歩く背中を笑うように風よふけふきげんな
女のみにすかあとをひるがえしふせいみゃく
にくるしむ老人ののこりすくない頭髪をおび
やかしふるいぺえじをめく ....
ねぇ、君を愛してもいいかい?
こんな俺だけど、君を好きになっちゃってる。
わかったるよ。俺が、人を好きになっても、幸せにはさせてあげれないことも。
けれど、もう・・・・とまらないよ。
....
ボクハイマ、ココニイル。
ダケドミンナキヅイテクレナイ。
ドウシテ?ダレモボクノコエニキヅイテクレナイノ?
カナシミト、イカリノセイデ、ボクハタダナクコトシカ
デキナクテ・・・・ナサケナクテ・ ....
5740 5741 5742 5743 5744 5745 5746 5747 5748 5749 5750 5751 5752 5753 5754 5755 5756 5757 5758 5759 5760 5761 5762 5763 5764 5765 5766 5767 5768 5769 5770 5771 5772 5773 5774 5775 5776 5777 5778 5779 5780
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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