部屋の明かりを閉じると
雪のシャワーが見える
毎日見下ろす家々の存在が
ゆるやかに散りゆくのを追っている
濃紺に不透明水彩をのせた
薄桃と薄紫
小さな明かりの秘やかなおしゃべり
シャワー ....
山頂の天文台のHat潭に礼砲!
坂の下の花壇に逆さのサタン マッチ売りの抒Joeが
助走をつけて羊に突き刺さっていった 炎Joeする一頭製の夢
それも蝶ネクタイの天文台所長が Hatに入れて持ち ....
ぼとぼとと
たいようとゆうやつはゆうがたになるとちからなくじめんにおっこちる
ふわふわと
ふゆうするあのこはだいたいよにんでひとり
おなじぶかっこうのまま
まちがこわれかたちをいびつにしてい ....
朝起きると両目がハートマークになっていた
しかし見た夢は思い出せない


ご飯を食べているとキリギリスが大口開けて飯を食わせろという素振りをした
仕方なくレタスを詰め込んでやると礼のつもりか ....
噛み合うことのない歯車のように
孤独は在り続ける

カラカラと輪っかの中を駆けている
小さな身体を懸命に動かしても
輪っかは空回りするだけで

前に進むこともなく
ただ同じところを回り ....
閉じこもっていた男を開いたら、また男が出てきて困った。
そう、この男はとてもしつこい。
どれくらいしつこいかというと、
蟹味噌の最後のほうくらいに生あたたかくてイヤラしい。
そして同時に、短冊 ....
何十年も生きてると祭りの意義というものが深刻な課題となってくる
おわかりですね
そうです
祭りは日本の心です
私たちを奮い立たせてくれるのです
おわかりですね
我々日本人にとって
祭りは ....
三日ぐらい前から
急に歯が尖ってきて
今朝
鏡を見ると
まるで牙だぞこれ

なにが困るってアンタ
ハーモニカが吹けないことだ

おれの大好きなハーモニカ
彼女からもらったハーモニカ ....
かなり重い言葉がもたれかかってくる
肩を動かしたり 咳をしたり
気付かせようとする
言葉は反対側の方に もたれかかる
ようやく落ち着いたと思ったら
また もたれかかってくる
しかも
どん ....
床がひたすら抜けていく
下へ 下へ 落下していた頃
少しその風が気持ちよく 
髪がなびく

いろんな突起が ひっかかり
体が細く か細く  
洗練される

地球の核に近づきつつあった ....
小さい女の子が電車の中で
スンスンと肩を揺らしながら
泣きじゃくっていた

君はママを
「いない」と教えてくれた

変わった名前だな、と思ったが
信じてみることにした

最初に出会 ....
空の中に沈め
どこからか
笛が聴こえる
それは君を呼ぶ笛だ
やがて君も
死者の隊列に加わる
その時のために
空が君に向けて吹く笛だ
山の稜線があまりにもくっきりと際立っていて
空はあ ....
私という虚ろよ

未完成という名の陶酔を

響くように生み出しつづける

青白い坩堝と化すがいい
受話器を上げて、
銅貨を放り込み、
ダイヤルを廻して、
さて、何処へ危難を告げようと云うのか。

誰と繋がりたいのか。
作り話に花が咲きました

いつも咲いてるのに
この日だけ咲くって言われてる
変な花が。
 あの子はいつも助けを求めてて
 ずっとママを欲しがっていたけど
 朝食のトーストとミルクに当たったりしなかった

 赤いランドセルを背負って
 玄関の扉からそっとママを振り返ったけど
 ....
リンゴ音edベルの散布する朝の温度(A!)
夜魔の手onドアロード 巡る 呼び鈴の紅助歌う
執行した刑と伸びた麻のシャツで囲む円卓
を横断する黄金のSui-Mar(s) 王冠が輝く朝。

「 ....
言葉は凶器になった
胸を突き刺し、見えない血生臭さを感じる
漏れることの無い様に歯を食いしばって笑顔を見せる
少しでも弱音を逃がしたら崩れてしまう
頑張っていた
幸せを手に入れるため
幸せ ....
   喜びも、優しさも、喪失も悲しみも、
   言葉によって届けられた
   わたしは面影を探して立ち止まり、
   時に夢を見たような気がする
   言葉しかない世界で、
   紙 ....
やわらかく

いいにおい


野郎どもが妄想の世界に描く
後ろに投げた肋骨から生まれたという女

そんなものはこの世にはいない

生まれてきた男の中からランダムに選び
未来シュミ ....
吹雪が吹き上げてきます
 私は一人でお茶を飲んでいます
木々に掛かる雪は枝に絡み、ミニチュアの樹氷のようになっています
 ホテルの明かりは白熱灯でぼんやりとテレビを照らしています
僕はその中を ....
詩では 美しいことを語っても
声に出しては 何も言わない
現実から逃避している だけ
そんなあなたが
死ぬほどきらい

記憶からあなたを すべて消し去りたい
たとえ偶然すれ違っても
誰 ....
リアシートの女が
もたれかかる窓には
人々の行き交う街の喧騒がうつり
それが音もなく流れてゆく
目を閉じても
ネオンの原色が
まぶたの裏に繰り返し焼きつく
鼓膜を揺らすウッドベースの心地 ....
私と仕事
どちらが大事?って聞かれたら
腕組み するかな
まあ
どっちも大事です

じゃあ
セックスと詩の
どちらが大事?って聞かれたら

それはけっこう難しいよ
なにせ
突拍 ....
嘘つきは目を見ればわかるなんて嘘だ

「きみなんかきらいだ」
「あなたなんてきらいよ」と言い合ったとき

僕らは目を閉じたまま
真実を確かめ合ったじゃないか

  
今日はね 寝ないでも済む、っていうガムを
コンビニで買ってきたの

それでそれを噛んでます

そして眠たくならないの

だからこんな遅くまで起きてるの

寝ないで済む、って ....
毎日お猪口で瓶の水をすくって腹筋したり
肉まんの皮剥がして食べる女空手家の仕業に決まっている
昨日隠し撮りしたビデオにも映っていた

未来飛行機の翼に立ち滑り落ちそうになりながら
型 ....
エービーシー派



キクマノリ現象が日々日常化すると
ABCの代わりになると言うのですが
エービーシー派には通じない
片手で殺してやろうとかと脅される
危機奇々怪々の剥げ親父の背中
 ....
東京少年
空を見上げる
星が見えない新宿の夜空
僕達は 吸い慣れた煙草をふかして
何時も通り どんな通りだって
みんなして練り歩いていた

東京少年
空を見上げる
星が瞬く世田谷の夜 ....
搾り出すように懺悔した声がわたしの手と足とわたしを愛した全てに
やさしい楔を

理解できない涙を残しあまくひとりだけ 

ひとりぶんのきみの十字架を背負い
時の動かぬ世界をあざわらって生き ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
美笛峠たちばなまこ...205/4/2 12:43
shortfilm2六崎杏介005/4/2 8:53
雑踏捨て彦305/4/2 4:47
時差エイプリルフールヤギ14*05/4/2 3:30
ハムスターベンジャミン3*05/4/2 3:16
クレジット・ワン佐久間 肇2*05/4/2 2:59
祭りの意義不老産兄弟305/4/2 2:10
歯モニカ大覚アキラ105/4/2 0:42
鈍感ポンテク1*05/4/2 0:28
力なき者の叫びが0*05/4/2 0:04
耐風3*05/4/1 23:43
空笛[group]岡部淳太郎4*05/4/1 23:20
錬銀術塔野夏子3*05/4/1 22:47
銅貨の響き吉岡孝次005/4/1 22:05
今日くしゃみ1*05/4/1 21:42
小さなララバイりぃ005/4/1 21:30
杯.ep/g六崎杏介105/4/1 20:24
マリア暗闇れもん2*05/4/1 19:03
旅の終わりに嘉野千尋4*05/4/1 18:44
告発(2005.4.1)暗闇れもん1*05/4/1 17:45
雪〜バイノーラルならば雪黒田康之105/4/1 17:29
エイプリルフールかなめ005/4/1 13:06
リフレインワタナベ405/4/1 9:14
ふたりuminek...7*05/4/1 7:50
嘘つきベンジャミン5*05/4/1 7:15
嘘のようなホンマの話5*05/4/1 3:49
この世界にいたい瓜田タカヤ105/4/1 2:40
戯言050401あおば2*05/4/1 1:18
東京少年 (皆のウタ)[group]虹村 凌12*05/3/31 23:57
世界の果て暗闇れもん005/3/31 23:55

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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