(Sample1.)

地図の中では
私、鳥になることが出来た
このどうしようもなく腫れぼったい目が
磨りガラスを通したように薄い朝焼けを映していて
二度と乗ることもない列車で恋をして ....
どんなときだって音楽
音楽だけは支え続ける


ヘッドフォンなくても音楽
いつも頭の中で流れてる


今未来
底のない谷へ落ち続けて壊れそうな気分のときにも音楽
音楽だけがその恐怖 ....
人が




愛を与えるために


生まれて来たのだとしたら




愛を


強く


強く


与え ....
孤独を乗り越えていくたび、僕らの恋は強くなる。 かちりと音がして
空が切り替わった


新たな空に住むものたちが
降らせる粒子に僕を絡めると

舌の上のオブラートのように
僕が僕の輪郭だと
思っていたものが溶け始めた
 ....
坂の上から
風に乗った
花びらたちが
僕を吹き抜けた


それぞれが
小さく何かを
呟きながら

次の風へと
急いでいった



ほとんど
聞き取れない
花びら ....
扉しかない部屋で
君は朝焼けを食べている
朝焼けを食べ終わっても
朝焼けはなくならない
俺が隣で朝焼けを描いているから
なくならない朝焼けを食べ続け
そして君はまた扉を排泄する ....
Stand by me

once

wearing Levis 501

Heinz T-shirt

ketch up

to catch up

in my Shaggy ....
睡れない蓮のように
首を立てている。


(揺れないよ、風には。)


泥の中に横たわる、
水没に備えた部位にさえなれない。


 左頁に辛うじて
 ノート取りの片鱗が沈むから ....
猫が飼い主の帰りを待っている
私の知らない飼い主の

雨が降って
洗濯物が濡れる
だらり、と泣いた
身体が重い

着古した地味な服を着よう
興味の無いテレビ番組を
とりあえず、つけ ....
この
ベランダから
見下ろす夜景の
何千何万という
小さな光が
蛍光灯や
白熱灯なんかじゃなく
ぜんぶ
松明の灯りなら
いいのに
春風 二人飛び込みながら
微笑と予想外の提案


「約束は飛行機雲の日曜日」


500円硬貨 腕時計 合言葉 揃えて
共作共演の時間差外出
街路樹 信号無視 街ごとのジャメビュ
 ....
きれいだよ
声は
寒空を切り裂いて
一万カラットの流星を産みおとした
ありがとう


たましいとからだは別のもの
暴言を
内臓にしまい続けてから
もう


泣きぬれて びしょ ....
地球儀のかたちをした白いライトが、
暗い部屋でゆっくりと回りながら光っている。


  子供は寝転んで飴を舌に乗せた。
じんわりと広がる甘さが乾いた口に痛い。
 ....
名もない川のほとりで僕らは何も知らずに生きている


いつかの雨で水かさの増えたその川の
どこかで誰かが流されたらしい
虫取り網を持った人たちが
すくって助けてあげるんだと
張り切った手 ....
まだ咲き始める気配も無い花が
明日の雨で散ってしまうかもしれない
咲けないまま
散ってしまうかもしれない
頭に浮かんだのは
そんな事でした

出来ればあなたの旅立つまでには
あの坂 ....
いつからか
我が命変わらず
今は前向きに生きるのみ

咲いてゆく花を
素晴らしいと言えるようになったが
思うより貪欲の沼は深く
大きかった
太陽の陽射しに眠り
漆黒の間に
悲しみを ....
木星の引力に捕まって
吸い込まれるような
吸い込まれるように
落ちるように
…・・・ ・ ・ ・
も、も、燃え尽きる火山
(上手く喋れない!)
体が灰色をしているぅぅ
裂けそ
う裂け ....
白い月夜にぱかぱかと赤信号
君に逢いに行かなくては
白黒の横断歩道
白い部分だけを飛び越えて、地下鉄に潜り込む
キラキラと輝く星達は居ない
エイプリルフール、約束をしよう
愛知万博の輝きは ....
#001

珊瑚の産卵
、珊瑚礁で脳座礁した
エクリチュールの散乱



#002

ウミガメの抜け殻
、私の殉死の残像
浜辺に、貝殻の遺留品



#003

篝 ....
                    

「『』」
女の日     檮瀬チカ 

今日は雨
傘を左手に持ち
雨の中 神社の鳥居の前に独り立ち
今日は女の日で有ったことを思い出す
誰もいない境内の中 鳩たちがひさしに隠れて群れているのを聴く
 ....
日めくりカレンダーをめくって
紙飛行機にする

1年間で365機の飛行機が
この部屋を飛ぶ

赤い3の字を模様にしたのが
白いテーブルに不時着する
他に行くところもなく

行く ....
日一日
刻一刻と
その時が近づいてくる

息苦しくなるほどの焦燥感と
凍りつくような戦慄に
襲われながら
なす術もなく
ただ砂時計の音を聞く

あなたが発つ日から
時間の経過をx ....
やわらかくまるめた白い手で
小さな風をつくってみせる

あなたは細く揺れながら
笑うほど
大きく咲いている

感情の枝先にふれれば
おこったようなそぶりで
その
白い身体をしならせ ....
それは彼が歌う 葉色の吐息
さびしく踊る よる色の翅 

かえるの君をおいかけて 
銀盤の上を ゆらゆらゆれる

視界の端の夕焼けのような 

意識のはしの金の月のような

きらき ....
昔に見た海の色は
緑色に見えて
滑るようだった
そして
そこに注ぎ込まれる
どろりとした流れが
泡立っていた事を思い出す

その海辺には今も昔ながらの手法で
漁業を営む人々が
ゆっ ....
夜に 面倒
異彩 復路 AM4 \記号
知らず知らず 金沢 

部屋で食べる 渋み
汚い 湾曲 無計画
都落ち 明々後日都落ち 

粘着質 三叉路 新シリーズ
何か 喋った?いいえ ....
指でつなぎとめ
奥にひろがるはずの
水をかくした葦の
叢で
わらい戯れてひそみ
その口をふたぎあって
ちいさな音に身を寄せ
ぬくもる鳥となった

あたたかい日に歩こう
の約束は ....
部屋の明かりを閉じると
雪のシャワーが見える
毎日見下ろす家々の存在が
ゆるやかに散りゆくのを追っている
濃紺に不透明水彩をのせた
薄桃と薄紫
小さな明かりの秘やかなおしゃべり
シャワー ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
レプリカ(四篇)からふ505/4/3 16:10
ノーミュージックキャントビーアライブヤギ1*05/4/3 15:37
【 遺愛 】豊嶋祐匠005/4/3 14:44
僕らの恋は強くなる緋乃村燿介1*05/4/3 13:28
かちり松本 涼3*05/4/3 12:37
さくら4*05/4/3 11:20
たもつ1305/4/3 11:05
So I write in Englishペン太郎105/4/3 9:53
二時間前の二時間後吉岡孝次2*05/4/3 8:13
どうでもいい。かのこ105/4/3 5:05
松明を燃やせ大覚アキラ105/4/3 4:23
待ち合わせの星ヤギ1*05/4/3 3:19
青のせりふたちばなまこ...205/4/3 2:50
ハンドル。待針夢子405/4/3 2:19
ほとりにて霜天505/4/3 2:07
瑠音005/4/3 0:04
我が命純太2*05/4/2 23:08
引力たいにぃぼい...005/4/2 22:57
エイプリルフールの夜の話e R i105/4/2 22:57
BLUE CODE043BLU...005/4/2 22:32
妊婦くしゃみ2*05/4/2 22:31
女の日梼瀬チカ205/4/2 18:41
4月4日の朝たもつ605/4/2 17:59
Y=∞フォマルハウ...3*05/4/2 16:11
こぶしの花ベンジャミン305/4/2 15:13
割れた空の色かぜきり2*05/4/2 15:05
かこうねなぎ005/4/2 14:45
誰かの爽やかな笑顔への羨望の眼差しマスイジュウ2*05/4/2 14:44
水鳥田代深子1205/4/2 14:01
美笛峠たちばなまこ...205/4/2 12:43

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