秒針が動く
眼は未来を見ていく

君の眼は焼かれてしまったから
未来は見えない

崩れたこの世界
私は君の眼になるよ
君と一緒に
終わる世界をみていこう
地球上の

どんな人間よりも

美しい心を持った

蝿になりたい
海辺の坂を走る自転車のブレーキが
みぃみぃと鳴く
それが合図だったかのように
目をつぶると
浜辺の巻貝の中へ
体が入り込んでしまった
殻の奥でくつろいでいた巻貝は
ヌルリとだるそ ....
生きるとか死ぬとか
大上段に構えなくても
地球は回るのだし
朝はやってくるのだ

そんな事に悩んでいるお前等に足りないのは
今日ある事に感謝する気持ちだよ
首くくったり飛んだりして死 ....
包み込むような空をその手でそっとつかみそこねる白
今年も庭に咲く、あなたの日


下を向くくらいなら上を向いて
抱かなかった言葉の端で
あなたが笑う
スライドする、連続する写真で泳ぐ人は ....
こないだの日曜日
夕方
泣きました
一人
ベッドの隅っこの方で
丸くなって
泣きました

どこかの家から聴こえてくる
たどたどしいピアノが
まるで
冴えない映画のBGMみたいで
 ....
真っ暗な閉め切った部屋の片隅で白と黒が無秩序に演出する光と闇のコントラストから流れ出す無機質なメロディーが思考を止めたボクの中のレプリカントを愛撫しながらこの狭い小宇宙に光速で進む世界を外から見つめる .... 4000円ポッキリなんてうそっぱち
薄くて不味い水割りなんか飲めるか
ビールが一本千円だって
腹が膨れて中身がない
一時あとにはションベンだ

俺といっしょだ
俺といっしょだよ
俺とま ....
高く頑丈な壁だった
男は毎日まいにち
石を投げつけて崩そうとした
辺りに転がっている石は
どれも脆く
壁にぶつかるとぐしゃりと潰れて
壁にへばり付いたまま固くなった
毎日まいにち
 ....
「おやすみ」という言葉は
「さよなら」よりも痛い
貴方がたった独り わたしの手の届かない夢に堕ち
幻影達と 誰も知り得ない言葉を仕草を表情を交わすのを
わたしはとめられない

「おはよう」 ....
朝、布団から勢いよく跳ね起きる。
頭の中に張り付いた夢から現実を奪回せよ!時計の針は九時十分。ジャスミン茶三杯分の時間は残されている。


     ビルの屋上の景色。
     空とコンク ....
桜草の花一輪

5枚のハートが
恥らうことなく
精一杯心をひらく

小さな花に
凛とした意地を感じて
思わず息をのむ

錯乱
咲き乱れ
    風に舞う舞う
    花吹雪
狂おしく舞え
狂おしく散れ
    桜
    錯乱
    咲き乱れ
        闇まで染めよ
        夜 ....
宇宙のはての匂いがする

白いキラキラした星屑を溶かしていく

ブラックホールをかき混ぜる

それを胃の中で

ビックバンさせて甘い顔する君は

悪魔かい?
肩にまわした枝先から
次々に花が咲くように思えたのは
良く晴れた陽のまぶしさでなく
あれはそう
池のほとりから身を投げ出して
舞う花びらをつかまえようとした
少し危うげな
それでいて柔ら ....
縮こまった  手と足を

ゆっくり  伸ばしてみる

卯月の 空へ

ドアを 開けて

ゆっくり  ゆっくり

歩き出してみる



季節を感じて 蒼い風に乗る


 ....
{引用=
私は憶えたてのコトバをチューブから絞り出した。パレットに、並べ、血塗られたキャンバスに叩きつけた。モチーフは、ウミガメの抜け殻、ザクロの欲望、被爆した妊婦。それらを凝視すればするほど ....
主がAAAAAAA、アラスカの冷房
fromブラウン管でhairにレインボウ
A!ベル鳴かせるカインの頬紅
走る暴力の赤い祈り→紫から劣℃の一指
がレッド ガジェットは極北のガーゼと
シュガ ....
{引用=

自分の言葉だけを

命綱に

今 僕は地球に

ぶら下がっている


万有引力のように

僕を魅了する

天界の暗闇へ向けて


 自

 由

 ....
<早朝のめまい>
無数の針が 雪の地平線に整列してゆく
朝日に小刻みに照らされて
瀬戸際の美しさを
告げている
銀色の予感はめまいの中で
怖れながら起立する
人肌の息を含んで 撚りをかけ ....
転がるとか
走り出すとか
そういう感じじゃなくて、
フッ飛んでくとか
消え去っちまうとか
そういう感じが欲しいんだ。
重くて速い風が耳元をドヒュン、
カラダごと持っていかれそうになるほど ....
「缶ビール飲みながら
 つけっぱなしの深夜番組を
 BGM代わりに読む
 免疫学入門」

「ねぇ読んで
 読んでほしいの
 あなたに
 免疫学入門」

「病院のベッドで
 吐いて ....
カタカタとうるさいので
押さえ込んで黙らせようとしたら
わっと吹きこぼれてしまった

ほんと
どうしょうもないあたし

   
体温が下がり

ふんわりとした



声がハスキーになると

とまった水



石をすり減らせば

足が顔を出す





目尻に涙、うーん、

これは ....
天弦の呼吸のブロウ 雲海が眠らせるブラウン感
霊峰ミィから口唇の礼砲 イク病みのsin秘学を
Hellow/Seep/Sing 8×4×4の茶iro-nyの一室で
廻すマルスを仰ぎ ブライン土壌 ....
茶漬けに押しつける様にした急須の先端から白米を少し、焦らした
朝方のルーズリーフに残った残り香の様な文字に目もくれたくは無い
老衰にはげあがって小さくなってやっと死んだ犬に上げる線香は桃色を選 ....
あなたが
旅立つと聞ひて
わたしの心に
ポッカリと
穴があいたやうに
思えてきたので
春の
薄青い空を
見上げております

なんだか
涙が出るやうで
出ないやうで
わから ....
生きているということ
それは死を生産するということ
死に逝くのではなく
消えつつあるという現実
抗い難い虚しい真実

起きているということ
それは夢を生きているということ
心を躍らせる ....
夏、わたしのさみしさへ
はぐれた雲がひとつその影をおとしてゆきました。
青い空はわたしのものではなく
雲はしずかにながれてゆきます。
そのあわいかげにいつか はなの
しろいひとひらがあらわれ ....
誰にも会いたくなかったから、風邪を引いたふりをして
あそこのアイス買ってきてよ。ほら、駅前の。
なんて言って母親を家から追い出して。
そして眠ろうとするけど。
目がぱっちりと開いてきて
どう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
未来の眼*くろいうさ...505/4/6 9:57
メタモルフォーゼ043BLU...3*05/4/6 8:55
貝の浜湾鶴205/4/6 4:09
Hav A Nice Day[group]虹村 凌4*05/4/6 3:02
白木蓮霜天005/4/6 2:50
涙の星大覚アキラ305/4/6 1:46
限りなく光速に近い静止紫音4*05/4/6 1:26
BLT太郎本人9*05/4/6 0:38
アンテ105/4/6 0:30
ゆるして。桜鬼弓女205/4/6 0:25
君のための小説チャオ1*05/4/6 0:12
サクラソウの恋フォマルハウ...2*05/4/5 23:54
桜・錯乱[group]塔野夏子4*05/4/5 23:32
コーヒーくしゃみ6*05/4/5 23:10
桜の木の下で[group]ベンジャミン905/4/5 22:32
ひとひらしらいし い...5*05/4/5 22:08
アトリエにて犯行043BLU...1*05/4/5 21:57
アラスカTV六崎杏介105/4/5 21:05
バージン ジャンプ043BLU...405/4/5 18:26
予感 その2たちばなまこ...6*05/4/5 16:17
あの、感じ、大覚アキラ3*05/4/5 14:25
免疫学入門505/4/5 14:20
おなべのふたベンジャミン505/4/5 14:15
詩殺人ペン太郎005/4/5 12:29
ブラウン六崎杏介105/4/5 11:50
必馬仏子ayu-m105/4/5 10:12
旅立つあなたうたひと005/4/5 9:06
無価値の等価交換紫音005/4/5 4:00
わたしのさみしさは浅見 豊10*05/4/5 1:35
誰かが死んだトキ。千翔1*05/4/5 0:34

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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