死にかけた僕は

それだけでいい
それだけでいいと

たった一つだけ
必死に神様に願った


やがて生まれた僕は
その続きのように
大声をあげて泣いた



すべてを欲 ....
どうにも身動きが取れなくなる私の
胸の上のあたりで、座っている息苦しさは
行進の仕方を忘れて
隊列に戻れなくなっている
らしい

それは確かにそこに存在しているので



手を頭の ....
トラックを走るランナーの
紡錘形の肉体
あるいは
彼がもっとも自由なのかもしれない
昼と夜の区別が曖昧な時間
彼は空の被写体になる
天気予報なんてクソくらえ!
そのようにしたら死んでしまったともだち
を訪ねたら
がんばらなくっちゃ
がんばらなくっちゃ
連呼しながら踊っていて
わたし
年甲斐もなく泣いてしまって
薬をもらって帰ったんです

き ....
不安定な空から

雨が降ったり

また降ったりしている


陽の微妙な生暖かさが

人々の肌の上で遊んでる

春が夏を引っ張ってんだ



出会うことと気付くことの交差点 ....
吸いこんだ空気
に含まれた
酸素をひとつのこらず
わたしの体は
吸収しているんだと信じてた
全身の二酸化炭素を
呼吸するたび
すべて酸素と置きかえるのが
生きている証拠だって

 ....
{引用=あるいは晩夏の目醒め}

夢は終った。その疲労を脚韻ににじませて、僕は森の中を歩いている。森は僕の森。基本的な掟に支配された原始の森。森の秩序のすべてをとりしきる僕のため、鳥たちは譜面通り ....
愛の言葉が 傷ついて 泣いている
傷ついた分 輝いてる 恋が萌える
君達二人は そこまで したとして
愛の世界に 二人だけ。
雲海に 
戻れそうな
根雪 

きちりと 
した重み

いくつも ふまれて
ていたく かじかんだ

積もりはじめたばかりの頃の
やわらかなにごりは
くろく

かたどっている ....
グラスファイバー製の蜻蛉が
焼けただれた夕暮れ空へのぼる

あー

あー

やさしくしてね
はらり はらり
かさなる もり
おくふかく
かさかさ
あかい

かさねた びねつの
ほんとうは
まだ おくに
つながってて
ぐいぐい ひっぱって
きろうとしても
はだかにな ....
もけはチェロのように鳴く。
もけはタンポポみたいに柔らかい。
もけはぷくぷくしていて、ぽこだ。

もけは時々すねる。
もけは時々おいたをする。
もけはいつも寂しがりやだ。

 ....
太陽に照らされて
月が光っているのか
弱い人が考えそうな事だな
月に惹かれてまた独り駆けていく
下手から火柱が立ち上がり
退屈な騒がしさ
燃えすぎで煩いばかりだ
水辺は静かに映してばかり ....
心が暗雲に覆われた時には
「透けた空から見守る誰かのまなざし」に
自らの汚れた卑小な裸の心を
ありのままに投げたしたくなる

そんな時、友の顔を想い浮かべては
いつかの語らいの夜を思い出す ....
林檎を模った硝子細工を
両手で
そぉ   っと
包み込む時の
その危うさに
胸が高鳴る

硝子は非常に薄く
一枚向こうに
仄かに伝わる体温
それで曇るほどだ

一層このまま
 ....
ぽつりぽつりぽつり

ひとり部屋にたたずみ
明かりかすかに瞳に浮かび
いくつもの雨音に呼び起こされる色々

色鉛筆で
一番最初にへってしまうのは青色でした
空の色なんてわから ....
夕焼けを
見つめる君の瞳の中に
キラキラ光る泡粒みつけ
思わず飲み干したくなった

君の炭酸
僕には少し強すぎるけど

何を聞かれても
そうかい?なんて答えちゃう
僕を許してくださ ....
かっ飛ばしの模様
流しながら弾かれ
足取りを知らせる
約束し探した明日
奇跡の深夜を経て
瞳を閉じ繋ぐ右手
月夜を只只歩くよ
「見てごらん あれが翼とかパリのヒト科だ」

爺さんはいつも洒落ばかり
だいたいオシャレな人だったし
どんな人生送ってきたのか
結局聞かなかったけど
冗談みたいに生き抜いたって
そんな素 ....
パラフィン、モルフィン 透ける羽Yのハ蝶調に
根字きレター薔薇々々の黒曜石積むスウィー兎の赤目は
既視道辺りのストロベリー 白けたリースの欠片の軽しウンムラウト
カルシュームに記述る無音writ ....
こころないことをしたあとに
ふりかかってくる 火災でした
いい気味だと桜の木になげかけて
ふと時が過ぎれば 散っていました


ときどき っていう時間がすぎていった頃は
洗ったばかりと  ....
呪われし者どもの国アメリカよ
血と銃弾がおまえたちの生みの親
映画館の暗がりの中で
湿気たポップコーンの卵子と
ラージサイズのコーラの精子が
予定調和的に巡り合って生まれた
虚飾の申し子ア ....
もう随分と大人になったであろう
彼を
時々思い出すのだ

もう随分とおきざりにしていた手紙を
こっそり読んでしまう罪

今なにをしているの
時々あなたに問いながら
今は優しい ....
  星の夜には
空から銀糸が降りてくるという幻想を持って
  今は亡き
あの人と、あの人と、あの人と、あの子 と
日記のような会話をします。


瞬いた先から、雫が玉のように伝わって
 ....
俺の両足が、筋肉が、
滑らかに発電する推進力の、
風、
集中線、白線、
血流を感じる、鼓動早く、
快晴の青の、白の、向こうの空の、
発汗するダイナモ、
憧れ、光には及ばず、
意識は両サ ....
ルール それを踊る君の背中に貼り付けて 君が気付くまで黙っていようか
崩れそうな足元で 歩き出すことを禁じてみようか 立ち止まれば 立ち止まるだけ
涙の落ちていく滑る頬 涙に映りこんだ月 その一枚 ....
キミが望むままにボクはなんでもできる

ボクはキミのすべてになりたい
キミをボクのすべてにしたい

キミが望むならばボクはなんにでもなれる
キミが望むならばボクはなんだってやれる

ボ ....
宇宙全体を
動かす

一つの
脳があり

僕らは
一つ一つの
細胞のようで

たとえ
アメリカと日本で
あっても

1分程の
タイムラグで

同じ事を
考えていたり ....
いつまでもそうやって
ガラスの風船で遊んでおいで
僕はもう青い月を抱いて
眠ってしまうから
夜がやってきて空気の色が
こわくなってきてもずっとそこでそうやって
遊んでおいで

箱庭のよ ....
僕のことを知らない

あなたはきまって
この公園で昼食をとる
いつからか
それは僕の習慣にもなってしまい
僕のことを知らないあなたと
会話をすることもなく
この公園で昼食をとる

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
haniwa1*05/4/27 1:53
夜半麻酔[group]霜天605/4/27 1:35
魚類図鑑[group]大覚アキラ005/4/27 0:53
悪意はやさしさだからスローラーナ...105/4/27 0:24
素質純太2*05/4/26 23:32
アンテ4*05/4/26 23:16
[group]岡部淳太郎1*05/4/26 23:03
愛の言葉くしゃみ2*05/4/26 22:51
はじめの ゆきへ砂木5*05/4/26 22:35
きせつはずれアリス症候群105/4/26 21:38
もり玉兎3*05/4/26 21:11
「 もけ。 」PULL.9*05/4/26 20:44
時間目の色変えて005/4/26 17:12
「約束の日」の彼を胸に服部 剛7*05/4/26 16:18
壊れる3*05/4/26 16:17
ふるえるように雨がふるベンジャミン7*05/4/26 14:48
夕焼けサイダー3*05/4/26 13:27
光景vi0*05/4/26 12:54
爺さんヤギ3*05/4/26 6:36
六崎杏介205/4/26 3:40
火傷しながら歩いてく祐伸105/4/26 3:27
アメリカ大覚アキラ005/4/26 3:05
踏み切り105/4/26 2:36
金曜の星夜 土曜の月夜千月 話子11*05/4/26 2:13
100mイグチユウイ...005/4/26 1:30
ルール霜天205/4/26 1:10
ノゾムままにひで005/4/26 0:24
ホログラム043BLU...4*05/4/26 0:09
ガラスの風船塔野夏子4*05/4/25 22:31
黒い手ベンジャミン8*05/4/25 22:14

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