荒波、白波、眼底痛
堪え堪えて書いて書く
笑っておくれよ、地蔵虫
少しの集中で火を噴く目ん玉
だから書けるうちに刻み込む

生きているから痛いのさ?

そんな生半可な答えでは納得せぬ
 ....
緑濃くなる街道沿いを
進むと終点が反り返り
生死の境がむせ返る
草いきれの香と共
立ち上がる

不可視の世界は余りに遠く
すり減る日々は余りに間近く
カウントダウンの切迫が
歓喜と恐 ....
{引用=雨。
時々、蛙。

波状に、しきり
たゆみなく
それでいて、まろく
忘れてしまう。

よいものはみな
うっとりの
忘却の底。

じつに
屋根も素敵に育ち。

巻貝 ....
春の約束
永遠に叶わない約束
散るときを知って
失墜しながらそれでも
対の自分をさがす
さがし逢えたら手を繋ぐよ
ひとのまばたきより短い時間を使って

もしも一対になれたら
空へはば ....
おじさんの
老後は一人
牢獄になる
老後苦

おばさんの
老後は一人
天国になる
老極楽
人生が五十年だった時代に織田信長は辞世の歌を詠んでいる。
歌は省きます、

戦乱の世の中に風雲児となってあらわれて
天下統一目前に逆臣によって命奪われてしまった。
戦の才能はたけていても、人 ....
FIREという生き方が流行りらしい。
ミニマリストという生き方が流行りらしい。
Wikipediaで調べたら、名前を変えているだけという感じ。

今まである生き方や考え方とどう違うのだろう。
 ....
僕は思うことで見ていた
感じとることの 何かを
閉じた目に存在を知らされていた
遠い 僕の 心のどこかで
自然公園の階段を登る時
湧き水の透き通った色を確かめるように
ヘッドホンから流れる ....
雨、水、魚。……一本の糸でつながれて、
ぴたん、ぴしゃん、しゃらん。
わたしたちにはわからない音楽を奏で合っている。
それを聞いてごらん?

言葉はどこから来て、どこへ行くのでしょうね。
 ....
あなたは優しさに何と話しかけるのですか?
「ありがとう」? それとも「愛しい」?
地球という球体が回って、わたしたち{ルビ人間=ひと}もそれにつられる。
生きていることとは、つねに奇跡なのですね ....
二〇一六年二月一日 「アルファベットの形しかないんかいな、笑。」


 何日かまえに、FBフレンドの映像を見て、いつも画像で、ストップ画像だから、ああ、素朴な感じでいいなあと思っていたら、映像で ....
しとしと

こうして 遠くからだと
にくんだことや
糸のきれたあの日
こわれた朝
みんな 烟るようだ
しとしとと
いつまでも たおやかにふれ
はる雨
風は帰っていく
見えない世界へ
この世の熱を帯び
(孤独の歓喜に覚醒し)
極北の地に、極北の地に
すべてを担い
帰っていく
風の音が時折聞こえる

会話することなく
桜の魅力に圧倒される

囁くように心に語りかけてくる
桜が聞いて欲しいという物語

桜の良い香りでいっぱい
自然の純粋な愛を感じる

た ....
スズランスイセンが揺れている

こくこくと揺れている

つまずいたら
抱きとめる つもりか

はる
ひと房の 想い
一呼吸おいて心が求めるままに声を出す
繰り返す事に意味があるのかと問い続けてる
煙草を辞めるべきだと気づきながら
辞めれない

歌みたいに。

自分にとっての歌が嘘偽りない気持ちだけど。 ....
痛みのある坂道を、
転校を繰り返しながら
遥か下を見下ろして
どうにか登ってきたつもりなのだが
もしかすると、
本当は転がり続けているのかも知れない
高校も一度、退学になったし
大学も三 ....
見えているものも見ないで
見えないものばかり探している
そんなふうに季節が過ぎて

あなたは
どこにいましたか
あなたたちは
どこにゆきますか


わたしは
さみしくて
 ....
とりとめのない
イメージだけが
残る過去

過去を塗りなおす
想像とか
思い出にひたる
郷愁とか

死ねばいい
記憶も思考も
なくなればいい

斜陽のとき
時折さす ....
さかなでした
嘗てわれわれは
暗やみでひしと絡みあう一対の魚でした

今では
そのさかなをたべて暮らします

はい
時が経てば
青天井の惑星というわけです

分かっています
 ....
謙虚に考える人たちがいる
SNSの主導権の取り合いなどからは一線を退いて
学者とはこんな感じか
しかしそれらも無傷ではいられない

知らないことは大事じゃないから知らないのだと
知るべきこ ....
アルコール

崩壊

後悔

手遅れ
このたびわたくし
めでたく最終回をむかえました
来週からはいよいよ
新番組がスタート
おなじじかん
おなじこのちゃんねるにて
ゆめのようなすとーりー
スリルまんてんのてんかい
あなたの ....
僕の魂の一部が
川面を流れて行く
自信がなかったので
側にいる人に聞いたら
あなたの魂の一部です
と、確認してくれた
魂の一部はこのまま海まで流れ
小さな生物に消化や分解をされ
 ....
紅いつつじの花びらに
雨滴が留まり
艶やかに
膨らむ、透明の
二滴、三滴、
輪になり
映える
灰の空に

やがて
緩やかに吹く風に
揺られ
つつじの花弁から
零れる雨滴
紅 ....
ん?
キョロキョロ
ここは、
あ、世界か
わすれてた
あんまり長死にしてたもので
あれ?
ここはどこ、海?
ぼやあと
してる

とろける、からだ、とろける
あ、おわりか
お ....
清濁
狭間

矛盾
曖昧

優劣
自覚
「作者の八重歯が見えたら刺して墓穴から青空を笑え」

海かしらん
森かしらん
鍵かしらん
蟻かしらん
雨かしらん
蟎かしらん
活字って
いったい何かしらん
ニヤリ
蟎は
ダニと ....
しずかなよる
ファミレスの窓にうつりこむ やさしい絶望
会いたいね ずっと考えている
泣かないでと泣きながら言ってた きみのこと

好きだという言葉も書けないで
口をつぐんだままの淡い鳥
 ....
コントレイルが負けてから
競馬にもやる気が失せて
人生の半分の楽しみも
希望も失くしかけたけれど
コントレイルが敗けを知らずして
そのまま王道中の王道を進んだとして
それが詩的かどうかと考 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
疼痛宿痾(改訂)ひだかたけし521/4/17 21:53
繁茂3*21/4/17 18:39
春雨は途切れることなく葉から葉へ[group]道草次郎9*21/4/17 16:11
対の羽そらの珊瑚14*21/4/17 13:28
老極楽イオン2*21/4/17 11:24
人生が五十年だった時代こたきひろし3*21/4/17 7:08
自画像素描足立らどみ121/4/17 6:48
夢の風景番田 221/4/17 1:24
sonnet大町綾音4*21/4/17 0:41
3*21/4/17 0:39
詩の日めくり 二〇一六年二月一日─三十一日田中宏輔14*21/4/17 0:08
はる雨道草次郎321/4/16 22:16
風の行方ひだかたけし1021/4/16 21:22
ただ静かに夏川ゆう221/4/16 18:42
ひと房道草次郎821/4/16 17:16
時を澄ませて武下愛2*21/4/16 15:41
丘の上のじぶんatsuch...2*21/4/16 15:31
渡りAB(なかほ...021/4/15 18:14
傾きつつシホ.N321/4/15 17:30
宝石の星にて[group]道草次郎321/4/15 16:03
衝動りゅうさん2*21/4/15 11:45
依存ヨロシク121/4/15 8:09
新番組妻咲邦香321/4/15 1:10
つぶやかない(三)たもつ921/4/14 21:12
雨滴ースケッチひだかたけし721/4/14 19:15
円環の只中に狩場あり[group]道草次郎3*21/4/14 13:32
ヨロシク021/4/14 8:07
未詩集3道草次郎3*21/4/14 4:12
季節外れなことばかりしていよう 2018/10/27星染221/4/13 22:33
コントレイルへの愛花形新次121/4/13 22:23

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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