最近はめっきり寝つきが悪くなって
真夜中 一人で何度も繰り返しラブソングを聴いていたよ

オレンジ色のライトが僕の横顔を
悲しいほどキレイに照らしていた

鏡に僕の姿はなかった ゆがんだ現 ....
高3の五月なんて はっきりしない空が僕を見下して
調子よく口笛なんか吹いたりしている
本当に言葉にしたいものが曖昧で溶けかけている
手に汗かいてポケットの中で握り締める

いい加減な矢印が手 ....
山肌に
かすれて
張り付いた

涸れた
田んぼの
あぜ道を

白い
自転しゃで
駆けおりる

がしゃがしゃごしゃごしゃ
うたうじてんしゃ

目線の先はあかいとんぼさ

 ....
「僕らは彼らのように毎日そばで触れ合うことはできないけれど」
「僕のわがままだけど」
「君とずっと一緒にいたい。僕の心のそばにいてほしい。」
「大好きだから・・・愛してる」

好きなのに ....
一人で立っている
あなたは
吹きすさぶ風に向かい

横顔しか見えない
見せてはくれない

風があまりにも強いので
あなたは
目をしばたいていて

けれど
目を背けることはなく
 ....
いつも、元気な僕だから。
ちょっと黙っていたら・・・「大丈夫?」なんていわれちゃうの。
そりゃ、いつも元気だけど・・・こんな僕にだって・・・・黙りたい時もあるさ!

そんなに、僕が落ち込んでい ....
ここは
私の住んでいるこの小さな世界は
他よりも春が来るのが遅いです
だから
今頃きれいな桜が咲きます

玄関のドアから外へ出ると
すぅぅ
桜もちの匂い

隣の家の広い庭
2本の ....
眼を閉じよ
どんな風景が
どんな制裁が
君をここまで連れてきたのかを想像せよ
踏みつぶされた
ひとつひとつの物語を噛みしめて
陽の下でのあらゆる可能に背を向けて
夜の中での不可能に随伴す ....
また声が聞きたくなったら電話してね
って
さようならの代わりに
いつもあなたが言う言葉

電話を切ったすぐ後で
あなたの声を聞きたくなっているのに
朝は聞こえず
雨は遠く
水平線の陽
かたわらの光


からだをつらぬくかがやきの芯
やわらかくやわらかく変わるかたち
滴の重さの鳥たちが
つまずきながら屋根をわたる

 ....
光の降る雨なら緑青と羊毛
空に眠る鉄仮面のマザー・ラムを
孕ませる為のピストルの不在
オットーが南天で焚き火をした先日は
滝の様な陽と紅い実が降った
ー光の降る雨なら緑青と羊毛で
嗚呼、今 ....
コップ一杯の冷たい水
そんなささやかな願いさえ
叶わないまま
死んでいくこどもがいる星
きっと百万年前も今も
あんまり変わってないんだよ
この星は
せめて
冷たい雨が降って
その唇に ....
あ、あー、あ。
ニューステージでは、悲しいこともあるよ。


雨振ればバラバラでもう元に戻せない、けれど今日、暗い夜の丸い月の射し込む光、そして負。ぼくらの足音はひどく響いて ....
ずいぶんと皮肉なものですね

愚痴をこぼしたくなるとき
その愚痴を受け止めてくれるのは
愚痴なんか聞かせたくない人だったりする

遠まわしな言葉が
あなたの
うんうんという相槌とともに ....
からは らくらしいと 聞いた

こころを からにする方法が わからないから

空間と時間を からに した(スペースと すけじゅーる)

毎日 少し あるいてる

からに なってきた ....
見えないね
ああ、見えない

君の家からはどうだい
私の家からは見えないわ

僕の家からも見えないんだ
こっちのほうにあると思うんだけど

そうね。海のほうは見えないとしても
陸の ....
-ねがい

春は ことの始まりを思わせ
夏は 汗をかき 試練の時に似て
秋は 信じられない早さで過ぎ去り
冬は 長く暗くどこか寂しく これでお終い

そして それは繰り返えされる

 ....
息をしなくなったおまえを
かたわらにそっと置いて
土を深く掘り返す
樹の根
固い石
そんなものをひとつずつどけてゆく
おまえの眠りをさまたげるものが
ひとつでも少なくなるように
無意味 ....
乱暴に払いのけた手
固く握り締めた拳になっても
殴りつけるものさえ見当たらず
この遣り場のない気持ちと
同じ形のまま
中途半端に宙に浮いている

ほんのさっきまで
この手の中に
その ....
悲しいことってなんだろう。
哀しいことってなんだろう。
大好きな服が着れなくなった。
大好きな食べ物が食べれない。
大好きな人に嫌われた。

でも、一番かなしいのって・・・大好きな人と会え ....
僕らは、いままでずっと進んできた。
きっと、これからも前に向かって進むとおもう。
だけど、進み続けることに疲れたら・・・どうすればいいの?
時には、後ろを振り向いてもいいよね?
幸せだった思い ....
雑音まじりのレコードを絵にしたら
古いテレビの画像みたいになって
鳥と葉っぱの区別がつかなくなった
川べりを歩く ゆうぐれ

右の道が途切れると
橋をわたる
左の道が終わりそうになった ....
黒い靴
黒いジャケット
白い空の下

振り向けば


眺めていた
胸の洞
無いところに
無いものが入り込んで

仰ぎ見れば


砂山を築いて
そこに棒を刺し
交代に砂 ....
仕事から帰ると
ぼくの部屋からは、なにもかもなくなっていた

電話台の上に電話はなく
テレビ台の上にテレビはなく
洗濯機と冷蔵庫は
黒っぽい埃の四角形だけ残し
スチールのベッドだけはなぜ ....
こせぬ めざめ ゆらし
ふすめ はだに まわる

ねがう つどに かぶる
そえぬ みちの むこう

とどめ られぬ くせを
せめる むねの きずを

とおに かくす ほどに
 ....
指先の回想は 罪深い引力で 灰皿に落ちる 水色吐息の癖
傷心なら午睡 幸福なら沐浴 存在さえ咀嚼 虚無すら消化
禁欲を徹底し 放蕩を覚えよ 賢者か砂塵か あるいは詩病
嬌声の縮図は 冒涜を孕んで ....
どこに
どこへ?
見あたらない確かなものって何?

環状線で、きた
絶望のままにか

よれよれのTシャツで
ふらふら歩く
悲惨の影も見当たらない曇り空の遠く
頬がピクピクけいれんす ....
1.
沖に沈む雲が
死を選べ、と
囁く。
いにしえの 鳥のように。


2.
空の色を薄める日輪の
とどまりを
眠りに入る一瞬として、見ている。
好きな人ならいません

信じられる人ならいません

「誰が正しいのですか」

と訊いた時に答えてくれる人も居ません


この空は遠く遠く限りなど見せてはくれません

ヒ ....
ロマンティック アンド ビューティフルティック

エレクトリカル アンド グスコーブドリティック

僕ティック アンド 君ティック

夜を一段飛ばしティック アンド 朝なんて来 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
madoka005/5/9 21:56
ヘッドフォン005/5/9 21:43
転々とかぜきり2*05/5/9 20:47
わがままだけどもこもこわた...5*05/5/9 20:44
横顔は[group]ふるる13*05/5/9 20:28
・・・わかってよ?天使105/5/9 20:03
桜もち香ふく105/5/9 20:02
オカルト[group]岡部淳太郎4*05/5/9 19:58
罪つくり小羽105/5/9 18:16
遠く 銀に木立 悟3*05/5/9 18:07
ハルビア六崎杏介205/5/9 17:16
水の惑星大覚アキラ405/5/9 17:02
ニューステージnm6905/5/9 17:01
愚痴ベンジャミン4*05/5/9 16:56
からに なってきたとび。1*05/5/9 14:44
山について感人1*05/5/9 13:14
「源」3*05/5/9 12:51
埋葬一筆2*05/5/9 0:27
大覚アキラ105/5/9 0:21
かなしいね。天使1*05/5/9 0:12
進んで、止まって、振り向いて、また進もう。105/5/9 0:06
ゆうぐれの地図キキ1305/5/8 21:25
重みヤギ2*05/5/8 21:04
ない望月 ゆき10*05/5/8 18:56
こう ね砂木4*05/5/8 16:32
快晴反慕情トノモトショ...405/5/8 16:14
寝息は立てない石川和広10*05/5/8 15:44
寂滅の唄吉岡孝次005/5/8 14:09
欲求蝶番 灯405/5/8 13:37
僕等の吐息が無事に窓ガラスを曇らせる頃にayu-m005/5/8 12:24

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