「平和は戦争の合間の小休止にしか過ぎないのか
 全人類が平和のうちに暮らすことはできないものか
 私の小さな願いは、私が生きている間だけでもいい
 世界が平和であってほしいということだ」
願い ....
林の前を透明が過ぎ
曇をわずかに残してゆく
枝が風に
風が枝になるさまを
雨は照らしつづけている


水と水のふるえのはざまへ
羽はさしのべられてゆく
水を聴かず 音だ ....
あの時
あの場所で
好きなんて
言わなければ
よかった
そうすれば
今でも
二人は友達だった
そう思う
でも、もし
もう一度
あの時に
戻れても
あの場所に
戻れても
ぼ ....
帰宅してドアを開けた瞬間から始まる
家族ゴッコ

ごっこ遊びって
子供だけがすると思ってた

でも大人同士が集まってすると
実に本格的だね

だってパパは毎日 仕事に行くし
朝はマ ....
静物画の
バナナだけが
浮いている

林檎と比べたら
色気がない

けれど

バナナ
の皮を
脱がしたら

甘い香りが
漂った

完熟の林檎を
かじると

腐った ....
僕らは 一列に並んで
少しずつ 進んでゆく
かぎりなく長く思える柱廊を
誰も 一言も発さないまま

僕らは 白い衣を着て
白い布で覆われた銀の皿を両手に捧げ
少しずつ 進んでゆく

 ....
もうすぐ船が発ちます
朝までには雨の都に着きます
深い夜にさしかかる船室で
二分の一の足取りの 旅の者は寝床に誘われ
誰も彼ものまぶたが重く まどろんだ呼吸が漂っています

共犯者のあなた ....
アスファルトに挟まった砂が浮き上がる
あのぼろい看板をも凶暴に連れたつ

肌と目が痛い
嵐が服をさらおうとする
僕は立ってる事すらやっとだ

向かい風をかき分けて進む

線分上の植木 ....
人の数だけ性格も違う
ぶつかることも あるやろし ありました
今後もあるやろし
正直 今もある
腹立たしいことは 直接相手に言えるようになった
はら黒いから はら白くなった
でもなっ はら ....
夏の青い空に、七色の虹がかかる。
この空には、希望もない。だけど、なぜか知らないけれど元気が出てくるの。
七色の虹から、キラキラ光る粒たちが、僕のほうに落ちてきて、幸せをくれた。
泣いている時も ....
私は天使。
私の書く詩は、ほとんどが恋愛系です。

けれど・・・実際のところ、恋愛なんてしたこともない。
彼氏なんか、いたこともないのですよ。

そんな私が、こんな詩を書いてるんですよ・・ ....
4月に君は

野良猫みたいにたった独りで

僕1人の部屋に来て

君はなんにも言わないで

すぐにそこを出て行ってしまって


真っ白な 真っ白な壁に

最初に飾るものが ....
眠いと一言
残して君は寝てしまった

車の窓から見える
夕日も海岸線に吸い込まれようとしている

そんな余所見をする
僕の危なっかしい運転のことなど
まるで知らない無防備な寝顔を見なが ....
何か掴まなければ と
恐れなくてもよいのだ
いつでも繋げるように
私の両手は空いている


嘗て星々に触れたとき
驚きながらも微笑んだ
一秒よりもはやく
私たちは老いてゆくから

 ....
 ニュースをお伝えします

   本日未明
   上野動物園のパンダが脱走するという事件が発生しました
   飼育員が鍵を閉め忘れていたことが原因だった模様です
   現在警察の協力を得て脱 ....
  嵐の日にカンパーナが遠くでないている
  そんなに悲しい声でなくのはやめてくれ
  森が揺れているよ
  悲しい悲しいと、
  カンパーナ
  誰もおまえの森を奪いはしないのに
 ....
愛してる 愛してない
花びらを一枚一枚数えて散らす

もうそんなことに頼らなければ
自分の気持ちを保っていられない

愛してるか愛してないか
そんなの愛してるに決まってる

だけどあ ....
子供をつれて大きな公園へ行った
大きな公園には大きな木があった
大きな木の枝は重そうに地面に垂れて青葉を繁らせていた
子供は喜んで木の枝に乗りブランコにし始めた
ごめんなさいね重くないですか
 ....
君よ ひつぎに爪をお立てなさい
嗚呼 なんといびつに枯ればむ狂騒よ
爪音に滲む土のにおいよ
かなで落つるすべての草花と樹木の根のねいろよ
毟れたその爪よ 寂びた血で凝固したその爪よ
君よ ひ ....
君が眠っているうちに
パンが焼きあがったみたいです
お母さんはお父さんを呼び
小さな女の子はテーブルを手早く片付けて
髪を撫でてもらいました

君が眠っているうちに ....
いつも遠くから見ているだけの君へ
今日は花を贈りたいな
どんな花が好きなんだろうな?

びゅーっ

世界各国の素敵な花たちをどこからでも
プレゼントできるよ
どんな花でもリクエストして ....
駅のホームで
迎えを呼ぼうと取り出した
携帯の電池が切れていた

取り残されたように
吐き出されてゆく人の群を眺めながら
一つの世界から切り離されれば言葉も出ない口を
カタカタとモールス ....
 かた かたん。

取り付けの悪い、古びた窓を開けると、
鮮やかな色が目に飛び込んできたものだから。

 かたん

すっと、手を伸ばして
触れようとして 気づいたこと。

 かたん ....
わたしのママには、
花のかおりの管がとおっている

きれいなものがすきだから
まばたきは多くしたほうがいいし
ウォーターベッドなんて
最高のともだち


なみだはでなかった
 ....
さらり、さらり
さら
さら
さら

もう少しで越えられそうな
海辺の砂の城が
指を折る度に
遠ざかっていく

懐かしい人の声で
ここから離れることのない
耳の奥で鳴り続ける乾い ....
誰かが言った 蒼穹は大地を抱きしめていると
月まで行かなければ空に抱かれる地球は見えない
遠い星まで行く気がないのなら
僕らが何に抱かれているのかは いつまでも分からない

         ....
{引用=
4 時 間 前 の
君 の キ モ チ が

ア ナ ロ グ
変 換 さ れ て

今 頃

ぼ く の 脳 ミ ソ に 
届 い た 

で も
今 の 君 は
 ....
考えている事が
一緒が故の
衝突

気持ちが
一緒のはずの
すれ違い

おのれの
力の限界ゆえの
若さ

変化に
耐えられず
成長痛の痛み

重い雪が
のしかかってい ....
思っている事は
頭の中をぐるりと回って
言葉となって発せられる

ただ
思いによって
何周するかは個人差があり

僕の頭の
中には
まだ

居残りさせられて
何週も走らされて ....
さっき見た君の姿は瞬く間になくなってしまって
いま、僕の吹いてるところは身を縮めたくなるほど寒い
ここから 君のいるのはあっち?こっち?どっちかな?

びゅーっ

あれ?

今見た ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
寓話 願いをひとつ2[group]クリ105/5/15 22:31
問い木立 悟305/5/15 22:26
後悔小倉 夢可105/5/15 22:09
居場所1*05/5/15 21:48
COLOUR#YELLOW043BLU...205/5/15 21:38
行 列塔野夏子6*05/5/15 21:21
約束たちばなまこ...405/5/15 21:11
風の子犀角0*05/5/15 21:10
腹黒腹白[group]piyoco...1*05/5/15 21:09
虹色の粒天使005/5/15 20:59
妄想っていうか・・・理想っていうか・・・。005/5/15 20:48
ラストスマイル蝶番 灯205/5/15 20:30
幸せな寝顔ベンジャミン7*05/5/15 19:14
ソネット(触れている) (2005.5.15)和泉 輪2505/5/15 17:25
茶の間の平穏北村 守通105/5/15 17:00
嵐のカンパーナ嘉野千尋6*05/5/15 16:30
花びら一枚桜 歩美105/5/15 15:30
大きな木チアーヌ305/5/15 14:18
爪音どん底205/5/15 12:46
裸で君の隣りにいるとふたば1505/5/15 12:44
続・あっち?こっち?もこもこわた...3*05/5/15 11:56
伝えたい言葉を伝えるために[group]ベンジャミン4*05/5/15 11:45
生の色あさみ605/5/15 8:34
夏越えオオカミ205/5/15 5:52
少しだけ寂しい音に霜天705/5/15 2:27
寓話 H2Aと抱擁の関連[group]クリ305/5/15 2:13
ア ナ ロ グ043BLU...105/5/15 0:58
ユキドケノトキポンテク0*05/5/15 0:36
グラウンド2*05/5/15 0:12
あっち?こっち?もこもこわた...2*05/5/14 23:47

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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