待って
待って
あと3分だけ待って

呼吸があがって
額に汗がふいて
必死んなってんの

3分待ってくれたら
近づける保証はどこにもない
こと
3分後に気づいた
ひどい青さの落果
そんなに思い出を失くしてどうするの?
夢をみてるのね
ゆるい傾斜の果樹園で
ひとつひとつの木には
実がふくらんでいて
それいぜんには
花が咲いていて
遠い

息が ....
おぃタマゴども

そこで孵化できるか?

できないだろう

そうさ

人間の作った機械は皆冷たいのさ
むかしむかしあるところには
おじいさんもおばあさんも
いませんでした
いまここには
あなたもわたしも
いません
ただかおのないにんぎょうと
にんぎょうずきのねくろふぃりあと
そのおはか ....
大きい両耳 後方に回転体を 察知

働かない ポスターは窓の外を 鉄蹄

前髪だけ たくしあげた様に 精製

ソマリア アトランダム カピバラ

変換キー アクションキー タランチ ....
僕の食道である

そこをあたしが流れてゆくわ

僕の胃である

そこであたしは溶けるわ

僕の小腸である

そこであたしは吸い込まれるわ

僕のリンパである

そこであたし ....
喧嘩した
拒まれた
しかとされた
もぅ修復不可能
入ろう思ても
相手が両手で私を拒む
両手で ウザイ 見たくない 言うて
私を向こうへ 追いやった

もぅ わりきらなアカン
 ....
姉の おふるを使うん嫌やったょぉ
おそろの服いうてもなっ
色違いやねん
姉の着てる服の色のが かっこよく見えてさぁ
こっちがええっ!って言うてもサイズちゃうしさぁ
なんでも かんでも 姉が一 ....
私は妹やで ねえちゃんの気持ちが わからん
姉が語りだした
「ちぃさい頃 あんたをつれて
二人だけで公民館に映画観に行ったんさぁ…」

『うん………なんとなぁく覚えてるかなぁ〜  … ....
毎日が 
ずっと、遠浅だったらいいのに

って、言ったのは
あなただったか、わたしだったか、
もう わすれてしまった
うつろいやすいふたりだったから
ただ
手をつないだ

波が
 ....
火の舌
鉄の舌を持ち
語ることを持たない子がいて
その語ることの無さゆえに
ただ疲れ果てては眠りにつく


眠りはしばしば覚まされる
幾つかの鏡が子のそばにあり
何も映 ....
心臓破りの坂
に破られる心臓
そして
けたましく鳴り響く電話機
に似た形のビニール袋
に梱包された
けたましく鳴り響く電話機
の絵

範囲内の限りにおいては
どうにでもなる
 ....
駅の階段を駆け下りていたら、膝が抜けた。

だらしなく、だらりと揺れる。
わたしの膝は、わたしの振り子。

心惹かれ、心揺れる。
わたしの心は、わたしの振り子。

額に ....
眼を閉じると古代の森が広がる
見たこともないはずの
それらが

私の中に確かに在る

植物は草食恐竜に食べられ
草食恐竜は肉食恐竜に食べられ
そんな彼らはみな土に還り
そうやって
 ....
河の上の花びらが知らない街に引っ掛かっている
海を見ずにその美しい清純さは汚れてゆくんだろう
死んだ女が通りを歩いている
雑踏はいつもと同じ取り立て騒ぐ事はない
恋人達が誇らしげな顔で ....
いつものように
なんでもない顔をして
駅で電車を待って
頭ん中だけで
僕は僕を{ルビ撲=なぐ}っていたんです。

ふとしたことで
泣き出しそうになって
そんな自分がどうしようもなく
 ....
汗を、かいていました。

あなたがわたしに触れたことや
愛を体現したこと
ひとつずつ、思い出して
泣くことだけは、回避して。

窓を閉め切ったこの部屋に
どうしてか風が吹いて
乾いた ....


眠りたい太陽は
徂徠する雲に翳り
口を得れば脚を失うだろう
無理に開いた胸には

寛容ねと謂う
君の眼差しに
愚鈍さを隠せずに朽葉色に染まり
消してあげる 蝋燭を
口角に気 ....
さみしい唇が
のどに鈴を付けて
歩くたび揺れて鳴く

顔迄這い上がる地熱はゆらゆらと
蒸せかえる
濡れたアスファルトの匂い
空は墨青を垂らして


飼育箱の中は授乳室であった

 ....
欲しいものが欲しいと

子供がせがむので

欲しいのは欲しいものなのかと

問い質したら

欲しいのは欲しいものではないかもしれないと

子供が言うので

欲しいが欲しいんじゃ ....
いま キミに出逢えてほんとうによかったと想う

キミと出逢ったのは些細な出来事で
何気ない会話から始まったこの恋は
色々な想い出を作りながらすぎさって
いまボクにとってとても大切なモノとなっ ....
爪の甘皮おしてると、女になった気がします
ゆるりとした4月の日差しを遮らずに
南がわの部屋の中で
女として
女として
生きてゆく心地を
いま、思い知らせて
桜が、潔くて美しいというのは本 ....
どしゃぶりな気持ちで、家まで走る
うんと重い病気にでもなって
みんなを心配させてやるんだ・・・
みんなが僕をへっちゃらだとか言うから
本当に悔しい

短いスカートを穿くはしたない女に思われ ....
覆う
白さ

すべ
落ちる
銀砂
憧憬では
なく
瞬間に
託した
熱量を伴う
物質化
する記憶
全て
を1に
還元すべく働く
口実は
真理
決定する
という判断 ....
{引用=
あなたの胸に
耳をあて
わたしは
あなたの遠い過去を
あなたの遠いさざなみをきく

風に揺れる草や花
春の雨が黒く濡らす樹木たち
やわらかな若葉を しずくがつたうだろう
 ....
平日のストレンジャーは 知ったかぶりでを街を読む
河岸を撫で上げて 風は
わかい緑のたちこめる
捕まって あおられて 木漏れ日の空を仰ぐ
油断だらけの表皮に 羽は
微動の小虫 無数の交差 半 ....
きみのへやには そらがあって
くもが ぽっかり うかんで
よるが こない

つないで ひらいて こぼれた
ほしの かずだけ みらいの はなしを
きかせてあげる

うつら うつら し ....
春だった
すきと思った、無理だった

駅で時刻表を見る
あのひとはなにをしているだろう?
昼休みのチャイムが鳴る
あのひとはなにをしているだろう?
宿題を片付ける
あのひとはなにをして ....
黒い爪が私をえぐり
深い海の底に眠る
柔らかく身にまとう肉体は羽を生やし
記憶に縛られた人々の頭の中を飛び回る
破壊された肉体は魚を生かし
つながる光の渦
近くにある寝息
触れるほどに近い人肌
すべてをくるみ
痛い現実から私を救う

その世界だけは闇でも怖くなく
寂しさに泣く夜も逃げ出す

暖かさに触れ
聞こえないくらいの小さな声で名前 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
強情スリーミニッツ無知アコ0*05/5/23 20:44
フルーツメモリーこしごえ16*05/5/23 19:58
呟いてみる(タマゴ)桜 葉一005/5/23 19:05
むかしむかしあるところには紫音0*05/5/23 18:45
ぺらい朝食エイリアンayu-m105/5/23 17:40
ちゃらちゃらウォーター005/5/23 17:39
こわい目piyoco...1*05/5/23 17:32
1*05/5/23 17:32
1*05/5/23 17:31
とおい日の、ホライズン望月 ゆき19*05/5/23 17:10
鏡と子木立 悟405/5/23 16:12
あの日たもつ605/5/23 15:58
「 わたしは振り子。 」PULL.4*05/5/23 15:45
みんなの森ベンジャミン3*05/5/23 14:44
305/5/23 14:25
不器用かのこ505/5/23 8:00
カーテンの裾305/5/23 7:52
自戒フユキヱリカ705/5/23 4:31
ビオトープ805/5/23 3:53
欲しいものの神話ブルース瀬戸...5*05/5/23 2:37
キミに出逢えてほんとうによかったと想うひで005/5/23 1:07
女としてかなりや305/5/22 23:46
少女葉多不来0*05/5/22 23:08
ライトモチーフfringe305/5/22 22:40
恋愛小説[group]青色銀河団305/5/22 22:16
緑のヌードたちばなまこ...4*05/5/22 22:06
きみに とけこむ玉兎4*05/5/22 21:48
誰にも言えない恋だった逢坂桜4*05/5/22 21:22
めぐる暗闇れもん005/5/22 21:20
夜話1*05/5/22 21:13

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