深い深い闇の中
銀細工の触手は侵食する
私の心を
または灰色に死んだ浜辺を

その時君はジョナサンのテーブルに座って
今日何度目かのため息を
キャスターの甘い香りと共に吐き出している
 ....
あなたを
忘れるため
自分を
見つめるため
誰もいない
砂漠を歩く
どれだけ
歩いても
見えるものは
同じで
聞こえてくるのは
風の音だけで
暑さと孤独が
一気に体力を
奪 ....
 
 
 
 
夜闇。暗さに光線、たとえばただアスファルトの隆起したひとかけらを照らしている。点は(このままだよ)とささやき、いつしか光の粉をまいて。すふすふと積もり、埃のようにけむりながら少 ....
{引用=
絡みつく
{ルビ海月=くらげ}の触手、切断

水中花

漂う蒼い裸体
君の髪の揺れ、

  

1/fゆらぎ、

海中

    1/f


見上げる満月 ....
深夜2時僕と君は出会い系のメールで目が覚めた

そんなことではまだまだ怒ったりはしない
精神はもう大人
「そんなこと思う時点で子供っぽいよ」
君の声がちょっとイタイ

なんとなく眠れなく ....
おじいちゃんは手を振った。

おじいちゃんは笑っていた。

また来いよ、と言った。

また行ったら

おじいちゃんは白黒の写真になっていた。

写真のおじいちゃんは笑っていた。
 ....
ギンズバーグ
の となりの背表紙がのけぞっている
店員は面一にもどした
週間誌、参考書、就職コーナー、コミックと周回する ふと気になって
ギンズバーグ
の となりは暗く抜かれている
ローレ ....
涙のあくびが 落ちてくる
お水に溶けて 落ちてくる
素敵な音出し 落ちてくる
悲しみと共に 落ちてくる
嬉しさと共に 落ちてくる
酸っぱい味で 落ちてくる
次から次へと 落ちてくる

 ....
悩めることは幸福である。


悩む為には最低3つの条件がいる。

一つは時間。
悩む為に与えられた長い時間。

そして二つ目は場所。
自分の世界に入り周りが見えなくなっても
誰から ....
誰も満たされないってゆうんだ
どんどん増えてるのにさ
優しい男の子は嫌い
どこまでもずるずると優しくて
決して傷つけようとしないから

優しい男の子は嫌い
いつまでも愛してはくれないのに
どうやってでも手を放そうとはしないから

それでも ....
こうして私は
詩なんて書いてはいるけれど
本当のところ 
言葉なんてちっとも信じていないのです

全てを書いたと思ったその瞬間から
何も書けていないことに気付き始める
どんな言葉でノート ....
摩天楼の隙間から
太陽の光が降り注ぐ
しばらく闇に棲んでいたから
容赦のない太陽にさらされて
思わず猫のように目を細め
心までも裸にされたような気分

私が裸であることに誰かが気付き
 ....
また朝が来て夜が来る
どんなに深い悲しみも
人はいつか受け入れる
それが出来ない者は容赦なく淘汰され

この世界にしがみつくために
私も悲しみを受け入れる
進化を義務付けられた私達は
 ....
なんじゃもんじゃのはなを
きっとみようね
みにこようねと

こがらしのふくひに
きみは
きみといくなら奈良

ぼくとなら恐くない鹿

奈良の鹿

奈良ならではの鹿

奈良でしか見れない鹿

柵越しに鹿

見てることしか

できなかったならなおさら

触 ....
夜、
その背後で扉が閉ざされる
いまこそ人は
謎に踏みこむ
謎は 古の道として人の前に開ける
道はいくつもの曲り角を持っていて
靴先がそれらにさしかかる度に
人の眼は 閉じたり 開いたり ....
僕の前には何があるのだろうか・・・・?
僕の後ろには、どんな夢があっただろうか・・・?
今の僕は、後ろの僕には、どのように映っているのだろうか・・・?
ただ今の僕は、前に進めなくて・・後ろにさえ ....
何も無い。ココには何も無い。
どこにも無い。僕の行くあてなど。
ただ・・・僕は・・・ココ以外、行くところなんてないと分かってたのに・・・・
 
何も無い。君もいない。
僕の心も・・・君といる ....
時間は円をめぐる歩行者のようで、はてのない夢境にて死を装い続ける。驟雨にぬれた林の小道で、あざやかな多面体をステッキで描く。数々の速度がきざまれた都市の舗石の上で、マッチの火をともす。視界をおおい始め .... めっちゃよぅできた人には
どうしょうもない欠点が
つい笑ってまうような
そんな「アカンとこ」があってな

どーにも駄目な人には
ほかのやつにはない
ほんまに素晴らしい「ええとこ」が
本 ....
そんなにいつでもなんでもかんでもうんでも、
でもでもでもでも、
でもでもでも、
でもでも、
でも。
で、
そんなにいつでもこれでもあれでもああでも、
でもでもでもでも、
 ....
ふいに君と目があってしまったから
とっさに空を見上げて

あっと声をもらしてしまった

そんな僕を見て
君も不思議そうに空を見上げる

めずらしい鳥が飛んでいたんだよ
なんてもっとも ....
いい天気=晴れ、ではない
いい天気
って言葉はとてもよくできた言葉で
晴れでもなければ、雨でもない
個人にあった「いい天気」がある

私にとっていい天気とは
雲ひとつ無い日本晴れ
あれ ....
ほほを伝う

つめたいのかあついのか
肌に、にじんでゆく
幻聴ではなく{ルビ潮騒=しおさい}の。
いえ
ただの涙ですけれど…

守るものは魂
あんなことや
こんなことが
あった ....
ため息をつきながら
君が死体の話をする
少し笑ってる
ホルマリン漬けの臀部はね
鳥のささ身の紅茶煮にそっくりなんだよ
そっか
今夜作ってみようかな
二人で食べよう
大丈夫まだ生きてる
 ....
砂糖を一匙 すくっていれる

かねのさかいを すべるかけらは

白くうがって ほのかにかたる



甘いでしょう?
The World Is The End.
In My Eyes.

My Eyes Of Melting The World.
My Eyes Of Maki ....
今日も今日も今日も
買い物かごいっぱいにしなきゃ
心を満たせない
時間をつぶせない

開くカタログ
確認するダイアログ
左右見ながら登る
電波塔

踊る電線と一緒に浮かぶ
エ ....
僕等は未来が見えない 猫みたいな奴らのようだ
少しだけ先ってのが見えなくて
いきなり終わりが見えちまうようだよ

そう遠くない未来に
僕等のウチの誰かが死ぬだろう
それは悲しい事だよ 
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
染み魚骨堂105/5/27 3:19
かげろう小倉 夢可005/5/27 1:30
妖精にもどるnm61705/5/27 0:53
COLOUR#BLUE043BLU...005/5/27 0:29
迷惑メールから始まる真夜中の情事ヤマト205/5/27 0:29
空が晴れてブルース瀬戸...3*05/5/27 0:28
ギンズバーグの額バンブーブン...305/5/27 0:12
あくびくしゃみ2*05/5/26 23:37
悩むこと神風わさび105/5/26 22:25
物欲の一言[group]ポンテク1*05/5/26 22:23
優しさについてe R i3*05/5/26 21:29
言葉快晴6*05/5/26 21:14
四角い空の下2*05/5/26 21:13
死者の言葉4*05/5/26 21:11
なんじゃもんじゃ草野大悟3*05/5/26 20:45
奈良六弦7*05/5/26 20:34
[group]岡部淳太郎3*05/5/26 20:27
前後天使005/5/26 20:22
ココにはいない。君はいない。105/5/26 20:12
機械葉leaf5*05/5/26 19:47
±0六弦2*05/5/26 19:07
「 でもでもでもでも。 」PULL.1*05/5/26 18:54
そのとき鳥は飛んでいなかった[group]ベンジャミン6*05/5/26 16:41
天気ヤマト005/5/26 16:22
言霊こしごえ5*05/5/26 14:34
ホルマリン漬けのチアーヌ405/5/26 13:29
いっぱいかぜきり1*05/5/26 11:19
「 The Eye. 」PULL.1*05/5/26 10:12
エレクトリックバタフライantenn...305/5/26 9:59
友よ[group]虹村 凌2*05/5/26 9:40

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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