ちょっと固めのパウンドケーキ
ちょっと甘くないパウンドケーキ
わたしひとりで食べたい

あまりよく知らなくて
誰も知っている人がいない住宅地
わたしひとりで歩きたい

夜見る夢の中
 ....
幸せそうなカップル
愛が
その笑顔からこぼれそうになってる

私は彼らを見る度
少し
失恋するような気がする
愛を
少し
奪われるような気がする


ひどく必死なので ....
?

言葉を信じることが出来なかった
”ダイジョウブ”といったその裏で悲しみが蝕んでいたり
”ズット”の言葉のすぐ後にお別れが待っていたり
ではなんで言葉を紡ぐんだろう
言葉に縋るんだろう ....
わたしはどうしていきてるの?

おんなのこがおかあさんにききます。

わたしはどうしてうまれたの?

おんなのこがおかあさんにききます。

おかあさんはゆうはんのよういをしています。
 ....
この世は河であると教える坊主を川へ叩き込んでやったら
喜んで魚になったので悲鳴を上げて倒れた僕は
いつの間にか全身にバターを塗られ
毛並みのいいマルチーズが耳打ちする

「それは百年金縛りだ ....
オーバータイム
オーバーキル
オーバーヒート
オーバーフロー
オーバーラン
オーバーロード
何もかもが過剰だ
ワーカホリック
アルコホリック
過剰は中毒だ
中毒は美徳だ
もっとも ....
狂ったように生きる
無理なく笑って困ったように反らして目伏せて
気づいてるって気づいてたい
君より先に生きてるって信じてたい

この心は右手よりも大きくなってしまった
左手よりも先に大きく ....
生きている
訳でもなく

死んでいる
訳でもない

一日の2/3は、
そんな状態



そういえば
今日の空は何色だった?



昼過ぎに
初めて外へ出た

憂鬱 ....
プールから上がって
耳の奥に
横丁ができたみたいに
ぼわーんとしていた

頭をかしげて
片足ケンケン
どすんどすんと
足の裏が熱い地面を踏み込んで

ぽわ

耳の横丁は落っこ ....
ちょっと感情を培養し過ぎた
いらない試験管を廃棄しておくか
{引用=
人知れず咲く
水中花に

寄り添う
田螺の仮眠

せせらぎの
子守唄


寝息は
小さな泡となり

花弁を
くすぐった


ボクのこと
気づかないふりを ....
ただの独り言だから
気にしないでください
それはたとえば
あさのみそしるのにおい
ほうちょうのおと
れたすのてざわり

わたしをつくっているのは
わたしのたべるもの
きせつのかぜ
にくしんのあたたかさ
そして あなたのあいじ ....
郵便受けに溜まった新聞が日焼けしていた
古い日付は、風に晒されて
更に風化した遠いあなたの
背中に張り付いて 
帰ってこない のに


201号室の、窓から入る西日を受けながら
忘れて ....
ふいに
愛されてることに気がついた。
それは
いまにもきえいりそうに

ふわふわと
ぼくらのまえにあらわれ

ながれにおち

みずいろにひかりながら
ながされていったけれど

あのひ
だれにしられることもなく
ひ ....
まとはずれなあしおとに響く暗がりの笑いごえ
思い出そうのは3日前の出来事だけ
鮮明に繰り返す、記憶というフィルムのループ
ちぎれてゆく不必要なコマだけをはじきとばして
赤い羞恥の花を彩りよくそ ....
土砂降りの晴天のなか、駅を降りた少年は
まっすぐ立ち向かうべき仕事場を放棄した

夜はまだ長い。と、呟いた手のひらの生命
それでも、まだ電車は過ぎていくのだと、
かすかな罪悪感の中で、思い至 ....
きみは知らない
きみの昔が
わたしの中では 鮮やかに暮らしていて
きみの手を振るものが
ほんとうは
わたしではなく
きみであることを
わたしが悲しいのではなく
きみが悲しがっていること ....
私は待つ

私は待つ
憤りが雨に変わるのを
私は待つ
悲しみが雨に変わるのを
私は待つ
喜びが雨に変わるのを

私は待つ
待つことは罪か
希望さえ
空を仰ぐではないか

純 ....
つらつらとしたイントロダクション
へべれけとしたコンプリケイテッド
ながながとしたコミュニケイション
おうとつとしたエネモサティ


肩口がスリラーみたいにくゆれるので
僕はうざったがっ ....
散歩は好きだけど
用事を手早く済ますのは苦手
スーパーでも
ドラッグストアでも
人の二倍は時間がかかる
お化粧も
着替えも

普通の基準が年々上がって行って
今年はもうこれが普通
 ....
朝。

目が覚めると

それは無くなっていた。

非常におどろいた。

ありえないことなので

ありえないほどおどろいてみた。

昨日の夜には

・・・確かにあった。

 ....
老人を見ると枯れ木を思い出す
無駄なものは一切取り払われ、水を通すだけの老木だ
水を通す、それだけしか出来ない全く透明な存在だ
錯覚に過ぎないが
若者にはそう見える

若者を見ると泥の匂い ....
落っこちたのに
僕は生きていた
確かめるものはなく
暗い陥没点から深く
上空
光の一点を見つめていた

ねじれない空気
透き通る闇
すすけた壁
恐いのにただぼんやりしている

 ....
トキくんはバリヤーをつくった

トキくんはあたしのためにバリヤーをつくった

あたしがどんなに危険な目にあっても大丈夫ってバリヤーをつくった



トキくんがつくったバリヤーは ....
ワインなどは

まったくもってウラヤマシイ

寝ているだけで熟成していく

評価もあがる

でもって俺はというと

時間が経てば経つほど

酸味も増して 異臭も漂う

もう ....
透明な螺旋階段
仰ぎ見る

仄かに光る行灯は
不思議な色彩
見知らぬだれか

落ちる彗星
杖にして

螺鈿の
けむりなびかせて

貴女の思い出
香水に

今宵はどこへ参 ....
アルマジロな午後。
僕は転がる。


あるまじき僕は正午。
ごろごろとアルマジロと転がり、
ヒジキを食べている。

ヒジキはあるまじき美味しさで、
もぐもぐとアル ....
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に

側にいて欲しいが為に
側にいて欲しいが為に
その為だけに

ただその為だけに
誰かを欲 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ひとりの愉しみチアーヌ405/5/31 13:15
I am desperate月山一天405/5/31 12:55
言葉と肉体305/5/31 11:43
どおなつのあなブルース瀬戸...3*05/5/31 7:54
下がるヤギ2*05/5/31 1:45
過剰中毒[group]紫音1*05/5/31 1:17
2つの灯りantenn...105/5/31 1:09
COLOUR#GLAY043BLU...305/5/31 1:06
プール[group]ふるる5*05/5/31 0:36
ストレスの一言[group]ポンテク2*05/5/31 0:12
水中花043BLU...205/5/30 23:58
願いの一言[group]ポンテク1*05/5/30 23:46
いきるちえDolly105/5/30 23:34
メゾン 『ノワール』千月 話子34*05/5/30 23:34
そしたら 涙が 止まらなくなった。yuma1*05/5/30 23:29
ほたる草野大悟12*05/5/30 22:59
グラフィックデザートe R i2*05/5/30 22:19
匿名文化[group]チャオ1*05/5/30 20:56
私ではなくtonpek...5*05/5/30 20:26
こしごえ2*05/5/30 20:24
身を任せるayu-m005/5/30 19:41
普通の基準値チアーヌ605/5/30 19:26
あくまでココロのこと六弦1*05/5/30 17:35
枯れ木と泥成澤 和樹405/5/30 17:07
たどる石川和広9*05/5/30 17:06
トキくんのバリヤーMonk1305/5/30 16:16
ワインなど六弦3*05/5/30 16:15
カサブランカ薄紅0*05/5/30 15:11
「 アルマジロな午後。 」PULL.14*05/5/30 11:46
ただ[group]虹村 凌6*05/5/30 10:06

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