明日から
何を引き換えに
生きていけばいいのだろう

様々なものを犠牲にし
生かされてきた

辛さと引き換えに
生き

大事なものと引き換えに
生き

様々なものが糧になり
 ....
ペッソット
ペッソット


頬をつたいおちる
それはやむことなく


ペッソット
ペッソット


幾度となく繰り返される
バイオリン破壊劇


異国のひとはひと ....
みえない ことが
おおいから
きみの かんじたこと
わたしのこころにも
とどけてほしい
ないものねだりの
きみのそらの
てんきよほうさえ
ままならない

るいせきしてゆく
さまざ ....
探してるのに見つからない忘れ物。
何処にあるかは解ってる。
でも取りにいけずに―――

感傷に浸る私が嫌い。
泣き言を言う自分は最低。
暴言を吐く私はそれに輪をかけて酷い。
せめて後悔に ....
視界の端から端まで一本の透明な線を思い描いてみる

滑らかにゆっくりと

だれもその線からこっちには入ってこないでください
梅雨入り前の風は
しっとりと
雨の色を含んで
部屋に吹きいる
私はひとり
読みかけの本をそっと置き
その匂いをかぐ
君と辿ったいくつもの夜
ふたり描いた夢のかけら
せつなく胸を締めつ ....
時は過去へと流れゆく
時流と名付く川をゆく

やがて海へと辿り着き
穏やかな流れに変わる

その時に初めて 想い出と呼べば良い
想う
あなたのことを
祈る
想いが
通じることを
僕が
あなたに
できること
全て
やり遂げたから
後悔なんて
ないから
祈る
ただ
ひたすらに
祈る
一人きりで抱えるならば

ただの隠し事

他の誰かと分け合った時

それを秘密と呼ぶ
あの日以降の
私の組成

見返してやる…30%
忘れないで……30%
ありがとう……20%
不孝になあれ…20%
  
 
 
 
羽根




白い羽根の付いたペンを持って言葉を書き連ねていこう。

眩しい光の中で怯え自分の背中に生えた羽根で自分を覆い隠していた

誰しも飛び発とうとするときは不安だ
 ....
君は
僕に対して沸点が低い

僕に対して
だけ

判ってないと思ってた?
ちゃんと知ってるよ

紙一重だね
許されてるか
嫌われてるか

でも僕は頭がいいので

その意味 ....
ほらまた

溶けた

僕は君に対して

どぅやら融点が低いと思われる

触られるだけで
其処から溶け出していきそうな錯覚

笑った顔を見る度
中から溶けていきそうな錯覚

 ....
雨に隠れてキスをしよう

皆知らん振りして去ってくさ
突き抜ける灰色の列柱
空を絡めとる錯綜した架線
見下すように監視する漆黒の翼
世界は囚われ視界が捕らわれる
可視性のリアライズに反射する陽光
はためくトリコロールの布切れに
言葉は摩滅消耗 ....
窓越しに愛を囁いていた
この言葉はきっと風が運んでくれると信じて

手に触れるのはコンクリートの冷たさ
触れ続けて やっと
返ってくる温もり
それは 自分の暖かさ

この窓の外には
 ....
”どうせ善い事に繋がる訳無い”と

知って居たら哀しむ事も無かった

その代わり 悦ぶ事も無かったかもしれない


繋いだ手の温もりが

未だ 未だ此の掌に残ってるよ

私から切 ....
われわれは行く
海の道をつま先でなぞって
名も知らぬ船に乗って
われわれは行く
炎と水の間で
われわれの生は簡潔に揺さぶられる
誰も
海について本当のことを知らない

われわれは泳ぐ ....
 「さよなら」はお別れの言葉じゃなくて 次会うときまでのお預けの言葉なんだよ
 涙は恥ずかしい事なんかじゃなくて 素直な気持ちのかたまりなんだよ

 誰も居ない部屋 オレンジ色の夕日が差し込み
 ....
男は長い間カバンの中に住んでいたが
ある日旅をすることにした
もちろんカバンを忘れなかった
昼間は旅を続け
夜になるとカバンの中で寝た
朝起きると同じ場所にいることもあったし
誰かの手 ....
すとん
  すとん
    すとん
      雨
散発すると

すとん
  すとん


血が四散して
痛い

 残響が強い部屋に住んでいるので


  おとといのお ....
僕は走る
ガードフェンスの切り立った影は
どこまでも続く檻

家畜の番号札を付けて
僕は走り走る
人間の顔を失い、手足を忘れ去り
駆動する心臓
      ヒト科クルマ

僕は赤い ....
さて、世界の存立構造についても
恋のかがやきについても消息を尋ねなくなった不惑の手前
まだ父母になついていた時分のテレビに流れていた
スポンサーの懐具合がにじむテロップに感じていた寂寥を
暇な ....

降ル
晴レガ
見エナイ
雨傘ガ
無イ



笑う
あたし
泣けない
笑顔が
要る



 雨
 雨は止んだよ
 近づく
 晴れの音
 聞こえる? ....
 僕は誰よりもはやく
 今朝を発見したかった
 遮光された窓の外を
 僕の両足だけが駈けてゆく

(街と空は素顔で目覚め
 朝陽からは人々の匂いがします)
わたしは見る
羽の折れた飛行機が
回転しながら飛んでいくのを
人数分も無い
パラシュートが開かれぬまま
次々と脱出するのを
計算上は
緑豊かな森と
豊穣な大地と
献身的な住民たちとが ....
あなたを愛することがなければ

たぶん一生知らずに済んだこと

   
    せつないという言葉の重さ
   
    罪を背負って生きていく苦悩
   
    夜ごと幻影に抱か ....
雨音がショパンの調べに聴こえたら
もう頭が足になって
無軌道に駆けまわる

黒鍵の数だけ言葉を投げ出し
白鍵の数だけ吐息を飲み込む

あれは白じゃなくて乳白色なのかも

踊ってるのは ....
アマゾンの奥地で
まじない師に入れてもらった刺青は
どうやら
おれには読めない文字で書かれた
呪いの言葉だったらしい

最近
蜘蛛になる夢ばかり見るんだけど
どう思う?



 ....
青春留年生

青春っていつかわ卒業式を迎える
学校を入学してやがて卒業するように
いろんな想い出卒業証書に詰め込んで
大人になるために卒業するんだろうな
でも中にはできの悪い子もいたりして ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
余命ポンテク1*05/6/6 0:12
ペッソットMonk105/6/6 0:08
みかづきの うえで玉兎7*05/6/5 23:37
恋する心を捨ててきましたyuma405/6/5 23:37
テリトリー大覚アキラ205/6/5 23:08
雨の色快晴12*05/6/5 22:41
辞書 −思い出−あぶりだし2*05/6/5 22:05
祈り小倉 夢可005/6/5 22:01
辞書 −秘密ーあぶりだし2*05/6/5 22:01
組成uminek...4*05/6/5 21:50
羽根2*05/6/5 21:16
沸点105/6/5 21:09
融点205/6/5 21:09
雨 : 中間地点105/6/5 20:54
ガラスの都紫音2*05/6/5 20:29
一人の窓辺櫟 伽耶1*05/6/5 20:11
蝶番 灯105/6/5 19:27
船の名前岡部淳太郎3*05/6/5 17:51
puppetた〜005/6/5 15:22
旅の果てたもつ1605/6/5 11:21
黒田康之305/6/5 10:26
高速道路[group]こたろう105/6/5 9:04
視聴者は今吉岡孝次005/6/5 8:52
あおぞら、上手な呼吸法。細川ゆかり105/6/5 8:31
朝 (2005.6.5)和泉 輪13*05/6/5 7:59
飛行機黒川排除 (...205/6/5 3:32
吐露フォマルハウ...7*05/6/5 2:31
ショパンの調べに聴こえたら紫音1*05/6/5 2:23
蜘蛛になる大覚アキラ205/6/5 2:08
青春留年生ひで105/6/5 2:05

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