まっしろになった みらい といういしき

ここには あるべきものが ないんだ

どうしてだろう

しいられたことは やってるつもりさ



いまこのへやにある

べんりなかぐは ....
梅雨入り後初めて晴れ間が見えて
その夜私は幸せな夢を見ていた
青いアジサイ
山の斜面のそこここに
私は白いアジサイを探した
あの鳥の翼のように真っ白で
ほんの少し灰色がかったアジサイを ....
3弦押さえて 何も生まれ無い
封鎖された水槽に響くイルカの喘ぎ声とまるで同じ


なあなあポテトチップスな、砕けへんねんでうそつ
けーやお前小便でるとこびちょびちょや
んけだっ

 ....
メキシコ国境近くのカフェは真夜中
フラミンゴ・ピンクのヒールを両手にぶら下げた女が
土砂降りの雨の中で古いジャズをくちずさんでいる
おれの瞳孔には血まみれの母の姿が焼き付いて消えやしない
雨は ....
栄養ドリンクを飲んだあとの生温かいオシッコみたいな
殺人的な蛍光イエローのイカしたサングラスをかけて
ブーツの踵を高らかに鳴らしながら
ワルシャワの街をあてもなくほっつき歩いてみたい

ワル ....
「絶望を{ルビ殺=アヤ}めてください」

広く遠い
わたしの果てで
またたく星が連なって
高く深い
ゆらいだ空に 光射しこむ。

逢いましょう
契る想いは風に乗せて
あなたの流れへ ....
札幌という街に何度か足を運んだことがある
スマートで、ざわついていて
そして自負の感じられる街

札幌に住んでいるわけではないので
本当のことはよくわからないのだけど
(札幌の次は東京)
 ....
 寝息の聞こえるドア
 金具は錆び
 閉まり続ける
 中には
 黒顔のシャーマン
 人里を離れ
 壁と向き合い
 人を忘れる

夢を見た
姉が形をなくし
虎になり人に喰らいつく
 ....
目覚めると昼
時計はない
窓を開けると海
ただいま部屋ごと漂流中

はぐれたおかげで
今日も日差しが暖かい
雨の心配はないから
とりあえず歌う

たまに我が家が見えるけど
そこは ....
てらいを見せつけるシルクキャミソールは誕生日プレゼントに
おそらく僕以外の本命からいたく受け取ったものなのだろう


テスターは無限だ


恥じらいを持ってして当たり前のよう ....
黙秘権があるぞ

知り合いの有名人が逮捕されたぞ

ただいまもおかえりもありがとうも

黙秘してやるぞ

洗顔石鹸の横顔がまみれている

遂に逐一さっぱりするぞ

照りつけるっ ....
ラスターカラーの猫が居た
あれさ あれさ 赤に黄色に緑のね
ラスターカラーの猫が居た

パステルカラーの犬が居た
あれさ あれさ エメラルドグリーンやうす桃色のね
パステルカラーの犬が居た ....
じっとしているかかしさん。

かんがえごとをしていると

だれかがいっていたけれど

それじゃしごとにならないと

ほんにんだっておもっている。



じっとしているかかしさん ....
時空ポケットに落ち込んで
遠い幻に踊るピエロ

忘れられた虚ろな世界に
たった一人 何を追う
たった一人 誰を待つ

情けないのは重々承知
だっだら
そろそろ戻っておいで

いつ ....
あなたが悪戯な口笛のように
夏の庭に撒水するので
わたしの虹は劇的な哲学となりました
これはわたしらの恋の底なのでしょうか

あ、また 
香水瓶のなかに夕立の雲を閉じ込めましたね
こ ....
第3希望の欄だけ満たされた紙屑なんてなんて
指紋が踊る鉄棒の陰を砂場で砂場の一丁前な活火山を利用して
歪ませる程度の罪悪感でそして土踏まずで凹ませるそうするともれなく
亀の日

四面体の ....
手をつないで
蛍を見に行ったのだけど

あまりにも きみどりの光が舞うから
僕は天地を失いそうになって

繋いだ手を
ぎゅっと握ったのです

そうすると
君もぎゅっと握ってきたので ....
一日に一回
空は夕焼けに染まる。
晴れていたなら、だけど。もちろん。

夕暮れてゆく世界は私の手の中にあって
私は一杯のコーヒーを飲み干すみたいに
簡単に
それを飲み干す。

でも確 ....
巻き貝がひとつ

ポケットに
巻き貝がひとつ

貝殻は
ただ 黙り込んで
ポケットの中

あの時の海も
その時の海も
もう 何も語らず

ただ 黙り込んで
ポケットから 取 ....
ときはなして
はしってゆく そら

うでをおおきくひろげて
とけこんでゆく
ほしぼしの そら

もう なにもいらない
すべてのかなたに

ひとつだけ
やさしいやくそくを
く ....
今朝
彼女はブランマンジェ
ねぼけまなこ ねがえりのような相づち
ひばりの上昇にのっかって ざわついている私の毛穴
素肌は 夏の掛けぶとんにくるまれた甘味
横たわる小柄な肢体は きっと
や ....
いつも一緒にいたら
息苦しくて
わたしは死んでしまうわ。

少し足りなくても構わない。
幸せはいつだって
不思議なバランスで保たれている。
むねにすんでる
やわらかくて
せつないもの
いつでも
せんめいに
さいせいできる

いっしょにすごした
さいごのなつの
はなびも
あか、あお
ぱち、ぱち
さらり、さらり
 ....
「強くならなくてもいい。ただ、人を思っているだけでいい。」

弱い僕に、ある人はそう言いました。

弱くて泣いてる自分が、とても情けなくて、そんな自分に、また泣いてる僕がいた。

君は ....
白い天上に、僕らは何をうつすの?

明日を描き、夢へと羽ばたくための、空を描いている。

白い天上が、青い色に変わって、白い雲がかかって、僕らは夢へと飛び立つ。

暗い黒をぬうって、黄色い ....
あてもなくふらつく夜の地下道
家の無い汚れた列が うようよと 笑ってる
バケツに入った配給の{ルビ雑炊=ぞうすい}を待ちわびて

地上への階段を登る
雨に濡れた新宿ミロードの傾斜を
危う ....
一番大切なものなんて分からないけど、
一番したいことなんて分からないけど、
一番残しておきたいことなんて分からないけど、
一番幸せにしたい相手なんてわからないけど・・・・。

一番なんて分か ....
言う男 の 言う が
ぷかぷかと空に浮かんで
言う の 雲になり
言う の 雨を降らせる
言う男 は 言う の雨にうたれながら
言わない
言う男 の 言わない は
地面にこぼれて ....
自転車のペダル踏み、学校を出てすぐに
いつもの、知らないおじさんに携帯で写真を撮られる
足下には、夕焼けが落ちてきて
ああ
影がもしもこのままなくなれば
世界は終わるのではないかと
思いな ....
疲れ果てた僕の体の中には

変なうじむしが湧いていました

僕の心をかきむしり

むしゃむしゃと食べ尽くそうとしているようです

だんだん心が痛くなって

保健室に駆け込みました
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
幻覚未遂蝶番 灯005/6/14 20:34
白いアジサイ魚骨堂005/6/14 19:47
せいむ喫煙変拍子105/6/14 18:19
メキシコ大覚アキラ205/6/14 16:04
ワルシャワ2*05/6/14 13:40
アヤメウタこしごえ4*05/6/14 12:11
夕暮れメガロポリスuminek...4*05/6/14 5:47
りょう205/6/14 1:57
断絶105/6/14 1:57
ヘルメイカースルメイカーayu-m205/6/14 1:49
チャウチャウの青い舌腹005/6/14 1:48
ラスターカラーキャット105/6/14 1:47
かかしのじゅなんブルース瀬戸...3*05/6/14 1:39
ピエロの寄り道フォマルハウ...4*05/6/14 0:31
眩暈藤原 実605/6/14 0:22
亀の日喫煙変拍子105/6/14 0:07
ほたる・樗谿(おおちだに)[group]たりぽん(大...11*05/6/13 23:32
PRESS ENTER■佐々宝砂11*05/6/13 22:35
ポケットにこむ105/6/13 22:29
できることなら1*05/6/13 22:24
朝のブランマンジェたちばなまこ...2*05/6/13 22:23
バランスyuma1*05/6/13 22:16
おもいでぼし玉兎10*05/6/13 21:44
強くならなくてもいいよ。天使1*05/6/13 20:38
白い壁にうつすゆめ。005/6/13 20:29
心ノ種服部 剛6*05/6/13 20:28
一番じゃなく、二番じゃなく、君は君。天使005/6/13 20:23
言う男たもつ905/6/13 17:49
パプリカみい1705/6/13 17:20
うじむしマイマイ205/6/13 15:41

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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